欧州仕様のカローラシリーズはボディーカラーや装備がとっても充実!

欧州仕様のカローラスポーツ

トヨタの世界戦略車であるカローラですが、新型モデルが日本や北米、中国、欧州に展開されています。
今回は欧州仕様のカローラから日本仕様では見られないボディーカラーや装備について紹介していきますね。

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欧州仕様のカローラシリーズのボディーカラー

欧州仕様のカローラ
引用:https://www.toyota.fr/

今回の新型カローラシリーズでも仕向け地によってボディーカラーのラインナップを変えてきています。

日本仕様のカローラ(カローラスポーツ)では9色のモノトーンカラーと3色のツートンカラーが用意されています。
カローラスポーツのカラーラインナップ
引用:https://toyota.jp/corollasport/

カローラスポーツはホワイトパールがテーマカラーになっているようですね。
あくまで個人的な印象ですが、シアンメタリックやオキサイドブロンズメタリックはかなり趣味に走ったカラーで万人受けとは言い難く、選択肢はあるようで意外に限られていると思います。(偏見ですみません)
トヨタは日本ではカローラを若い人に乗ってもらいたいようですがポップな色が好まれると判断したのでしょうか?
実物を見てもらえばわかるのですが、シアンメタリックは確かに斬新ですがホワイト系とは逆で実際よりコンパクトに見えてしまうんですけどね~

それに対して欧州で販売されているカローラシリーズはモノトーンカラーで11色
欧州カローラのモノトーン

ツートンカラーで5色が用意されています。(GR SPORTを含む)
欧州カローラのツートーン

2020年1月に登場したGR SPORTもモノトーン8色、ツートーン4色から選択できます。
カローラGR SPORTのカラー
引用:https://www.toyota-europe.com/

カラーの選択肢で日本仕様を圧倒しています。
また、日本仕様に対して欧州仕様のボディーカラーはシックなカラーで固められていて冒険?したカラーがありませんね。
落ちつきのあるグレー系やブルー系など個人的にとても魅力を感じるラインナップです。

自分がカローラスポーツを選択するとき消去法でカラーを決定していましたが、欧州のラインナップだといい意味でかなり迷うことになったでしょう。
カローラスポーツのホイール交換
日本仕様のボディーカラー選定の理由を聞いてみたいものです。

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欧州仕様のカローラシリーズの装備

欧州のカローラにはボディーカラーの種類だけでなく、日本仕様にはない魅力的な装備やオプションが用意されています。

アルミホイール

欧州仕様にはカローラスポーツにはない17インチモデルが設定されています。サイズが大きく見えるデザインですね。
欧州カローラの純正ホイール
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/

こちらはオプションで選択できるホイールです。
カローラシリーズはレアなリム幅のおかげでホイールの選択肢が少ないので、純正でこれだけ種類があればかなり助かります。
欧州カローラのオプションホイール
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/

 

シート

シートカラーには日本仕様にない明るいグレー系が設定されていました。
欧州仕様のカローラのシート
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/

個人的な意見ばかりですが、シートカラーに限ってはカローラスポーツの中間グレードGに設定されているサドルタンが一番のお気に入りです(笑)

カローラスポーツ サドルタンの内装

カローラスポーツ|サドルタン|中間グレードのGに設定されている本革シートを紹介

2018年7月7日

 

ホワイト内装

欧州カローラのホワイト内装
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/

日本仕様のGグレードで設定されているサドルタンとは異なり、ダッシュボードやドアトリムまでコーディネートされたホワイト内装です。
他にも北米仕様ではベージュの内装も用意されています。
北米仕様のカローラの内装
引用:https://www.netcarshow.com/
明るい色は汚れやすい懸念はありますが、スポーツ=ブラック内装というのはあまりにも短絡的ではないでしょうか?
 

サンルーフ

欧州カローラのサンルーフ
カローラのサンルーフ
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/

カローラは室内高が低いこともあり、サンルーフの開放感は絶大です。
日本ではあまり人気がないオプションですが、もし設定されていれば個人的に迷わず選択していました。
ブラックの内装なので、これがあるとないでは車内の雰囲気が大きく変わってくると思います。
 

空気圧センサー(TPWS)

カローラの空気圧センサー
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/
18インチともなると空気圧の管理はシビアになります。空気圧の状態は日本においても大事な情報なんですけどね~。
 

レインセンサー

欧州仕様のカローラのオートワイパー
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/
Cセグメント以上の輸入車ならほとんど装備されている機能です。

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なぜ欧州のカローラシリーズは充実しているのか?

欧州仕様のカローラGR SPORT
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/

欧州仕様のカローラはボディーカラーといい装備といい、日本仕様よりも充実した内容となっていました。
なぜ、こうまで仕様に差を付ける必要があるのでしょうか?

理由として一つは日本仕様の販売価格を抑えるため需要が低いと思われる機能を外してコストを削減したかった、もう一つは強力なライバル、VWゴルフの存在だと思っています。
ゴルフTDIサイドビュー
ゴルフは欧州では絶好調のSUVを抑えて断トツの一人勝ちの状態が続いています。
2019年のデータでも毎月約3万台以上を販売しており、ディーゼルエンジン離れでパワートレインが電動化へシフトしている中でもゴルフの優位は揺らぎません。

対してカローラは月間販売台数は1万5千台と伸びているもののまだ約半分に過ぎません。

当然のことながら、このゴルフに対抗していくには最低でもゴルフと同等の装備や選択肢が必要になってきます。

VW | ゴルフ | ディーゼルエンジンモデルTDI Highline Meisterのエクステリアやインテリアをチェック!

2019年10月22日

トヨタがTNGAを導入してカローラを開発したのも、すべては強力なライバルの存在が背景にあります。

そのおかげでTNGAを採用したトヨタ車の走行性能は劇的に引き上げられましたので、ある意味ゴルフには感謝しなければ。

デザインや性能でレベルの高いモデルが揃っている欧州市場ですが、このカローラシリーズなら戦えそうですね。

ちなみにプリウスは日本だけコンスタントに売れていますが、欧州では自家用車として不人気車種です(タクシー業界では人気かも?)

欧州地域では日産がボルボに、ホンダは高級車メーカーのポルシェに販売台数で抜かれてしまい、日本メーカーはトヨタ一社のみ孤軍奮闘状態となっています。
トヨタはハイブリッドという武器がありますが、WRC(世界ラリー選手権)の活躍が欧州でのメーカーイメージ向上につながっているんでしょうね~

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欧州仕様のカローラシリーズはボディーカラーや装備がとっても充実! まとめ

カローラGR SPORTの走行シーン
引用:https://www.toyota.fr/new-cars/corolla-hatchback/

日本仕様(カローラスポーツ)にはない欧州仕様のカローラについて気になるカラーや装備をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

欧州仕様のカローラといえば、何といっても新開発2.0Lハイブリッドエンジンの存在が大きいですね。
ディーゼルエンジンからの乗り換え先としてハイブリッドで攻勢をかけています。

それにしても日本よりいろいろ選ぶ楽しみがあり、羨ましい限りですね~

個人的にはこのカラーが欲しかった~!
カローラの欧州仕様車

他にも細かい点でいえば後席のセンターコンソール裏はカローラスポーツではただの小物入れですが、欧州仕様ではエアコン吹き出し口が付いています。

このあたりはマツダもそうですが、仕向け先で細かく仕様を分けてコストダウンを図っているわけですね。

ただ、有料オプションで選択肢は用意しておいてくれてもいいんじゃないでしょうか?

次のマイナーチェンジで期待しましょう!!

 

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