新型プリウスで迷う要素にタイヤサイズがありますね。
今回は19インチモデルと17インチモデルの仕様の違いについてまとめてみました。
新型プリウス 19インチの採用理由は?
今度の新型60プリウスは、「カッコよさ」と「走り」を追求して開発されました。
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
スポーツカーを思わせるプロポーションはもちろん、2.0Lモデルで採用された19インチの大径ホイールもカッコよさに大きく貢献しています。
ミドルサイズ以上のSUVやスポーツカーならまだしも、庶民の車?であるプリウスに19インチ採用はさずがに驚かされました。
ではなぜ19インチなのか?
いろいろ開発スタッフのコメントをチェックしたところ、その理由はなんと「カッコいいから」(笑)
そもそも重い19インチを履きこなすには、相応の車格や造りが求められます。
いくらオロジック理論を持ち出そうが、やはり19インチだと燃費はもちろん走行性能的にもマイナスでビジュアル重視なのは明白です(笑)
燃費を犠牲にして見た目のカッコよさで採用されたのが、この19インチ大径ホイールでした。
でもこのチョイス、私を含めかなりの人が心を揺さぶられたのは間違いありません。
より個性を打ち出すためのこの判断、過去のトヨタでは考えられなかったでしょうね~
スポンサードリンク
19インチと17インチの仕様の違いは?
2.0Lモデルは19インチ、1.8Lモデルは17インチが標準装着タイヤとなっています。
ホイール幅:6.5J
インセット:40
ホイール幅:6.5J
インセット:40
2.0Lモデルはメーカーオプションで17インチのスチールホイールへインチダウン(-112,200円)が選択できます。
スチールホイールを冬タイヤ用にして、モデリスタの17インチをチョイスするオーナーさんもいらしゃいますね。
17インチはダイレクト感よりも軽快感を優先しているそうで、確かに運転してみるとステアリングフィールが2.0Lに比べて軽く感じられました。
スタッドレスタイヤの購入で17インチの1.8Lモデルはいいとして、2.0Lモデルの場合はインチダウンを検討されているオーナーさんも多いはず。
|
通販サイトではスタッドレスタイヤセットとして、17インチ仕様と同じ195/60R17になっています。
ここでふと19インチとタイヤの外径を比べてみると...
195/60R17 665mm
195/50R19 677mm
てっきり同じと思っていたら、なんと12㎜もタイヤ外径が違いました。
路面の接地面積も異なり、速度や距離などメーター数値にも少なからず影響が出てくると思われます。
まあこの程度でも車検時の誤差許容範囲ですが、基本は外径が同じであることが理想のためお店によってはおススメしないでしょうね。
さらに19インチと17インチの気になる仕様の違いも調べてみました。
(内容はディーラーのスタッフさんに教えていただいたものです)
・ハンドルの切れ角(17インチ:5.3m/19インチ:5.4m)
・フロントスタビライザーの直径(19インチ>17インチ)
・リアスタビライザーの有無(19インチのみ)
・ショックアブソーバーの減衰力(バネ下荷重による違い)
意外にもこんなに仕様が異なるんですね~
接地性に大きくかかわる減衰力やスタビライザーの違いは、インチアップやインチダウンで影響を受けることになります。
19インチ仕様に17インチを履かせると、バネ下重量が軽くなるので落ち着きがなくなることが予想されます。
様々な車の情報を発信されているWONDERFUL CAR LIFEさんが指摘されていることも納得がいきます。
逆に17インチ仕様に19インチを履かせると、乗り心地が悪化するだけでなく、ハンドルの切れ角が大きいのでホイールハウス内で干渉する恐れもあります。
ということで19インチ仕様で冬タイヤを17インチにインチダウンしたときは、操縦安定性には目をつぶる必要がありそうです...
ちなみにリアが重くなるE-Fourは、FFとサスペンション設定が異なるそうです。
なかなか奥が深い仕様となっていました。
スポンサードリンク
新型プリウス 19インチと17インチの仕様の違いは? まとめ
新型プリウスの19インチと17インチの仕様について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
19インチの採用は、新型プリウスが燃費をはじめ実用車から決別したことを象徴しているともいえますね~
2インチも小さい17インチと比べるとバネ下重量の差が大きく、脚周りの仕様が分けられるのは仕方ありません。
カローラスポーツもグレード内で2インチサイズが違うため仕様が若干異なっています。
(こちらは最小回転半径が0.2mも違う)
ということで、純正の脚周りでインチダウンやインチアップは、外径も変わり操縦安定性が犠牲になるというお話でした。
そもそもバランス的にタイヤサイズの変更は外径を一緒にするのが大前提です。
特にメーカーオプションのインチダウンを選択して冬用ホイールにまわし、ノーマルタイヤをインチアップしようとしている人は要注意です。
これから新型プリウスを検討される人は、この辺りの事情も考慮してくださいね。
個人的に見た目重視なら断然19インチ、走行性能重視ならメーカーオプションで17インチへインチダウン、経済性重視なら1.8L(U/X)だと思います。
また、市販のホイールは純正ホイールに比べてホイール幅やインセットが大きくなっています。
ディーラーに下取りしたらもったいない!!
あなたの愛車、走行距離が
たとえ10万キロや20万キロであろうと、
値段がつかないとあきらめてはいけません。ディーラーで下取りは絶対損です。
クルマ一括査定サイトを利用して
手っ取り早く一番高く買い取ってくれる
買取業者を見つけてください!!最大10社の大手買取会社が、
競って値段をつけてくれますよ私も23万キロも走行した愛車を
30万で買い取ってもらいました!!!ディーラーで下取り価格が20万円だった車が
買取業者が70万円で
買い取られることもあります。