待ちに待ったトヨタの新型SUV ヤリスクロスが発売されました。
行動派のドライバーにとってヤリスクロスで車中泊ができるのか気になるところですね。
早速、身長178cmの私がいつも使っているグッズで車中泊が可能か実際に検証してみました。
2020.10.7 更新 ラゲッジスペース容量を追記
トヨタ ヤリスクロスで車中泊は可能か？
ヤリスクロスのラゲッジスペースで実際に検証してみたところ、結論として身長180cmまでの大人一人は確実に車中泊が可能です。
ラゲッジスペースの横幅の制約から大人二人並んで寝るには少し窮屈ですが、体のサイズ次第で２人もなんとかいけそう。
ヤリスクロスはBセグメントのコンパクトSUVでありながら、しっかり大人が車中泊ができる実力を持っていました。
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トヨタ ヤリスクロスで車中泊できるか検証してみました
トヨタ ヤリスクロスのラゲッジ（トランクルーム）容量は床板を最も下げた状態でVDA方式で最大（2WDデッキボード装着車）で371Lあります。
荷室容量はもちろん、荷室長もヤリスクロスは上位モデルであるC-HRやカローラスポーツを大きくリードしています。
ただ、容量や寸法がわかったところで車中泊に使えるかどうかは判断できません。
そこでいつも私が活用している全長1950mmのまくら付き車中泊マットを使って検証していきます。
まずは後席を倒してフルフラット状態にしてみました。
この状態でラゲッジスペース容量は1083Lあり後席シートバックはわずかに傾斜していますが、実用上問題ないレベルです。
カローラスポーツオーナーの私が一目見て、室内高はもちろん床面積もカローラと同等かそれ以上のサイズであることがわかります。
特に目を惹くのが左右の大きくえぐれた空間で、奥行はわずかながら横方向の寸法はかなりのものです。
まるでゴルフバックを横に積むために？とも思ったら2つ積めることを想定した設計なんだとか．．．
ラゲッジスペース側面にはラゲッジランプに12VとAC100V（メーカーオプション）のサービス電源ソケットがあります。
検証のため、助手席シートは最も前方までスライドさせておきました。シートバックはもう少し前へ倒れて欲しいところです。
早速、車中泊マットを敷いてみたところ．．．先端（まくら部分）が折れ曲がってしまっています。
これは絶対的な奥行が足りないのではなく、後席のシートバックの先端からはみ出した部分の支えがないため折れてしまっています。
後席足元空間を荷物置き場として活用してこの空間（約330mm前後）を埋めなければなりませんが、これはステーションワゴンのカローラツーリングでも避けられません。
一時的に足元空間ふさいでみたところ、全長195cmの車中泊マットがピッタリ収まりました！！
実際に身長178cmの私が寝ころんでみましたが、足や頭を多少動かしても周囲に触れることはありませんでした。大人が寝るには十分なスペースです。
ミニバンと違い床がデコボコしていないのはいいですね。
ちなみにカローラスポーツは、このように斜めにしないと収まりません。しかもこちらは室内高がとても低いので寝ころぶのも一苦労です。
全長が195mmも短いヤリスクロスの使い勝手が優れていることがよくわかります。
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トヨタ ヤリスクロスでおすすめの車中泊マット
個人的に車中泊のマットは使用しないときは、出来る限りコンパクトに収まるものを選定しています。
今回、検証に使用したのはBears Rockのキャンプマットです。
軽量コンパクトなのでこれなら常にラゲッジスペースに積んでいても邪魔にならないでしょう。
バルブを開くだけで自動的に膨らみ、空気の取り込む量でマットの弾力を調整できるようになっています。
また、収納するときもたたみながら空気を押し出せるので扱いが簡単でした。
空気で膨らます枕がついていますので、お好みに応じ硬さも調整できます。
補修用の生地も同梱されていました。
お手頃価格で、ベストセラーとして実績がありますのでおススメですよ。
車中泊マットと合わせて後部座席の足元用クッションもあれば便利ですね。
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トヨタ ヤリスクロス 車中泊できる？できない？ グッズを使って検証してみました！まとめ
今回はトヨタ ヤリスクロスで車中泊が出来るか検証してみましたが、いかがだったでしょうか？
ヤリスクロスはヤリスより全長が延長されているとはいえ、実物を見るまでは車中泊は難しいかな？と考えていました。
しかし、実際フルフラットのラゲッジスペースで検証してみるとC-HRやカローラなど上位モデルの上をいく寸法が確保されていることが確認できました。
フルフラット時の室内長はステーションワゴンであるカローラツーリングよりわずかに短いレベルで、全長4180mm、ホイールベース2560mmとコンパクトながら十分実用性があります。
これなら車中泊以外でもたっぷり荷物を詰め込んでお出かけすることが可能ですね。
後席の居住性（足元空間）こそ余裕はありませんが、たまに後席に人を乗せる程度なら十分でしょう。
ヤリスクロスは最低地上高が170mmも確保されているのでキャンプや釣り、登山などで出くわすラフロードも安心して進入できます。
そういったシーンではコンパクトな車体がものをいいます。
正統派SUVとしての走破性とコンパクトで実用的なヤリスクロスは、きっと多くの人の期待に応えてくれるでしょうね。
気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
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