カローラスポーツ | 評価 | ハイブリッドGを3万km乗った感想

カローラスポーツの走行シーン

2018年7月に我が家にやってきたトヨタの新型カローラスポーツ。

毎日の長距離通勤に加えてドライブも楽しんだ結果、すでに3万kmを突破してしまいました。

たっぷり走り込んだ上で、あらためてカローラスポーツ(ハイブリッドG)を評価してみました。

カローラスポーツ エクステリアを評価

カローラスポーツと17インチホイール
大口を開けたような大型のキーンルックグリルですが、毎日目にしていたら違和感は全くなくなりました。

小さくするとフロントノーズが分厚く見えるので難しいところですね。

やっぱり、このグリルは虫の死骸などが付いたとき掃除が大変です(笑)
カローラスポーツと17インチホイール

フェイクであってもG”Z”のマフラーカッターがあるとないとで結構印象が変わってきます。

でも動力性能を考えれば、このくらいがちょうどいいかも?

カローラスポーツと17インチホイール

さすがに全幅1790mmだけあってリアから見るとどっしりした印象を受けます。
カローラスポーツのリアスタイル

こうして見ると、サイドは結構複雑な面構成になっていることがわかります。
バックドアがいかに突き出ているか、わかってもらえるでしょうか?
カローラスポーツと17インチホイール

ちなみにテスト的に17インチのアルミホイールを履いています。

思った通り18インチより17インチの方が、個人的に見た目のバランスや乗り心地、操縦安定性でもベストのような気がします。

(18インチだとサーキットの縁石が怖い...)

それにしてもホイールの選択肢が少ないですね~。プリウスやスバル車とサイズは同じもののインセットの問題でフェンダーから引っ込むホイールが大半です。

カローラスポーツと17インチホイール

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カローラスポーツ インテリアを評価

カローラスポーツのインテリア画像
運転席からの視界はまずますで死角も少ないです。
カーナビゲーションのモニターが高い位置に設置されているため視線移動が少ないのもいいですね。
ベゼルを含めてモニターは視界の邪魔になっていません。

G”Z”のスポーツシートの評価が高いようですが、GやG”X”標準のスポーティーシートもしっかり姿勢を保持してくれるのでスポーツ走行でも不足を感じません。
ただ、さすがに2時間以上運転していると沈み込みを意識させられることがあります。

インパネ中央部の出っ張ったソフトパッドですが、デザインだけで収納には全く寄与していないのが残念なところ。
カローラスポーツのダッシュボード

ステアリングは手触りこそ輸入車に劣りますが、適度なグリップ形状でステアリングスイッチの使い勝手もなかなかです。(C-HRはスイッチに触れてしまうことがありました)
カローラスポーツのステアリング

やっぱり物理スイッチのドライブモード切替は便利です。ステアリングから少し離れた位置にありますが今ではすっかりブラインド操作しています。
自分はノーマル/スポーツしか使用しませんのでワンアクションで切替が出来ています。5モードはとても使いこなせません(笑)
カローラスポーツのドライブモード切替スイッチ

内装の表面は結構傷付きやすいですね。
このパッドの部分は成形の金型の境界も残っており安っぽいです。
カローラスポーツのセンターコンソール

運転席から見た左後方視界です。Cセグメントのハッチバックの中でも死角は平均的なレベルで見通しは合格点といえます。
カローラスポーツの左後方視界

身長180cm近い私が運転席のポジション調整をした後席足元空間です。
カローラスポーツの後席足元空間
膝前にこれだけの余裕があるので、大人の男性でもしっかり座れる空間は確保されています。
カローラスポーツの後席足元空間

