モデルチェンジが噂されていたスズキの主力コンパクトカーであるスイフトの新型がついに公表されましたね。
元スイフトスポーツオーナーとして早速チェックしてみました。
結局スイフトのモデルチェンジは2024年
2023年10月の更新でトランスミッションがATのみとなり「MTが消滅か！」と話題になったスイフトスポーツ。
法規対応によるものでMTも後から販売されることを知ってホッとしました。
それはさておき2023年にモデルチェンジが予想されていたスズキの世界戦略車であるスイフトですが、ジャパンモビリティショー2023でついにワールドプレミアされることが報じられました。
引用：https://www.suzuki.co.jp/
新型は年内に発表し、年明けにリリースされると思われます。
新型スイフトのエクステリアをチェック
公表された公式画像はスイフトコンセプトとなっていますが、ほぼ市販モデルの上位グレードと思われます。
フロントの感想
私のエクステリアの最初の第一印象は、「現行型より軽快感が薄れたな～」でした。
プロポーションは今までのスイフト同様にしっかり車高を確保しキャビン重視のデザインが受け継がれていますね。
それにしてもあくまでポールアンテナにこだわる理由（コスト？）を誰か教えてください。
引用：https://www.suzuki.co.jp/
2ドアにも見える現行型の特徴でもあったリアのピラーマウントドアハンドルが一代限りで廃止されてしまいました。
引用：https://www.suzuki.co.jp/
確かにドアを開けるには使い勝手がよくなかったので、実用性の観点でしょうね～
以前、人を乗せようとしたら「どうやって開けるの？」と聞かれてしまいました（笑）
ただ、ここが見直されただけで現行型が持っていた軽快さが一気に薄れた感が．．．．
フロントに目を移すとサイドから周りこんだキャラクター（ウエスト）ラインがボンネットの開口部とつながっています。
引用：https://www.suzuki.co.jp/
ボンネットの側面が折り込まれ、縦方向に大きなヘッドライトユニットとの組み合わせでフロント周りが分厚く感じられます。
現行のスイスポでアイラインが流行っていましたが、ここはそのニーズを汲み取って欲しかったな～
そしてスズキのクルマでは珍しくオーナメント（エンブレム）がグリル中央からボンネット面に移動。最近のトヨタ車にもみられる傾向ですね。
フロントグリルは現行型とほぼ同じサイズ感で、フォグランプが採用されているのは嬉しい点です。
ただガーニッシュや周辺のバンパー形状が煩雑に見えてしまうのは私だけでしょうか？
引用：https://www.suzuki.co.jp/
リアの感想
リアドアハンドルの位置の変更で、Cピラーのデザイン処理が大きく変わりましたね～
引用：https://www.suzuki.co.jp/
キャビンとボディ下部が一直線で分断され、少しMINIっぽくなった印象。
Cピラーがラインでボディーと分断された結果、キャビンが乗っかったイメージで、一体感があった現行型から明確に路線変更となりました。
このツートーンが似合うデザインは、キャビン（上屋）を小さく見せるのが狙いでしょうか？
引用：https://www.suzuki.co.jp/
リアコンビネーションランプの形状で下端を斜めにしている点が、無理に個性を出そうとしているようで個人的にどうにも引っかかります。
それにしてもリアカメラは相変わらずバックドアの中央に目立つ状態でとって付けた感があり、もう少し工夫してほしかったところ．．．．
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新型スイフトのインテリアをチェック
ディスプレイが最上段に配置され、ようやく今風のクルマのインパネになりました（笑）
引用：https://www.suzuki.co.jp/
スイッチパネルを含むD型シェイプのステアリングは、現行型のデザインが踏襲されています。
ただ、インパネは相変わらず分割線が多いのが気になりました。
特に助手席正面はダッシュボードを含めて5層になっていて、ごちゃついた印象を受けます。
引用：https://www.suzuki.co.jp/
画像ではホワイト系の明るい配色が施されているのでカジュアル感があって目立ちませんが、普及グレードでブラック1色になるとどう映るか心配です。
さらに運転席、助手席のエアコン吹き出し口のサイズがまるで異なる点も初見では違和感がありあり．．．
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元スイフトスポーツ乗りとしてとっても気になる新型スイフトのデザイン まとめ
引用：https://www.suzuki.co.jp/
公表された新型スイフトについてエクステリアで2枚、インテリアで1枚の画像から個人的に感じた印象をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか？
老若男女問わず生活に即したコンパクトカーということで、キャビン空間がしっかり確保され実用性重視のエクステリアでした。
あと5ナンバーを維持するのかが焦点ですね～
全長3860mm×全幅1695mm×全高1500mmでホイールベース2450mm、タイヤサイズ185/55R16であることが判明！
ただ、細部のデザインで個人的に気になる箇所がいくつも見受けられました。
最近、世の中のデザインの風潮がシンプル傾向に向かっているなか、捻りすぎた印象でスマートさに欠ける様に思われます。
この辺りは実車を見て落とし込めればいいのですが．．．．
あと、オーナーを悩ませている外装樹脂パネルの経年劣化も対策されていることを願うばかり。
ところで今のご時世ではモデルチェンジで価格アップは避けられないでしょうけど、新型でも軽量を武器にした軽快な乗り味を期待したいところです。
次期スイフトスポーツも発売されると信じて、これをベースにどう発展させてくるのか楽しみです！
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