カローラスポーツ|車中泊|できる?できない?実際に試してみました!

カローラスポーツのフロントマスク

扱いやすいサイズで安全・運転支援機能が充実しているトヨタの新型カローラスポーツ。

快適に長距離ドライブが出来るとなれば、車中泊で更に旅行を楽しみたいところです。

スタイル優先のデザインから車内が狭そうなカローラスポーツで車中泊が可能か実際に検証してみました。

カローラスポーツで車中泊は可能か?

カローラスポーツのリアスタイル
実際に検証してみたところ、結論として大人一人は確実に車中泊が可能です。
2人だと体のサイズ次第で可能といったところでしょうか?小学生までの子供さんなら問題ないでしょう。

寸法ではピンとこないと思うので、実際にカローラスポーツの車内でチェックしていきましょう。

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カローラスポーツで車中泊できるか検証してみました

カローラスポーツのラゲッジスペース

カローラスポーツのラゲッジ容量はVDA方式で352Lあります。
318LのC-HRよりは広いですが、502Lのプリウスには遠く及びません。
しかし車中泊では、なによりラゲッジの奥行(荷室長)が問題になります。

では後席のシートバックを倒してみましょう。
カローラスポーツのフルフラット

リアシートの部分を横から見るとこんな感じです。
カローラスポーツのリアシートを倒した状態

若干傾斜がついているものの、この程度であれば車中泊での就寝には十分許容範囲です。
カローラスポーツのラゲッジスペース
カローラスポーツのラゲッジスペース

倒した後席のシートバックの先端からラゲッジスペースの手前まで対角線上の寸法は1670mmしかありませんでした。
カローラスポーツで車中泊

これでは車中泊は到底無理なので、後席シートバックと前席のシートバックの隙間も有効利用する必要があります。

ということで前席を目いっぱい前方にスライドしシートバックを倒してみましたが、これ以上前方には倒せませんでした。もう少し前へ倒れてくれればいいのに...
カローラスポーツの助手席

この状態で前席のシートバック背面から後席のシートバックの先端までを測定してみると約400mmあります。
カローラスポーツで車中泊

後席足元のフロアに適当に荷物を積み重ねて隙間を埋めてみます。
カローラスポーツで車中泊

すると前席のシートバック背面からラゲッジスペースの手前まで対角線上の寸法は1990mmありました。
これだけの荷室長があれば何とかなりそうですね。
カローラスポーツのフルフラット状態のラゲッジスペース

さっそく、全長1950mmの車中泊マットを敷いてみると、ぴったり収まりました!
身長178cmの私で試してみましたがバックドアに足が当たることはなく、さほど窮屈ではありませんでした。
これだと少なくとも身長180cmまでの人なら頭や足を多少動かしても壁に接触しない状態で寝ることが出来ます。
カローラスポーツで車中泊

さすがにマットを真っ直ぐ配置すると、残念ながらスペースが少し足りません。
カローラスポーツで車中泊

身長170cmくらいまでならこれでもなんとか寝られそうですが、大人の男性2人が並んで寝るには横幅が狭く窮屈でしょう。
カローラスポーツで車中泊
カローラスポーツで車中泊

荷物は前席のわずかな空間と、後席足元に置くことになると思います。
カローラスポーツでの車中泊は、後席足元のスペースをどれだけ有効活用できるかがポイントとなりそうですね。

ちなみに室内高が低いため、足を伸ばして座るということは到底ムリです。

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カローラスポーツで車中泊の就寝スペースを確保するための条件

