新型となる60プリウスオーナーで、タイヤやホイール交換を考えている人は少なくないでしょう。
今回は、備忘録がてら走行性能の向上を目的にタイヤ交換したくなったというお話です。
マイカーのカスタマイズ方針
60プリウスは月販で1万台近く売れているので、街中でも見かける機会が増えてきましたね!
そうなると少しでも差別化したくなるのが人情です(笑)
とはいえ車のカスタマイズの世界は、とても奥が深い。
ビジュアル重視でローダウンやエアロを付けたり、走り重視ならストリート仕様やスポーツ走行に特化したりと好みも程度も人それぞれ。
引用:https://www.trdparts.jp/product/new_prius/
個人的に今のプリウスはノーマルで十分ビジュアルに満足しているので、カスタマイズは走行性能の追求がメインとなります。
とはいえ私はノーマルの味を変えてしまう様なカスタマイズは考えていません。
(トルクアップのガナドールマフラーは少し気になりますが...)
カスタマイズの定番であるローダウンは姿勢の安定が期待出来ますが、デメリットとしてキャンバー角が付きます。
コーナーリングのメリットはありますが、あくまで対象は通勤の車です。
トーションビームならともかく、プリウスはダブルウィッシュボーンのため調整が難しく厳密にはタイヤの接地性が悪化することが予想されます。
まあローダウンは、ほとんどビジュアル目的でしょうね~
ということで、まずは無難なタイヤ交換から検討することにしました。
なぜタイヤ交換なのか?
プリウスの19インチ純正装着タイヤは、ブルーアースGTとエコピアの2種類で生産ラインではランダム装着です。
このタイヤガチャで、私が引いたのはエコピアでした(泣)
しかし、ブルーアースGTとエコピアは、どう考えてもタイヤの性格が違う気がしてなりません。
私の解釈ではエコピアは純粋なエコタイヤ、ブルーアースGTはエコ性能を兼ね備えたコンフォートタイヤという認識です。
動的質感で個人的に高く評価している2代目レヴォーグの純正タイヤは、ブルーアースGTでした。
私の場合、過去の経験上エコピアはいただけません!
エコピアは過去に購入したカローラスポーツにも装着されていましたが、気に入らず4000㎞でタイヤ交換に踏み切っています。
新型プリウス+ブルーアーズGTは短時間のディーラー試乗しか経験がありませんが、快適さの観点ではエコピアの方が好ましいと思います。
しかし!ワインディングに差し掛かると簡単にタイヤが鳴きます(笑)
スポーツ走行ならともかく、まさか一般道の速度レンジでスキール音を出してしまうとは...
また、コーナリング時の踏ん張りが物足りず、若干のたわみも意識させられることがあります。
ずっとミシュランタイヤを履いてきたせいものあり、このタイヤのウエット路面での接地性にも不安があります。
新型プリウスのフロント周りは非常に高い剛性を持っているだけに、タイヤがスポイルしている印象ですね~
メーカーが実走テストを重ねた結果の選定なのは重々承知していますし、プリウスとして燃費も無視できないのはわかります。
しかし、燃費より走りに方向転換した新型プリウスに、このチョイスは少し疑問が残ります。
そして普段使いにおいても気になる点があります。
普通にカーブを旋回する分には問題ありませんが、交差点など直角に曲がったときなどに安定感に欠けるというか揺り返しのような落ち着かない挙動を見せることがあるのです。
このあたりは、今回採用された特殊なタイヤサイズも起因している気がしますね~
このエコピアと195という細いタイヤ幅との相乗効果で、純正装着タイヤに不満が募っていました。
おっと!「お前はプリウスに何を求めているんだ?」というのは無しですよ(笑)
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やはり乏しい19インチタイヤの選択肢
新型プリウスは、195という細いタイヤサイズに19インチで6.5Jという幅の狭いホイールの組み合わせ。
サイズはともかく純正ホイールのデザインは個人的にお気に入りです。
この特殊なタイヤサイズですが、単に消耗による交換なら純正タイヤと性格が近いコンフォート/エコタイヤということになり、わずかながら選択肢があります。
ブリヂストン エコピア
ダンロップ エナセーブ
ダンロップ ビューロ
ヨコハマ アドバンdB
トーヨー プロクセスコンフォート
純正採用されているブルーアースGTが、製品化されていないのが謎です。
オロジック理論にもとづいた195サイズは、確かに一般公道を走る分には問題ないでしょう。
しかし、たまにスポーツドライビングも楽しもうとすると195のタイヤ幅ではコーナリングが心許なくタイヤサイズも変更したいところです。
ですが6.5Jという細い純正ホイールでは、タイヤサイズの選択肢が全く無し!!