それでもさすがにここはホイールベースが長いプリウスの方が余裕がありますね。
ただ、頭上高のゆとりはいい勝負です。

ラゲッジスペースですがバックドアの傾斜がきついものの、見た目に反して収納力はある方だと思います。

容量にして352Lあります。C-HRが318Lなのでまだマシですね。

ちなみに欧州でラインナップされている2.0Lハイブリッドモデルは、ここに補器バッテリーが配置されるため若干床が高くなり容量も少なくなります。

カローラスポーツのラゲッジスペース

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カローラスポーツ 走行性能、乗り心地を評価

カローラスポーツの走行性能

カローラスポーツを購入後も、輸入車を中心にいろいろ試乗してきましたが、やはりカローラスポーツは高い走行性能を持っていると確信しました。

ハンドリングは手ごたえが軽すぎるものの、よく曲がり特にRのきついカーブを走り抜けるのは痛快ともいえます。

基本的にはプリウスと同じ1.8Lハイブリッドですが、低速からトルクがありスポーツモードのレスポンスならスポーツ走行も十分楽しめます。

エンジンを回して走ると悲しいエンジンサウンドが聞こえてきますが、まあアトキンソンサイクルなので仕方ありません。

レクサスUXで新開発の2.0Lハイブリッドも試乗してみましたが、劇的にパワフルというわけでもなく燃費性能やコストを考えれば現状の1.8Lはバランスが優れていると思います。

長い下り坂を走行するときはハイブリッドの弊害がありますが、ほとんどの走行シーンは他のライバル達に劣ることはありません。
カローラスポーツの走行性能

あえて問題を挙げるとすれば運転していてトラクションが乏しいところでしょうか?

また、輸入車のようなステアリングを通じたインフォメーションは乏しいと言わざるを得ません。

一方、乗り心地は国産車や輸入車のライバルと比べて平均以上の出来でとても滑らかです。

多少の路面の凹凸はきれいにいなしてくれるのですが、一定以上の入力になるとガツン!ときます。

ちょっと極端なくらい変化がありますね~

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カローラスポーツ T-Connectを評価

カローラスポーツのカーナビ

カローラスポーツはコネクティッドカーとして標準でDCM(車載通信機)を搭載し、3年間利用料が無料でT-Connectサービスが利用できます。

T-Connectの主な機能
・オペレーターサービス
・ヘルプネット
・リモートメンテナンス
・マイカーsecurity
・マップオンデマンド
・エージェント

購入時からオペレーターサービスなど各機能をいろいろ試してきました。

けがや急病時にお世話になる緊急通報システムの「ヘルプネット」や車両の異常をモニタする「リモートメンテナンス」は、さすがに試したことはありませんが一通りの機能は確認出来ました。

「マップオンデマンド」は頻繁に地図更新があり、常に最新の地図データにしておくことが出来るので頼もしいです。

「マイカーsecurity」ではウインドウが空いた状態をスマホに知らせてくれるのでうっかりミスを防げます。

よくリアウインドウが少し空いていたなんてことがあり、助けられています。

目的地設定はオフライン(カーナビ内部のデータ検索)だと停止状態でないと操作できませんが、「オペレーターサービス」と「エージェント」は走行中でも音声操作で目的地設定が可能です。

「オペレーターサービス」はオペレーターとのやり取りまで時間がかかるので、最近は単純な音声入力の「エージェント」ばかり使うようになりました。

施設の名称がわかっていればかなりの確率で目的地が見つかるので頻繁に利用しています。

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カローラスポーツ 評価のまとめ

カローラスポーツのエクステリア
カローラスポーツを3万km以上走行した経験から評価してみましたが、いかがだったでしょうか?

先行手配で購入したため不安のまま納車されましたが、結果的に大満足です。

ライバル達に対してハイブリッドの燃費だけでなくトータルバランスで十分勝負出来る車でした。

あとT-Connectのサービスはマイカーsecurityをはじめ意外に使えます。

今、あらためて車を選ぶとしてもこのカローラスポーツにすると思います。

カローラセダンやカローラワゴン(カローラツーリング)が2019年9月に販売が開始されれば、社外品のパーツも今以上に充実してくるでしょうね。

プリウスやC-HRのように街中で溢れていないのもいいかも?

プリウスよりも優れた安全・運転支援機機能を持ち、走行性能、価格面でもリードしているカローラスポーツは自信を持っておすすめします!

ぜひ試乗してみてくださいね。

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