スイフトスポーツ | ZC33S | 5000km走ってあらためて評価してみました!

スイフトスポーツの外観

BRZからスイフトスポーツに乗換えて5000kmを突破しました。
脚周りもこなれてすっかり慣れ親しんだ新しい相棒について、今までの愛車と比較しながら評価してみました。

まさにマリオカート!想像以上だった軽量化の恩恵

海外の自動車サイトでスイフトスポーツはマリオカートみたいと表現されていましたが、まさにその通りだと思います。
スイフトスポーツのサイドビュー
いくら鈍感な私でもスイフトスポーツの加速、減速、コーナリングを通じて車の軽さを実感せずにはいられません。

運転操作に対して俊敏に車が反応してくれるので、まさに自分の手足のような感覚!
ひとたびこのレスポンスを知ってしまうと、過去の愛車であるカローラスポーツやBRZの反応に不満を覚えてしまいそう...

軽いのでスポーツ走行でペダルを蹴とばす勢いの急制動など、タイヤに目一杯荷重をかけるときも余裕を感じます。
軽量のメリットとしてタイヤへの負担が抑えられる点も大きいですね。
スイフトスポーツでスポーツ走行

特に加速においては230Nmというトルクや常にタービンが回っているK14Cエンジンの優れたパフォーマンスとの相乗効果で、気持ちのいい加速感が味わえます。

高回転まで回した絶対的な速さは別にして、その加速感は上のクラスのスポーツカーにまったく負けていません。
速さよりも加速感のある車の方が、運転は楽しいですからね~

また、過去にいろんな車の試乗で「ステアリング操作に対して車がリニアに反応する」と表現してきましたが、この車のリニアさは確実にワンランク上!

軽やかな発進加速、Rのキツイ連続カーブでの身のこなしに加えて後述する燃費性能も含めて、今までの乗ってきた車とは別格です。

エクステリアの見た目の重厚感は歓迎ですが、運転操作にいたっては高速巡行する以外で重厚感はレスポンスの妨げにしかなりません。

キビキビ走りたいときはしっかり応えてくれますが、クルージングではコンパクトカーらしからぬ安定感を持っています。

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スポーツモデルであることを疑いたくなる燃費性能

そして燃費です。
スイフトスポーツの燃費
人生初のターボ車ということもあり、楽しくてつい踏んでしまうスイフトスポーツ。

こんな調子で通勤を続けていますが、満タン法による平均燃費は17km/Lを維持!

私の通勤では郊外での巡行時間が多いので使用環境が恵まれているとはいえ、燃費がパフォーマンスの犠牲になっていません。
スイフトスポーツの燃費
同じハイオク仕様のBRZと比べて軽く4km/L以上を叩き出し、ガソリン価格が高止まりの状況でとても嬉しい誤算です。

爽快な加速感と低燃費が両立する珍しい車といえます。

ストレス激減!コンパクトサイズの魅力

クルマ選びにおいて人や荷物を載せる必要がない状況でサイズの大きなクルマを選ぶのは、間違いなくスタイルが決め手でしょう。
BRZを所有してそのことを実感しました。
愛車を何分でも眺めていられるくらい惚れ込むことが出来れば、とても価値のある選択といえます。
新型BRZの外観

ただ、車体の大きい車はスタイルの魅力と引き換えに、その大きさ次第で取り回しが犠牲になってきます。

普段どんな環境で走るかによりますが、運転していて大きさを意識するかどうかが大きなポイント

スイフトスポーツは3ナンバーボディですが全長3890m、全幅1735mm、ホイールベース2450mmとコンパクト!
過去の愛車であるカローラスポーツやBRZと比べて全長で250mm、全幅で50mm、ホイールベースで200mm以上も短くなりました。

大きい車に乗っていればそれが当たり前の日常ですが、ひとたびコンパクトな車に乗ってしまうともう世界が変わります。

この車に乗換えてからは、交差点での回頭やUターン、対向車との離合など日常の走行シーンで気を使う必要が劇的になくなり、通勤が快適になりました。

おかげで毎日の運転で確実にストレスが減りましたね~

ただ、ひとたびこの取り回しの良さを知ってしまうと、今後車のサイズを大きくするのをためらってしまい自ら選択肢を狭めてしまわないか心配です。
スイフトスポーツのホイールベース
そしてこのスイフトスポーツは、同じBセグメントのヤリスやフィット、ノート、MAZDA2に比べてホイールベースが最も短いサイズになっています。

確かにフィットやノートにはかないませんが、それ以外のライバルや上のクラスのカローラスポーツと比べても、後席足元空間はしっかり確保されています。

身長178cmの私がポジション調整した運転席にもかかわらず後席足元は膝前でこぶし1個入ります。
スイフトスポーツの後席空間
全長3900mmでこれだけ確保されていれば申し分なし(先代のスイフトはホントに狭かった!)

そして短いホイールベースでドライバーと4つのタイヤの距離が身近に感じられ、どんな車より人車一体感をもたらしてくれます。

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フロントシートは国産車の中でもトップクラスの出来!

スイフトスポーツのフロントシートは、スポーツモデルということもありサポート重視のデザインです。
スイフトスポーツのシート
大きな体格の男性だと窮屈かもしれませんが、この適度なタイト感のホールド性能や座面サイズが自分にピッタリとフィット!

クッションは意外にやわらかいのですが、毎日3時間以上運転していても身体に負担を感じることもなし。
スイフトスポーツの運転席
個人的に国産車のシートの中ではトップクラスの好印象です。

いつも車を乗り換えた時は、愛用しているレカロシートに載せ替えていますが、今回は純正シートの出来がよかったので交換は見送りです。

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スイフトスポーツ (ZC33S) 5000km走ってあらためて評価してみました! まとめ

スイフトスポーツの外観
4代目スイフトスポーツ(ZC33S)をマイカーに迎え入れて、この車の評価をお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

この車、スポーツモデルですがサーキット走行ではなく一般公道を楽しむのに丁度いいパワーと脚周りを持っていると思います。

とても絶妙な味付けですね。

スイフトスポーツのデメリットとして高回転で頭打ちという評価をよく目にしますが、そもそもこの車は自然吸気の先代モデルと違い高回転型ではありません。
ダウンサイジングターボに多くを求めすぎであり、80km/hまでの加速がよければ十分です。
個人的にハイパワーを持て余すより、程よく使い切れる方が好みなので走りに関してはBRZより楽しめていますね~
まあ、重いハイパワー車を振り回すスキルのない私にとっては身の丈にあっているようです。

また、純粋なスポーツカーと違い、誰でも気軽に乗れる点も〇。
スポーツ走行を頑張りたければ、いくらでもカスタマイズできる環境が揃っていますので、誰が乗っても楽しめる車として高く評価できますす。
スイフトスポーツのエンジンルーム
ちなみに心配になるくらいのコストパフォーマンスを持つスイフトスポーツですが、4気筒エンジンに超高張力鋼(超ハイテン鋼)の多用、モンロー製ダンパーやコンチネンタル製タイヤに加えて2ペダルはCVTではなくアイシンAW製ステップATなどなど走りに関わる部分はしっかりコストが掛けられています。

とにかく乗ったことがない人は、ぜひ一度ステアリングを握ってみることをおすすめします。

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