新型ヤリスとしてヴィッツがモデルチェンジを果たしました。
かなりがんばったスタイルは多くの人が評価しているようですね。
今回は新型ヤリスの内装(インテリア)をチェックしてみました。
新型ヤリス Zグレード(上級グレード)の内装(インテリア)
新型ヤリスZグレードのインパネです。
運転席からボンネットの先端は見えませんが、左右も含めて視界で不安を感じることはありませんでした。
インパネ形状は今までのヴィッツやアクアのような個性的なものと違いオーソドックスなデザインで、最近のトヨタ車と同じくダッシュボードの高い位置にモニターが配置されています。
このZグレードの試乗車にはオプション設定の合成皮革+ツイード調ファブリック(11,000円)が装着されていました。
明るいツートーンカラーの組み合わせはカジュアルで老若男女問わず親しみを感じさせてくれますね。
でもあえてこのオプションの合成皮革を選ぶ必要性はあまり感じません。
引用:https://toyota.jp/yaris/
というのもZグレードの場合、内装色やシートカラーがブラックとクレアトープの2種類から選べるようになっていてクレアトープを選択すれば合成皮革と同じ内装色が手に入ります。
ちなみに標準のシート表皮は上級ファブリックとなっています。
引用:https://toyota.jp/yaris/
おしゃれなクレアトープは車内の雰囲気が大きく変わってくるので個人的におすすめしたいです。
包まれ感は無いものの、シートサイズはたっぷりで身長178cmの私でも不足は感じませんでした。180cm位までの体格の男性でも問題ないと思います。
助手席にはシートアンダートレーに加え荷物の落下防止や傘を立て掛けられるついたてが用意されています。
これらはZグレードが標準装備、Gグレードでオプション装備(コンフォートシートセット51,700円)となっています。
ドアパネルは樹脂製ですが中央部はモケットが張られています。パワーウインドウスイッチがドアノブより上にあるのは珍しいです。この一体型のグリップ部がかなり内側へ張り出しています。
ヤリスのステアリングですが、上下や前後の調整が出来るテレスコピック機能が採用されています。ライズでは見送られましたがコンパクトカーであってもドラポジ調整機能は必要ですよね。
本革革巻きステアリングのスポークの握り心地もしっかり手ごたえがあって断面形状や太さ共に好印象です。
左側のスイッチパネルは表示切替や音声操作、右側のスイッチパネルはクルーズコントロールと選曲用に分かれていてクラウンやカローラなど他のトヨタ車と同じ配置になっています。
ZおよびGグレードのメーターパネルは中央に4.2インチのインフォメーションパネルがある液晶デジタルメーターになっています。
メーター周りはピアノブラックで構成されています。
この試乗車にはZグレード限定オプションのヘッドアップディスプレイ(44,000円)が付いていました。かなり大きく表示されるので人によっては邪魔かも?
カローラと同様にヤリスもディスプレイオーディオが全車標準装備となっています。
Z及びGグレードは8インチとなっており、オプションでT-connectナビ(110,000円)またはエントリーナビ(66,000円)を追加できます。
そのディスプレイの下に隠れる形でエアコン吹き出し口、その下に小物入れのトレーがあります。
ちなみにCDやDVDは、専用デッキ(51,700円)が必要で、市販のDIN規格のデッキは使用できません。そういう時代なんですね~
エアコンはXグレードのガソリン車を除き、オートエアコンとなっています。
エアコン操作パネルの下にはシートヒータースイッチ、そしてUSB端子、さらにその下の空間にはシガーソケットがあります。
シートヒーターはZグレードが標準装備、Gグレードでオプション装備(コンフォートシートセット51,700円)となっています。
残念ながらヤリスは電動パーキングではなく手動のサイドブレーキです。
その横にはオプションの駐車支援システム(77,000円)とドライブモード(エコ/スポーツ)、EVモードのボタンが並んでいて、やや後ろ寄りの位置にカップホルダーが2個あります。これはさすがに使いにくいですね。
センターコンソールボックスはオプションでも設定はありません。
オプションでアームレスト(19,800円)が用意されています。
ステアリングの右の奥にはETC車載器とオートハイビームやAC100V出力などオプション関連のスイッチが並んでいます。
ヤリスもコネクティッドカーとしてDCMという通信ユニットが装備されています。ヘルプネットという緊急時の通報機能があります。
サンバイザーには運転席、助手席(Zグレードのみ)ともにバニティーミラーとライトがあります。
運転席から左後方の視界です。
まあ、死角としてはハッチバックモデルの中では並みといったところでしょうか?
