9年ぶりにモデルチェンジしたプジョー308が日本でも発売されましたね。
その新型308のハッチバックモデルの先行特別内覧会にお邪魔して試乗するチャンスがありました。
スイフトスポーツやカローラスポーツ乗りの立場で感想をまとめてみました。
プジョーの新型308 実車をみた第一印象は?
新型308のデビューに合わせてNEW PEUGEOT 308 Sneak Previewという先行特別内覧会を開催するということで参加してきました。
新型308ハッチバックのGTとアリュールという2つのグレードの実車が展示されている会場でのトークセッションと試乗の2部構成になっています。
トークセッションといっても車好きのフリーアナウンサー安東弘樹さんによる新型308の感想トークの動画をスクリーンで視聴するものでした。
私としては少しでも展示されている実車を拝みたいので、トークセッションが終わり早速実物をチェックしてみます。
まずはGTから。
あらかじめ車体サイズ(全長4420×全幅1850×全高1475)を把握したうえでの対面でしたが、やはり以前所有していたカローラスポーツより明らかにひと回り大きい!
新型308はボンネットやショルダーラインがやや高いことからボリューム感があり、数あるCセグメントハッチバックの中でも一クラス上の迫力を感じました。
そしてイメージカラーとなっているオリビングリーンというボディーカラーですが、人工光の下ではとっても鮮やか!
もっと落ち着いたイメージを想像していましたが、かなり明るくなかなか存在を主張するカラーでした。(この光源下においては)
巨大グリルによる大迫力のフロントマスク!
今回のモデルチェンジでフロントがかなりアグレッシブに変化しましたね~
ただ、私が問題視している全幅1850mmですが、外観を一目見た限りではそんなに全幅があるようには見えません。
初めて見た新しいプジョーのオーナメント。より攻めたイメージを与えている?
GTグレードのLEDヘッドライトはマトリックスタイプになります。
そしてすっかりプジョーのアイコンとなったかぎ爪デイライト。
オブジェのような立体的なテールランプ。アリュールは水平基調のデザインで差別化されています。
リアバンパー下のマフラーカッター風のデザインは残念ながらダミーで貫通していませんでした。
GTグレードのタイヤサイズは前後とも225/40R18で、ミシュランのプライマシー4を履いていました。
それにしても会場は新型308のボディーを鮮やかに見せたいためなのか、薄暗い中に明るすぎるダウンライトというカメラ泣かせの環境...
もっと写真を撮りたかったのですが、すぐに試乗の時間が来てしまい時間切れ。ちょっとあわただしいスケジュールでした(泣)
エントリーグレードのアリュールもチェックしたかったのですが、運転席くらいしか撮れていません。
シートはファブリックですが、パッと見た目はGTと大きく変わらない印象でした。
エアコンの温度調整はGTはタッチパネルでしたが、こちらは物理スイッチ(ダイヤル)です。操作性に優れ感触にも高級感がありました。
ただアリュールはオプションでもパワーシートやシートヒーターが設定されていないのは残念なポイントです。
レーンキープ機能もGT限定になっていたりと、乗り出し価格で320万以上なのでスポーツカーでもない限り装備的にちょっといただけませんね~
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プジョーの新型308 BlueHDiに試乗してみた感想は?
今回はアリュールBlueHDiというエントリーグレードに試乗させていただきました。
(試乗でも写真を撮ってる余裕がなかったのでGTの内装画像を使用しています)
130ps(3750rpm)/300Nm(1750rpm)の1.5Lディーゼルエンジンに8速ATの組み合わせで、225/45R17のミシュラン プライマシー4を履いています。
乗り込んで早速エンジンを始動。
適度にエンジン音、振動が抑えられていますが「静か」とはまではいかず、遮音性はクラス平均的なレベルです。
最近のディーゼルエンジンモデルにしてはめずらしく、かすかに車内にカラカラ音が聞こえてくるので、音でディーゼルエンジンであることはわかります。
プジョー独自の運転レイアウトであるi-Cockpitを採用している新型308ですが、208クラスだと違和感がありませんが大きなボディーサイズと広い車内の308だと小径ステアリングホイールがいっそう小さく感じられますね。
ステアリングの上からメーターパネルを見る形になるので、他の車とは異なる独自のドライビングポジションを要求されます。
特徴的なトグルスイッチのシフトレバーを操作してDレンジへ入れてスタートします。
ちなみにあくまで本来の手順として電動パーキングブレーキはスイッチ操作で解除する必要があります。
幹線道路へ進入し周りの流れに合わせるべく加速してみます。
大きなボディーサイズを忘れるほどスルスルと速度がのっていき低~中速域までの加速において必要十分なレスポンスです。
軽量+ターボエンジンのスイフトスポーツや2LディーゼルエンジンのメルセデスB200dによく乗っていますが、それらと比較してもストレスは感じられません。
ハンドリングは素直で応答遅れも少なく、パワーステアリングの味付けはやや軽め。
車の挙動においても加減速においても、とにかく軽快に尽きます。
見た目から重厚なイメージを想像しがちですが、乗ってみると真逆でギャップを感じさせられました。
もちろん、EMP2というプラットフォームによりボディー剛性の高さも感じられますが、それでも乗り心地はマイルドです。
街中での走行において、特にネガな要素は感じられません。
1.5Lディーゼルエンジンモデルはクセもなく誰が乗っても扱いやすい印象でした。
アダプティブクルーズコントロールの操作もすぐ理解出来ました。
操作レバーからステアリングスイッチに代わったのは個人的に好印象です。
新型308のネックは、Cクラスや3シリーズよりも広い全幅1850mmに尽きます。
標準的な道幅の道路を走っている限り意識することはありませんが、ほとんどの立体駐車場はNGで平面駐車場でも両サイドの間隔に気を使うことでしょう。
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プジョー 新型308 先行特別内覧会で試乗してみた感想は? まとめ
プジョーの新型308の印象やディーゼルエンジンモデルを試乗した感想をお届けしましたがいかがだったでしょうか?
街中だけの短時間の試乗でしたが、新型308の一面を知ることが出来ました。
とにかく、いい意味で軽快感に支配されている印象でした。
何度も軽快と強調しているのは、この新型308のボディーの造りからは想像しにくい走りだからです。
ドアを閉めると「ズムッ」とドアの重さやボディーの重厚感を感じずにはいられません。
このしっかり感はCセグメントの中でもピカ一で、何度でも試してみたくなります。
ところでこの新型308は電動パーキングブレーキを採用していますが、なんとブレーキホールドは未対応でした(スタッフさんに確認済)
私はブレーキホールドの恩恵を知っているので、信号待ちが多い街中ではじわじわ効いてきます。
208のBセグメントなら珍しくありませんが、Cセグメントのライバルはすべてカバーしている機能だけにこれは大きなマイナス要素ではないでしょうか?
208はコンパクトカーということである程度割り切れますが、CセグメントとなるとADAS(先進運転支援システム)など装備や機能面の充実も求められます。
またGTとなればAクラスや1シリーズ、A3にも手が届く価格帯です。
そうなるとこの新型308を選択する大きな要素として、デザインの役割は大きいかもしれませんね。
最後にプジョー印のチョコレートケーキ、御馳走様でした。
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