以前から気になっていた電気自動車のテスラモデル3をじっくりチェックする機会がありました。
いろいろ注目ポイントの多いモデル3ですが、気になる内装(インテリア)を紹介しています。
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テスラ モデル3 すがすがしいほどシンプルなインテリア
今回モデル3の「スタンダードレンジプラス」というグレードの内装(インテリア)をチェックしてみました。
まずドアを開けるところからして個性的!操作するときはドアハンドルを引きだします。
ちなみにテスラモデル3はカードキーでも運転できます。その場合、運転席側のBピラーにカートを近づけるとドアロックを操作できます。
そしてこちらがテスラモデル3のインパネです。ステアリングとディスプレイしかない...
ここまでやるか?と徹底的にスイッチやレバーといったインターフェースが排除されています。
ステアリング上のインターフェースも小さなダイヤルが左右に2個あるだけ。
ステアリングの左奥にウインカー兼ワイパー操作用レバー、右奥にはシフトレバーがあります。
ペダルは吊り下げタイプです。
メーターパネルが無いのですべての情報表示や操作はこのタッチパネルディスプレイでおこなっています。
ボンネットやトランク、充電ポートのオープンやステアリングやサイドミラーの調整、エアコン操作はもちろん吹き出し口の風向調整、グローブボックスのオープンと徹底して集約されています。
インパネは明るい木目パネルが施されていて家具のような落ち着きのある空間を演出してくれています。この本木目パネルの質感が素晴らしい!
こちらがモケットが貼られたグローブボックス。容量はやや少なめですね。手動で開けられません(笑)
センターコンソールはインパネ側にUSBポートが2個ある以外は、中身は大きな小物入れに使えます。
カードキーで運転するときはカップホルダーの後ろにカードキーを置いておく必要があるのですが、滑りやすいので走行中にカードが移動してしまうことが度々ありました。
モデル3の内装で個人的に評価したいのが、センターコンソールにピアノブラックを使用していない点ですね。
巨大サイズのアームレストは高さも適切で使い勝手がいいです。
コンソールボックス内にもモケットが貼られていて容量もたっぷりあります。
センターコンソールボックスの後席側にはエアコン吹き出し口とUSBポートを装備。
外観同様にドアパネルもとてもシンプル!皮革の手触りといい安っぽさは皆無です。
モデル3の内装で数少ないスイッチエリアです。ドアを開けるにはスイッチで操作!ドアノブすら否定しています。
シートは国産車とは設計基準が違うので、身長178cmの私でもシートバックや座面は余裕サイズです。
この表皮はレザーですが熱がこもりやすい印象を受けました。
もちろんパワーシートです。シートヒーターはありますが、ベンチレーションは付いていなのが残念。
運転席からみた左後方視界です。死角はよく抑えられているといっていいでしょう。
こちらが後席。ヘッドレストも大型サイズです。
ホイールベースは2,875mmもあるのでさすがにゆとりがあります。
センタートンネルが無いことを差し引いても、全長4800mm以上あるクラウンやカムリ、スカイライン以上のゆとりがあります。
膝前の空間もたっぷりで、もはや足が組めます。
ただ、座面がかなり低くくて太ももが浮いてしまうのが×。これはもったいない!
後席中央にカップホルダー付きのアームレストもあります。
今度は天井(ルーフ)を見ていきます。
ごらんの通り、モデル3はサンルーフが標準装備で前席と後席からリアウインドウまで続く特大サイズになっています。
サンルーフというよりガラスのルーフといった方が正確ですね。
ただし閉じることが出来ないので日差しの強い夏はこのようなサンシェード(これはハメ殺し)のような日よけが必須になります。
前席のLEDスポットライトの中央にハザードスイッチがあります。大きなカメラユニットがないのですっきりしていますね。
キャビンのほぼ中央にLEDの室内灯があります。
Bピラーの上部付け根付近に格納式のフックがあります。
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テスラ モデル3 収納スペースもたっぷり!
モデル3はキャビンの広さだけでなく収納スペースも充実しています。
タッチパネルディスプレイを操作してボンネットやトランクを開けてみます。
フロントには補器類がどこにいったのか心配になるほど広く深い空間が確保されています。ポルシェ911とは比べ物になりません。
そしてトランクルームも広大です。
左右の出っ張りが抑えられているので積み込む荷物の形状に気を使うことも少ないでしょう。
さらに後席シートバックを倒してトランクスルーが可能です。
トランクの床板をめくるとここにも大きな収納スペースが!
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テスラ モデル3 気になる内装(インテリア)をチェック! まとめ
テスラ モデル3の内装(インテリアア)を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
モデル3のプロポーションは空力とデザインを強く意識した形状となっています。
しかし、車内はまったくデザインによる弊害はなく、クラウンやスカイライン、アコードといったモデル3よりも全長やホイールベースの長いモデルと同等以上のゆとりのある空間が確保されていました。
BMW3シリーズの方が広いという記事も目にしましたが、身長178cmの私にいわせればモデル3も十分広いです。
見た目と実用性がうまく両立されているところに感心しました。
インパネやセンターコンソールにスイッチやボタンが無い光景は斬新で、テスラがまったく違う価値観を提案しようとしているのがよくわかります。
試乗記事でも述べていますが、エアコンの風向き調整くらいはルーバーを手で操作させてほしかったところです...
他のテスラ車と同様、モデル3は他のライバルと比べて語る車ではないような気もしてきました。
リーフとは全く別物でしょう。
長い自動車の歴史においてテスラが今まで価値観を見直す機会をもたらしたのは間違いないでしょうね。
メーカーだけでなく私たちドライバーも見る目が問われているのかも?
車好きに限らずこのモデル3は、きっと衝撃を受けると思います。
機会があればぜひ乗ってみてくださいね。
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