外径の変化を抑えられる215/45R19が理想ですが、残念ながらこのタイヤサイズはどこも製品化されていません
つまり純正ホイールでは、タイヤサイズを変更できず走行性能の向上を目的にしたタイヤ交換が難しいのが現状です。
せいぜい純正サイズでアドバンdBやビューロに履き変えるくらいでしょうか?
...ということでタイヤ選択の幅を広げるために、ホイールも交換する流れとなりました。
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とっても悩ましい新型プリウスのタイヤ/ホイールサイズ
純正の19インチサイズは見た目の迫力があるものの、とにかく重いので走行性能では足を引っ張ります。
かといって純正の脚周りは重い19インチのバネ下重量で設定されているので、軽さを追及して一気に17インチにすると安定感が損なわれます。
19インチと17インチの車体の仕様については下記の記事でまとめています。
この接地面積の違いと2インチの重量差は無視できません。
(この辺りの事情がわかっていれば、注文時にメーカーオプションのインチダウンをチョイスしたのですが...)
そこで妥協して、18インチへインチダウンを検討してみることにしました。
普通ならビジュアル重視で19インチ、もしくは20インチへインチアップするのが定番なので、真逆の方向ですね(笑)
今回は「見た目」を犠牲にして「走り」を重視します。
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通販ショップのタイヤセットのサイズは微妙だった
早速タイヤ量販店や楽天など通販サイトをチェックしてみると、すでに60プリウス用に18インチタイヤセットが売り出されていました。
しかし市販の18インチホイールは、ホイール幅は7.5J以上、インセット45~48がほとんど。
計算してみると、これだと純正ホイールに比べてタイヤハウス内側に20mm以上も張り出すことになります。
写真は純正ホイール&タイヤでハンドルを目いっぱい切った状態です。
ポン付けで市販ホイールを導入するとちょっと余裕がありませんね...
そして通販サイトのタイヤサイズは215/50R18となっていましたが、これは純正タイヤに比べて外径が6mm以上も小さくなります。
幅が広がっているので接地面積はカバーされますが、難しいところです。
どこまで許容するかは人それぞれですが、私は外径の誤差は5㎜以下を基準にします。
その結果 今回は225/50R18のタイヤサイズを試してみることにしました。
タイヤ幅が限界ギリギリになりますが、これなら純正サイズとの外径の差は4.6mm、メータ誤差はわずか0.68%に収まります。
インチダウンしても扁平率は同じ50となりましたが、タイヤ幅が広がったのでやはりタイヤは分厚く見えるでしょうね~
ホントは扁平率を下げたいところですが、適合サイズやタイヤのラインナップで選択肢がありません。
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新型プリウス タイヤ交換を検討することにしました まとめ
新型となる60プリウスの純正ホイールや純正タイヤの交換事情をつづってみましたが、いかがだったでしょうか?
今度のプリウスは、そのスタイルからビジュアル重視のオーナーさんが増えそうな気がします。
今まで以上にローダウンやインチアップが流行りそうですね~
しかし、ひねくれている私は純正の脚周りにこだわりつつインチダウンを試してみることにしました。
なので、ほとんどのオーナーさんには響かない内容でしょうね~(笑)
やはりBRZやスイフトスポーツに乗ってしまうと、通勤がメインのプリウスにも走る楽しさを追求したくなっちゃいました。
もしブルーアースGTを引き当てていれば、また違ったアプローチになっていたかもしれません。
次は18インチのホイールとタイヤの選定について、まとめていきますね!
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