見くびっていたヤリス1.5Lガソリンエンジン+CVTモデルの実力!

ヤリス1.5Lガソリンエンジンモデルの実力

スイフトスポーツの購入時に一度は検討したヤリスのガソリンエンジンモデル。
1.5Lエンジンのヤリスをワインディングロードでたっぷり試せたので、スイフトスポーツ乗りの立場で感想をまとめてみました。

完全に見くびっていたCVTと純正装着のエコピア


ヤリスに搭載されている1.5Lガソリンエンジンは、GRヤリスRSですでに経験済みですがノーマルヤリスでは街中を軽く試乗した程度。
ということで、今回ヤリス1.5GのCVTモデルをワインディングロードでしっかり試してみました。

結論としてスタンダードなノーマルヤリスでも一般公道ではストレスなく十分に運転が楽しめる車でした!
ヤリスGグレードのフロントマスク

万人向けモデルなので運転の楽しさについては、期待していなかっただけにこれは意外!!

ハイブリッドモデルで実感しましたが、ヤリスはTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャ)にもとずくプラットフォームの採用で、ヴィッツとは次元の違う剛性感があってリアタイヤの接地性も大幅に向上しています。

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そして、アクセルレスポンスやステアリングを通じた路面の感触、パワステの味付けなど車を操っている実感がちゃんとありました。

ワインディングロードを集中的にドライブしましたが、低速カーブや勾配のあるシーンでもCVTがしっかり応えてくれます。
ヤリスGグレードの運転席
アクセルを踏み込んだときの反応がなかなかすばやく、ラバーバンドフィールは終始感じられません。
もちろん普段マニュアルに乗っている人なら違和感があるかもしれませんが、私には必要十分なレスポンスでした。
これならステップATにこだわる必要性もないですね。

こうなるとパドルシフトが無いのがもどかしい~、かといってGRヤリスRSは極端すぎる!

そしてこのGグレードに標準装着されているタイヤは、ブリヂストンのエコピアでサイズは175/70R14。
ヤリスGグレードの標準装着タイヤ
エコピアは以前乗っていたカローラスポーツに標準装着されていましたが、とにかくすぐ鳴くのと路面の感触が希薄でいい印象なし!

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しかし今回はそれなりの速度でワインディングを流しても鳴かずにしっかり喰いついきます。
タイヤが改良されたのか、接地性がいいのか謎ですが、同じ銘柄とは思えない印象でした。
70ハイトのタイヤにもかかわらず腰砕け感もなく、乗り心地と操縦安定性のバランスに優れていたのも驚きです。

「もう、これで十分じゃん!」と思わずには、いられません。

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スイフトスポーツと比較してみました


同じBセグメントのコンパクトカーとして普段乗っているスイフトスポーツとヤリスをあらためて比較してみました。

乗降性

まあ、どちらも同じレベルで特に不満なし。

運転席のシート

サポート性はスイフトスポーツが勝りますが、普段使いではノーマルヤリスのヘッドレスト一体型のフロントシートで特に不満はありません。
上級グレードのZのシートはシートリフターの調整幅が足りず、私には向いていませんでした。
ヤリスGグレードのフロントシート

運転席からの視界

フロントの前方視界ですが、この2台はAピラーの角度がかなり異なります。
コンパクトカーの中でもスイフトはかなり立ち気味で開放感があるのに対して、ヤリスはかなり寝かせていて前方視界がやや狭く圧迫感もあります。
後方視界は左後方はややスイフトの方が死角が多いですが、いい勝負ですね。
ヤリスGグレードのインパネ

加速のレスポンス

これは当然ながらスイフトスポーツの圧勝ですが、かといって1.5LNA(自然吸気)のヤリスでもかったるい印象はなく必要十分です。
ヤリス1.5Lガソリンエンジン

乗り心地

タイヤが違いすぎるので当然の結果ですが、これはGRヤリスも含めてヤリスの圧勝です。
路面の段差や継ぎ目を通過する際、スイフトスポーツは覚悟が必要になります(笑)

ヤリスとスイフトスポーツを比較

走りに特化したスイフトスポーツが走行性能が上なのは当然ですが、対して万人向けのノーマルヤリスが走りでも大健闘といった印象。
ベーシックなコンパクトカーでこのレベル、トヨタの底力を感じます。

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見くびっていたヤリス1.5Lガソリンエンジン+CVTモデルの実力 まとめ

ヤリス1.5Lガソリンエンジンモデルを試乗
スイフトスポーツ乗りの立場で1.5Lガソリンエンジンのヤリスを試した感想をお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

私の車の判断基準は少し偏っていて、車を操るのが楽しいか否か?が焦点になっています。
どんなに快適でも運転している実感が少なければ、たとえ高級車でも魅力に感じません。

その観点でいくと、ヤリスの1.5LガソリンエンジンのCVTモデルは運転が楽しい車でした。
ヤリスGグレードのリアスタイル

スイフトスポーツを購入するとき、候補車としてヤリスのガソリンエンジンモデルも試乗しています。
ただ、街中や郊外を軽く流す程度の試乗でしたのでよく出来ているけど平凡な走りと評価。
GRヤリスのRSを試乗したときも過度に期待してしまい、思ったほどのインパクトを感じませんでした。
GRヤリスRSのサイドビュー
しかし今回ノーマルヤリスでワインディングロードを流してみて、想像以上に出来に驚かされましたね~
自動車ジャーナリストの清水和夫さんが、この車でラリーに挑戦された理由もよくわかります。
ノーマルモデルでこれだけ楽しめてしまうと、スポーツモデルであるGRヤリスRSにはもう少し刺激が欲しくなりますね。
同時にレクサスは差別化のためにももっと価格に見合ったドライビングプレジャーを提供していく必要を感じました。

ところでヤリスに限りませんが、トヨタ車の中間、廉価グレードによくあるこのいかにもフタに見えるパネルはやめてもらいたい...
ヤ汁sGグレードのフロントガーニッシュ
そしてこの中間グレードのGとほぼ同額で購入できる、スイフトスポーツのコストパフォーマンスの高さを実感するのでした。

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