ミシュラン プライマシー4(Primacy 4)でカローラスポーツの走りに変化が!!

新型カローラスポーツに純正装着されていたブリヂストンのエコピアをミシュランのプライマシー4(Primacy 4 )に交換してみました。
まだ発売されて間もないプライマシー4(Primacy 4)なのでインプレッション?というかタイヤ交換の経緯をまとめてみました。

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カローラスポーツのGグレードの純正装着タイヤ

2018年7月にカローラスポーツが納車されました。

進化したハイブリッドシステムと優れたダンパーや最新プラットフォームのおかげで、低燃費で抜群の乗り心地を実現していました。
以前の車はプリウスだったので、余計にカローラスポーツの走行性能の高さを実感できます。

そのカローラスポーツの唯一の不満がタイヤでした。

トップグレードのGZは18インチなのに対して、私が選んだ中間グレードのGは16インチが装着されています。
年間4万キロ近く走行する自分の場合、18インチのGZはちょっと敬遠したくなります。

このGグレードに純正装着されていたタイヤは、ブリヂストンのエコピアで、サイズは205/55R16です。

このタイヤですが街乗りでは走行ノイズも少なく静かで滑るような乗り心地と燃費を良さを提供してくれます。

さすが転がり抵抗を極限まで抑えたエコタイヤだけのことはあります。

しかし!!路面に対してステアリングの手ごたえが希薄なことに加えワインディングロードでの挙動に問題がありました。

タウンスピードなら問題ありませんが、中~高速の速度域になるとステアリングの感触が軽すぎて頼りなくフワフワ感がつきまといます。

やはりタイヤの剛性(特に横方向)が低いことが起因しているのかもしれません。

またヘアピンカーブはもちろん、ちょっとRがきついカーブでも簡単にスキール音が発生します。

空気圧を高めに設定しているならともかく、現状は納車して間もないので規定値に設定しているのでどうにもなりません。
特に下りのワインディングロードは、かなりデリケートな扱いを強いられます。

「55タイヤで何いってんの?」と思われるかもしれませんが、このエコピアは他のタイヤと比較しても顕著な差がありました。

これらはすべて燃費と引き換えにエコタイヤのデメリットであることは十分承知していますが、運転を楽しむタイヤではないことは確かです。

ただでさえハイブリッド車はドライビングプレジャーに乏しいのに、このタイヤでさらにスポイルしてしまっているのです。

某自動車雑誌でも酷評されていましたね(笑)

こうしてエンジンはともかく優れたシャシーを生かし切れていないのが勿体なく思い、7000kmでタイヤ交換に踏み切りました。

ちなみにエコピアは身内が所有するリーフに引き取られていきました。リーフは街中専用車なので適材適所です(笑)

なぜプライマシー4(Primacy 4)を選んだのか?

車選びはいろいろな事情(一番はお金ですが...)で妥協したところがありましたので、タイヤ選びは妥協したくありませんでした。

以前は単純に大メーカーで開発費が潤沢なブリヂストンなら間違いないと思っていたのですが、ネットの口コミやショップのスタッフなどの意見をきくと一概にはいえないようです。
自分の中ではスタッドレスタイヤならヨコハマかブリヂストンと決めているのですが、サマータイヤだと様々な見解があり迷いますね~

そこで今回は以前から気になっていたミシュランを選択することにしました。
というのもミシュランは自分がよく考え方を参考にさせてもらっている國政さんも認めているメーカーなので安心かと...

(そういえば発泡ウレタンって最近でも流行っているだろうか?)

ミシュランからちょうどパイロットプライマシー4(Primacy 4)が新しく発売されましたのでチョイスしてみました。

このタイヤはミシュランの位置付けではプレミアムコンフォートタイヤとして2018年に発売されたばかりの製品です。

週末にしか乗らないならパイロットスポーツもアリですが、毎日通勤で乗るのでコンフォートタイヤです。
プライマシー4 Primacy 4 評価
購入したものは並行輸入品でした(汗)
燃費のラベリングがCになっていますが、日本のラベリングだとAに相当します。非常に紛らわしいです。

プライマシー4(Primacy 4)は高速移動の多い欧州車にも採用されており旧製品となるプライマシー3に比べてウエットのブレーキ性能が向上とのこと。
天候に関係なく毎日長距離を走行する自分には心強いことです。

プライマシー4(Primacy 4)のインプレッション

基本的に新品同様の純正装着タイヤであるエコピアとの比較でのインプレッションとなります。

操縦安定性は?


