新しく相棒となった新型プリウスは、ハイピッチで走行距離が伸びています。
今回はオーナーとして毎日触れて実感したお気に入りポイントをまとめてみました。
ステアリングフィールがすばらしい
国産車に試乗すると、個人的にかなりの確率でステアリングフィールが残念ポイントになります。
運転している手ごたえが乏しい操舵感や、カサカサして滑りやすそうな手触りが多い印象。
個人的には、トヨタのGR SPORTモデルであっても例外ではありません。
その点、輸入車では高確率でステアリングフィールが好印象なモデルが多い気がします...
しかし!!
新型プリウスのステアリングフィールは、いい意味で期待を裏切ってくれました。
ステアリングにかかる反力や操舵感が心地よく、そしてステアリングを包む合成皮革が手になじみます。
残念ながら電動パワーステアリングは個人的に高く評価しているレヴォーグやシビックで採用されている2ピニオンではなく、JTEKT製コラムアシストですが十分健闘している味付けだと思います。
操舵感は縦方向にグリップが効く特殊なタイヤサイズが貢献しているのかもしれませんね。
新型となる60プリウスは、数あるトヨタ車の中でもステアリング径がコンパクトな部類でこれも個人的には好印象。
スポーツドライビングにおいてステアリング剛性の高さが実感でき、かなり満足のいく出来でした。
あえて不満点を挙げるとすれば、bZ4Xと同じこのデザイン。
新鮮味はあるものの、分厚く重々しさを感じさせる点ですね~
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BRZやスイフトスポーツから乗り換えても満足の走行性能
トヨタのハイブリッド車(THS-Ⅱ)には長く付き合ってきたこともあり、私の中で「こういうものだ」とすっかりイメージが出来上がっていました。
しかし2.0Lハイブリッドを採用した新型60プリウスは、発進加速や中間加速のレスポンスが別物といっていい出来栄えに!
ホンダのe:HEVのような官能的な演出こそありませんが、アクセル操作に対する加速のダイレクト感が劇的に向上しています。
エンジンのうなりとリンクしないのは仕方がないとしても、ちゃんと速度がのってくれればヨシ!
2.4LのBRZや軽量ターボエンジンのスイフトスポーツに慣れている身体でも、この加速なら不満はありません。
そしてステアリングフィールと相まってコーナリングも楽しい車となっていました。
車体剛性が高いのでコーナリングで一体感があり、今回のモデルチェンジで全長やホイールベースが延長されましたが、リアが遅れてついてくる印象は皆無。
そして曲げ剛性が引き上げられたため、ステアリングの切り始めのヨレもなくダイレクト感があります。
特にE-Fourはコーナリング中の4輪制御のおかげで、FFベースとは思ないニュートラルな動きが面白く、コーナー立ち上がり時に生み出されるリアのトラクションも心地いい~。
メガーヌR.S.で感じたようなちょっとした4WSっぽい感覚が味わえますね。
前後駆動配分は最大で2:8となっています。
FFモデルとじっくり乗り比べてたわけではありませんが、リアモーターがもたらすトラクションは発進やコーナリングで想像以上に効果があります。
新型プリウスの開発スタッフは、見た目にふさわしい走行性能を目指したそうですが、歴代プリウスとはもう別物であり、これは「グッジョブ」と称えたい!。
プリウスという名前を忘れて評価しても、差動ギヤ構造のハイブリッドで運転を楽しめる車に仕上がっています。
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現時点でトップクラスのADAS性能
トヨタのADAS(先進運転システム)であるトヨタセーフティセンスは、進化を重ねてきましたが新型プリウスには最新技術が投入されました。
下の記事で取り上げたように車線中央維持機能のレーントレーシングアシストが非常に優秀!
カーブのトレース性能が大幅にアップしています。
ときおりドライバーによる操作だとフットブレーキなしでは難しい減速も見せてくれます。
(私はBレンジも多用していますが...)
これらはあくまで運転の補助デバイスですが、安心と快適を両立し長距離ドライブも全く苦になりません。
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新型プリウス 7000km走って実感したお気に入りポイント! まとめ
新型プリウスを乗り始めて感じたお気に入りポイントを挙げてみましたが、いかがだったでしょうか?
燃費第一主義から大きく方向転換した新型プリウスは、実用車として乗ってきた人には不満でしょうけど私のような車好きにとっては歓迎できるモデルチェンジでした。
カローラシリーズの中でも走りに特化したカローラスポーツにも乗っていましたが、明らかに進化しているのがよく実感出来ます。
ハイブリッド車のラインナップが増えたことで、プリウスに課せられたニーズが分散できたことが大きいですね。
完全に生活四駆から脱却しているので、雪国オーナーでなくとも積極的におススメしたいところ。
官能性についてはどれだけがんばっても純エンジン車にはかないませんが、スタイル/走行性能/燃費とこれだけ欲張ったモデルは、そうそうありません。
新型の60プリウスは、「走るほどにだんだん惚れこんでいく...」そんな車でした。
べた褒め状態ですが、今の自分には総合力で満足度が高いモデルであることは間違いありません。
これからも引き続きチェックしていきますね!
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