300系となる新型ランドクルーザー、通称ランクル300が2021年8月に登場しました。
従来モデルの伝統を継承しながらも、今回のモデルチェンジでは新しくGR SPORTというグレードが設定されています。
この気になる新型ランクル300 GR SPORTのエクステリアやインテリアをチェックしてきましたのでご紹介します。

新型ランクル300 GRスポーツのエクステリア(外観)をチェック
新型のランクル300系にはGRスポーツというグレードが新しく設定されています。
パリダカことパリダカールラリーなどラリーレイドで得た経験が反映されていて専用のエクステリアやインテリアが与えられています。
全長:4965mm
全幅:1990mm
全高:1925mm
ホイールベース:2850mm
トレッド:F1665mm/R1665mm
最小回転半径:5.9m
今回チェックしたモデルのパワートレインは3.3L V6ディーゼルターボエンジンで、最高出力309ps/最大トルク700Nmとなっています。
このサイズは普段接することがないので、第一印象はとにかくデカイ!(笑)ポルシェの大型SUVカイエンもほぼ同じサイズになりますね。
迫力満点のフロントマスク。前面投影面積が大きいため必然?的にグリルも巨大なサイズになっています、
流行りのSUVとは別格の無骨なプロポーションは新型でも健在です。デカイ!
バックドアはほとんど傾斜がありません。
まさに壁!身長178cmの私でも完全に持て余します。デカイ!
古くからのランクルファンならこのTOYOTAのロゴを待っていた人も多いのではないでしょうか?
フロントグリルが巨大なだけに、その分ヘッドライトユニットが小振りに見えてしまいます。なんとなくトランスフォーマーに見えてきた...
このホワイトの小さなLEDフォグランプは果たして機能するのでしょうか?
ランクルならファッションアイテムではなく実用性を重視してほしいところです。
アプローチアングルは32度。水深70cmまで渡河が可能です。
デパーチャーアングルは25度。
GRスポーツのホイールはマットグレー塗装でタイヤサイズは265/65R18。ダンロップのGRANDTREK AT5が装着されています。
ルーフレールは33,000円のメーカーオプションですが...活用するにはハシゴが無くては話になりません。
このクウォーターウインドウの形状、どこかで見た気がする...
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新型ランクル300 GRスポーツのインテリア(内装)をチェック
ランクルは高級車です。その気になるインテリア(内装)を見ていきましょう。
やはり全幅1900mmオーバーの恩恵は、この室内空間を見れば実感します。GRスポーツグレードということもありダークレッドの配色が施されていました。
ステアリングはGRのマークがあるものの標準モデルと同じデザインで、スイッチパネルは左側がメディア操作や表示切替、右側がクルーズコントロール系の操作ボタンになっています。
ステアリングの左奥には指紋認証機能付きのスタートボタンがあります。
大きなボタンとレバーで構成されたエアコン操作パネル。グローブをはめても操作できることを想定しています。
前席用としてシートヒーターにベンチレーション機能もあります。
初見では手前にあるMODE SEKECTダイアルがスタートボタンだと思っていました。
このクラスでも電動パーキングブレーキ&オートホールド機能付きなんですね。
広い全幅を実感させられるセンターコンソールボックス。
左右どちらからでも開けられる構造ですが、容量は意外に小さめです。
オーバーヘッドコンソールにはサングラスホルダーを装備。
さすがにシートの設計サイズは海外規格(平均身長が高い)なので、身長178cmの私でもたっぷり余裕がありました。
ダークレッドの上品な配色は好感が持てますが、ヘッドレストのGRのロゴは個人的に少し違和感があります。
こちらは運転席からみた左後方視界。スクエアなプロポーションのおかげで死角が少ないです。
チルト&電動ムーンルーフはGRスポーツに標準装備となります。
ドアパネルの質感は、ほぼ全面に皮革が使われていてもう文句のつけようがないレベル。
取っ手部分の木目調パネルにはしっかり凹凸が再現されています。
カップホルダーも備えたサイドポケットですが、ドアパネルの大きさのわりには容量は少なめです。
後席足元の広さは、もうチェックするまでもなく広大です。
後席ドアパネルも合皮と木目調パネルで構成。カップホルダー付きポケットもあります。
14個のスピーカーで構成されるJBLプレミアムサウンドシステムはT-connectナビゲーションシステムとのセットオプション(457,600円)です。
広大なラゲッジスペースの容量は公表されていません。
ガソリンエンジンは5人乗りと3列シートの7人乗りが選択出来ますが、ディーゼルエンジンは5人乗りのみとなります。
ラゲッジの左側面にはLEDラゲッジランプとサービスコンセントを標準装備。
床下収納スペースは控えめなサイズでした。
もちろんテールゲートは電動で開閉します。
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ランクル300 GRスポーツ 黒ボディーの気になるエクステリア(外観)やインテリア(内装)をチェック! まとめ
トヨタの新型ランドクルーザー300系のGRスポーツのエクステリア(外観)やインテリア(内装)について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
個人的にプラドと違ってこちらのランドクルーザーはなかなか目にする機会がないので、大きさに圧倒されっぱなしでした。
全幅1990mmとなるとほとんど駐車場でドアの開け閉めにも困ることになりそうで、あきらかに海外向けモデルですね。
この車でオフロードを攻める人はごく少数でしょうし、そもそもそのニーズであればスバルのXVやアウトバックで十分事足ります。
18インチで65タイヤですが、新型は直進安定性が大きく向上しているとのことでした。
機会があればステアリングを握ってみたいです。
ディーラーに下取りしたらもったいない!!
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