オーリスが消滅!欧州でもオーリスからカローラへ!!

すでに日本では6月26日に発売された新型カローラスポーツ。
欧州では新型オーリスとしてデビューする予定でしたが、突如としてモデル名を変更することがわかりました。

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販売地域でモデル名を使い分けていたオーリス


引用:https://www.netcarshow.com

VWゴルフと同じCセグメントに属する旧型オーリスは日本、北米、欧州で販売されており、北米では「カローラiM」として、日本と欧州では「オーリス」として展開しています。

日本ではオーリスが販売終了モデルとなり、新たに「カローラスポーツ」として登場しました。
実質、オーリスの後継モデルであることは明らかです。

引用:https://toyota.jp/corollasport/?padid=ag341_from_corollasport_navi_top

発売前は「カローラスポーツ」か「カローラハッチバック」かヤキモキさせられましたね。

北米では4月に開催されたニューヨークモーターショーで「カローラハッチバック」となることが判明していました。

発表済のモデル名称を変更するのは前代未聞のこと

2018年3月に開催されたジュネーブモーターショーで新型オーリスが発表されました。

新型オーリス(2018) 画像や最新情報

2018年3月7日
タイミング的には日本や北米に先駆けるかたちとなり事実上のワールドプレミアとなっています。

しっかりオーリスの名前で発表されています。

アジアや北米と異なり欧州ではハッチバックモデルが最も好まれており、VWゴルフは販売台数No1の不動の地位を築いています。

そこへ挑むべく発表される「オーリス」にかける欧州トヨタの意気込みは、相当なものです。

その新型となる「オーリス」のモデル名を突如として「カローラ」にあらためオーリスを廃止することが欧州トヨタで報じられました。
オーリス カローラ
引用:https://www.toyota-europe.com/

数年にわたって展開してきた「オーリス」というモデル名を廃止して、変更することはかなり異例のことです。

一から新しい名前を認知させる必要があるため、マーケティングとして不利になることを承知のうえでの決断になります。

トヨタが本気でカローラを全世界に浸透させようという意気込みが伝わってきます。

2018年10月4~14日に開催されるパリモーターショーでハッチバックとステーションワゴンが披露されることになり、2019年4月より販売が開始される見込みです。

欧州ではハッチバックタイプが「カローラ」、ステーションワゴンが「カローラツーリングスポーツ」という名称になります。
日本の「カローラスポーツ」に対して紛らわしいですね~

日本 カローラスポーツ
北米、オーストラリア カローラハッチバック
欧州 カローラ

ちなみになぜか台湾だけはオーリスの名称で販売されます(笑)

実はカローラは世界で最も売れている車だった

2017年の車種別世界販売台数トップ20です。

1. トヨタ カローラ:116万495台
2. ホンダ シビック:83万3017台
3. フォルクスワーゲン ゴルフ:78万8044台
4. トヨタ RAV4:78万6580台
5. ホンダ CR-V:75万3359台
6. フォード Fシリーズ ライトデューティー:73万596台
7. フォード フォーカス:65万6071台
8. フォード エスケープ:63万2529台
9. フォルクスワーゲン ポロ:61万4827台
10. トヨタ カムリ:56万9760台
11. 五菱 宏光(ウーリン ホングァン):53万4251台
12. 日産 キャシュカイ:52万6970台
13. ホンダ アコード:52万4914台
14. トヨタ ヤリス ハッチバック:51万8736台
15. フォルクスワーゲン ラヴィーダ:51万4589台
16. ヒュンダイ ツーソン:48万4322台
17. フォルクスワーゲン ティグアン:47万158台
18. シボレー シルバラード:46万5319台
19. トヨタ ハイラックス:45万9984台
20. 哈弗(ハバル) H6:44万8188台

全世界で年間100万台以上も売れているカローラですが日本市場は約1割の10万台に過ぎません。
ちなみにメーカー別販売台数でみればトヨタは3位になります。

増えすぎたラインナップを再編しグローバル展開していくトヨタにとって、カローラは中核を担うモデルとしてブランドを築くのが狙いですね。

オーリスが消滅!欧州でもオーリスからカローラへ!! まとめ

世界に先駆けて日本で先行販売されているカローラスポーツですが、やはり名称に抵抗を感じている人がかなりいるようですね。

日本だけ格下であるヴィッツをベースに開発された5ナンバーカローラを販売してきたので違和感があるのも当然のことです。

それに対して海外では日本のようにカローラの名称に抵抗がないんだと思います。

それにしてもジュネーブモーターショーの時点でオーリスが消滅するなんて誰も想像出来なかったでしょうね~

この報道を受けて気になったのが、国内でカローラスポーツをカローラ店以外でもオーリスとして販売するという噂です。

カローラスポーツのカローラ店の販売員向け事前説明会でそのようなコメントがあったそうです。(当然他の販社には説明されていません)

いまだにネッツ店をはじめ他のトヨタディーラーには全く情報が入っていないようです。

もしかしたらこの話もなかったことになるのかな?何しろ日本ではハッチバックは売れませんので...

しかし大ヒットした3代目プリウスについては現行の4代目プリウスに抵抗を感じて乗り換えしていないユーザーがかなりいます。

カローラスポーツと3代目プリウスを比較してみました

2018年9月12日

その代わりの受け皿がカローラ店だけでは他のトヨタ販売会社が黙っていないような気もします。



カローラスポーツ買っちゃいました 3代目プリウスからの乗り換えです

2018年7月27日

新型カローラスポーツ エクステリアの画像

2018年8月10日

新型カローラスポーツ インテリア(内装)の画像

2018年8月6日

新型カローラスポーツの評価 ここがよかった

2018年8月19日

新型カローラスポーツの評価 ここがダメ?

2018年8月3日

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