空力も追及した後方デザインのしわ寄せでグラスエリアが狭くなっています。ヘッドレストもちょっと大きいので後席に人を乗せないときは外してもいいかも?
身長178cmの私がドラポジ調整した状態の後席です。
私が座っても膝前と前席のシートバックの隙間はこぶし1個分ありましたので、2550mmのホイールベースを考えればまずますです。
気持ちマツダ2よりマシでしょうか?くれぐれもフィットと比較してはいけませんよ(笑)
後席に座ってみた感想ですが、私の体格でも左右のゆとりは問題ありませんが、頭上に天井が迫っていて圧迫感がありますね~
後席からみてBピラーの位置がかなり手前にくるので、乗り降りでは足を後ろへひねらなきゃなりません。これはお年を召した人にはきびしいです。
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新型ヤリス Gグレード(中間グレード)の内装(インテリア)
おそらく販売の主力となるであろうGグレードのインパネです。
メーターパネルはZグレードと同じく液晶デジタルメーター、8インチのディスプレイオーディオが採用されています。
Gグレードでは内装色やシートカラーがブラックとトープ(ブラウン系)の2種類から選べるようになっており、この展示車はトープの内装色になります。なかなかシックですね。
Zグレードではヘッドレストが一般的なセパレートタイプでしたが、GグレードやXグレードではヘッドレスト一体型が採用されています。
トヨタ車でスポーツカー以外でヘッドレスト一体型は珍しいですね。
ただしヘッドレストの隙間を利用した車内アクセサリーが一切使えないので困る人もいるのでは?
GおよびXグレードのステアリングは材質がウレタン製となります。
また、GおよびXグレードで1.5Lと1.0Lのガソリンエンジンが選択できますが、レーダークルーズコントロールは1.5Lのみの装備となる謎仕様です。
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新型ヤリスのラゲッジスペース
4名乗車時でVDA方式で209Lの容量、荷室幅1000mm、荷室長630mmが確保されています。
左側面にはZおよびGグレードにAC100V電源のソケット(アース付き/44,000円)が装備できます。
Zグレードはデッキーボードが標準装備となっているため後席を倒してもフラットですが、そのほかのグレードではデッキボード(14,300円)を手配しないと段差が発生します。
デッキーボードの設置高さは2段階選べるようになっています。
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ヤリス 新型の内装(インテリア)をチェックしてみました まとめ
新型ヤリスの内装(インテリア)についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
内装の感想としてしっかり造りこまれており安物感は皆無でした(そもそも決して安くない?)
少しイメージを変えてオプションも検討してみてもいいかもしれませんね。
オプションでつけられるヤリスのパネルなんですが、カタログの写真だと模様が無いように見えますが実物は木目調になってるんですよね(⌒-⌒; )
写真だと見えづらい(´;Д;`) pic.twitter.com/HdINtLF6Wu— 雅也 (@masaya282145) April 22, 2020
また、フロントシートはサポート性に優れていて、いろんな体格のドライバーでも適切なドライビングポジションが得られまることがわかりました。
ヤリスはあえて後席を割り切っていますので、後席に人を乗せることや荷物が多い人はフィットも検討することをおすすめします。
装備が充実しているZグレードだと、オプション設定となるブラインドスポットモニタ、駐車支援システム、AC100V電源、ヘッドアップディスプレイ以外はフル装備といっていいでしょう。
コンパクトカーといえども、もはやカローラと遜色ないレベルですが、Zグレードのハイブリッドで前述のオプションを全部盛りにするとほぼ300万円に達します!
サイズが許されるのであれば私なら迷わずカローラスポーツにします(笑)
また、Gグレード以下になると装備がオプション設定になっていたり選択できないものもあるので、グレード選択は装備表をよくチェックする必要があります。
そしてCDやDVDを愛用している人は専用デッキが必要になることもお忘れなく。
新型ヤリスのスタイルや試乗の感想もまとめていますのでチェックしておいてくださいね。
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