今回、検証したカローラスポーツはメーカーオプションの4:2:4分割アジャスタブルデッキボードが装着されています。

引用:https://toyota.jp/corollasport/utility/

カローラスポーツで車中泊

デッキボードは好みの高さに設定出来るようになっています。

下段に設置すると荷室高さを稼げるため大きめの荷物を積むとき便利でしょう。
カローラスポーツで車中泊

上段に設置するとシートバックを倒したときフルフラット状態となります。
カローラスポーツで車中泊

4:2:4分割アジャスタブルデッキボードがない場合は、後席シートバックを倒すと段差が生じてしまいます。

引用:https://toyota.jp/corollasport/utility/

さすがにこれだけのスペースの段差を埋めるのは大変です。

これからカローラスポーツを購入されるなら4:2:4分割アジャスタブルデッキボードは手配しておきましょう。

メーカーオプションなので車両購入後に手配することは出来ません。

また、1500Wのアクセサリーコンセントや4WD、スペアタイヤを選択した場合は注文できませんのでご注意を。

 

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カローラスポーツで車中泊するときに注意したいこと

カローラスポーツで車中泊

車中泊で横になるとき、スマートキーのドアロックボタンで施錠されている人って多いんじゃないでしょうか?

私もその一人なんですが、朝を迎えてトイレに行こうと後席ドアのロックを解除したところ...

大音量でセキュリティアラームが鳴り響きました!!

慌てふためいてドアロックの施錠、解除を繰り替えしてアラームを止めようと必死になるはめに(゚Д゚;)
おまけにアラームの解除を試みているときに、追い打ちをかけるように電話もかかってきます。

ようやくアラームがおさまりましたが、おかげで眠気が吹き飛ぶ始末(笑)
カローラスポーツで車中泊

カローラスポーツはDCMという通信機を標準装備しており、T-Connectサービスのセンターとつながっています。

そのためセンターが車の異常を検知して登録していた自分の携帯電話に連絡をくれていたんですね。

どういうことかというと、スマートキーで施錠した場合は、スマートキーで解錠しないと異常とみなされるんです。

カローラスポーツのスマートキー

夜や早朝に寝ぼけて、このことを忘れて直接ドアのロックを解除してしまうとセキュリティアラームが発動してしまいます。

これ以来、車中泊では手動でドアロックすることにしました。

カローラスポーツのドアロックスイッチ

DCMが標準装備されている、クラウンやRAV4、プリウスも同じことになるので気を付けてくださいね~

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カローラスポーツの車中泊でおすすめできるマット

個人的に車中泊のマットは使用しないときはコンパクトに収まるものを使用しています。

今回、検証に使用したのはBears Rockのキャンプマットです。
軽量コンパクトなのでこれなら常にラゲッジスペースに積んでいても邪魔にならないでしょう。
カローラスポーツで車中泊

バルブを開くだけで自動的に膨らみ、空気の取り込む量でマットの弾力を調整できるようになっています。
また、収納するときもたたみながら空気を押し出せるので扱いが簡単でした。
カローラスポーツで車中泊

空気で膨らます枕がついていますので、お好みに応じ硬さも調整できます。
カローラスポーツで車中泊

補修用の生地も同梱されていました。

お手頃価格で、ベストセラーとして実績がありますのでおススメですよ。

車中泊マットと合わせて後部座席の足元用クッションもあれば便利ですね。


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カローラスポーツ 車中泊 まとめ

カローラスポーツのサイドビュー

今回はカローラスポーツで車中泊が出来るか検証してみましたが、いかがだったでしょうか?

ロングドライブや釣り、写真などアウトドアの趣味の相棒としてカローラスポーツが使えるか気になる人も多かったのでは?

検証の結果、さすがに大人2人は少し厳しいですが一人なら車中泊が可能なスペースがあることがわかりました。
もちろんワゴンボディであるカローラツーリングも同様です。

(欲をいえば室内高はもう少し欲しかった)

もちろん、RAV4やCX-5のようなSUVに比べれば圧倒的に手狭ですが、その代わりカローラスポーツにはSUVでは味わえないドライビングプレジャーがあります。

カローラスポーツの走行

車中泊が出来て、走りを妥協したくない多趣味なドライバーにカローラスポーツはおすすめできます。

カローラツーリングのエクステリア

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