ステアリングを通じての手ごたえが希薄だったエコピアと違って、タイヤの剛性を感じるようになりステアリングの妙な軽さも抑えられました!
..というか本来ならコレが普通なんでしょうね(笑)

直進安定性も抜群です。

エコピアからの交換ですのでタイヤの転がり抵抗がアップしているわけですが、走行抵抗が増えたという印象はあまりありません。

静粛性は?


ロードノイズはエコピアとほとんど同じレベルでした。

パターンノイズも気になりません。

このプレミアムコンフォートタイヤというカテゴリーだとブリヂストンのレグノが有名ですが、おそらく静粛性ではプライマシー4(Primacy 4)は1~2ランク下でしょうね。これがミシュランで最も静かなタイヤになることを考えると少し物足りないかもしれません。

しかし、もともと遮音が行き届いているカローラスポーツでは、これでも十分快適なレベルです。

燃費の変化は?

ついワインディングロードを走りこんでしまったのでもっとサンプリングデータを貯めてからと思っていたのですが、現時点でエコピアより1.5~2km/Lほど悪化しました。

カローラスポーツのハイブリッド車として25~26km/Lというところです。

雨の走行では?

ワイパーを連続作動させないと視界に影響を及ぼすような雨の中を走行しましたが、ドライ路面とそん色のない接地感があります。

交換直後とはいえ、雨天での走行性能の高さを売りにしているだけのことはあり、まるで安心感が違います。
この雨天での接地感の高さだけでも、このタイヤを選ぶ価値があるかも?

今後、走行を重ねてもこの印象が維持できるか見守っていきたいと思います。

ワインディングロードを走ってみた


いつものコースで試してみたところ思わず笑みを浮かべてしまいました(笑)
ポテンザやパイロットスポーツにはもちろんグリップで及びませんが、十分スポーツドライビングを楽しめるレベルのグリップは確保されています。ワインディングロードの運転が楽しいです。

カーブの進入速度はエコピアから軽く10km/h以上アップしてまだ余裕がありました。

サイドウォールが柔らかいせいか、粘り強さを感じステアリングを切った分はとことん曲がろうとします。(う~む、表現が難しい...)

もはや一般道でスキール音を鳴らすことは自分の運転スキルでは無理です(笑)

これならコンフォートタイヤながらショートサーキットでも少しは楽しめそうです。

2018/12/22追記 ジムカーナやショートサーキットでも問題ありませんでした。オールラウンドタイヤですね~
カローラスポーツ タイヤ交換

カローラスポーツ タイヤ交換

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ミシュラン プライマシー4(Primacy 4)でカローラスポーツの走りに変化が!! まとめ

純正装着されていたエコピアは、カローラスポーツの開発において十分テストを繰り返した結果だと思います。

ただ、この選択はカローラスポーツを街乗り主体のエコカーという側面を重視した感があります。
これはこれでぴったりというドライバーもいらっしゃるでしょう。

しかし出来ればそういうのはプリウスに任せて、カローラスポーツなら運転を楽しめるタイヤを選択してほしかったところです。

とにかく今回のタイヤ交換で走行フィールと運動性能が向上し、ますますカローラスポーツが気に入りました!
タイヤは大きな買い物なので失敗したときはへこみますが、今回のプライマシー4(Primacy 4)はカローラスポーツの良さを引きだしてくれました!

今回は燃費よりも走行性能を重視した選択になりましたが、もともとハイブリッドカーなので少々の燃費の落ち込みでも気になりませんし運転が楽しくなったことの方がはるかに嬉しいです。

カローラスポーツでエントリーグレードのGX、もしくは中間グレードのGのオーナーでドライブ好きの方は、タイヤ交換してみることを強くおススメします!

 

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