運転して楽しい車の1台として必ず名前が出てくるのがスズキのスイフトスポーツです。
優れた走行性能を持つ車となれば、ついつい遠出したくなるもの。
そこで身長178cmの私がスイフトスポーツで車中泊が可能か実際に検証してみました。
スズキ スイフトスポーツで車中泊は可能か?
スイフトスポーツのラゲッジルームで実際に検証してみたところ、結論として車中泊はかなり難しいです。
後席を倒して出来た空間で対角線上に寝るとしても全長が不足していて身長170cm以下でないと身体が接触してしまいます。
スイフトスポーツはBセグメントのコンパクトカーの中でも全長やホイールベースが短いということもあり、さずがに室内長が足りませんでした。残念!
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スズキ スイフトスポーツで車中泊できるか検証してみました
スズキ スイフトスポーツのラゲッジルームは後席を使用した状態でVDA方式で256Lあります。
普段の買い物はもちろん、ちょっとした旅行程度なら問題のない容量といえます。
では後席を倒してみます。
ごらんの通り約80mmほどの段差が生じます。たとえ奥行寸法があってもこの段差を解消する対策が必要になってきますね。
また、倒したシートバックはやや角度が付いていて残念ながら水平ではありませんでした。
では、フルフラットにしたラゲッジスペースを目いっぱい活用するため、前席を一番前へスライドさせシートバックを前方へ倒しておきます。
前方へスライドさせた前席のシートバックと倒した後席シートバックの先端の間には約400mmの空間があります。ここも埋める必要がありますね。
では、検証のために一時的に前後の段差を埋めて全長1950mmの車中泊マットを敷いてみます。
寸法上、真っ直ぐには敷けないので斜めに配置しています。
わずかに奥行が足りず、車中泊マットの先端(まくら部分)が少し折れ曲がっています。
気を取り直して寝転んでみると、さすがに身長178cmの私では足がバックドアの内張に接触してしまいました。
おそらく身長170cm以下であれば、脚を伸ばしてもなんとか身体に触れることなく寝れそうですが、ただ脚を動かすとすぐ内張に当たりそう...
後席足元の空間を埋める必要があるのは、スイフトスポーツに限った話ではないのでいいとして、後席を倒したときに生じるラゲッジスペースの段差は厄介です。
これを埋めるには毛布を敷き詰めるなど、何らかの対策が必要ですね~
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おすすめの車中泊マット
私がいつも車中泊で愛用している車中泊マットをご紹介しておきますね。
個人的に車中泊のマットは使用しないときは、出来る限りコンパクトに収まるものを選定しています。
今回、検証に使用したのはBears Rockのキャンプマットです。
軽量コンパクトなのでこれなら常にラゲッジスペースに積んでいても邪魔にならないでしょう。
バルブを開くだけで自動的に膨らみ、空気の取り込む量でマットの弾力を調整できるようになっています。
また、収納するときもたたみながら空気を押し出せるので扱いが簡単でした。
空気で膨らます枕がついていますので、お好みに応じ硬さも調整できます。
補修用の生地も同梱されていました。
お手頃価格で、ベストセラーとして実績がありますのでおススメですよ。
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スズキ スイフトスポーツ 車中泊できる?できない? グッズを使って検証してみました!まとめ
今回はスズキ スイフトスポーツで車中泊が出来るか検証してみましたが、いかがだったでしょうか?
フィットやヤリスよりさらに短い全長やホイールベースが災いして車中泊はちょっと難しいという結論に至りました。
脚を伸ばして寝られる人の身長に制約があることや、ラゲッジスペースの段差や角度があり克服すべき点が多いです。
この点は、同じBセグメントでもう少しサイズの大きいヤリスやMAZDA2でも同様なので致し方ないところでしょう。
ただ、車中泊を除けばスイフトスポーツの車内の使い勝手はライバルたちと、そん色ないレベルなので安心してくださいね。
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