日産ノート&オーラ | VWゴルフ | いい車なのになぜ愛車候補に挙がらないのか?

ノートとゴルフ

日産のノートやオーラ、VWゴルフはいずれも自分の中では評価の高い車です。
しかし私の次期愛車候補に不思議とこれらは含まれません。
その理由をちょっと考えてみました。
新型ゴルフ8に試乗して評価してみた

Bセグメントで最もバランスのいい日産ノート&オーラ

ノートオーラの試乗記
2020年にモデルチェンジしたノートと、その上級モデルとしてデビューしたオーラ。
今まで多くの車を実際に乗って進化を見届けてきましたが、モデルチェンジでこれほど極端に良くなった前例を知りません。

オーナーの方には申し訳ないのですが、先代モデルはお世辞にもドライブに行きたいという気持ちにはなれませんでした。

しかし、新型は走りが劇的に進化して、いい意味で見た目も中身も先代の面影を感じません。

ノートの試乗

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ノートオーラの試乗記

ノートオーラ | 試乗記 | 気になる走りをチェックしてみました

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日産はルノーと提携関係にありますが、日産が最も恩恵を受けたのがこのノートに採用されている共同開発プラットフォームではないでしょうか?
日産ノートのサイドビュー
新型は高いボディー剛性をえて操縦安定性が大きく向上し、一体感と操作のダイレクト感が心地よいレベルに達しています。

先進的なインパネや優秀なADAS性能(運転/安全支援)なども大きな魅力ですね。
新型ノートのメーターパネル
ノートはヤリスより解放感があってデザインにクセがなく、フィットより電動ドライブに楽しさがあってライバルたちの弱点をしっかり突いています。

またオーラの内装は確実に上のクラスを凌駕しており、高級コンパクトカーというニーズに支持されています。これは所有感も満たされますね。
ノートおーたのセンターコンソール
もしBセグメントの車でおススメするならノート&オーラは外せません。

VWゴルフ 世界のベンチマークの出来は伊達じゃなかった


ゴルフ7.5やゴルフ8を試してつくづく感じるのは、そのクセのない挙動に尽きます。

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VWゴルフTDIのエクステリア

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2020年1月4日
クセがないというと平凡に聞こえますが、言い換えれば「文句を付けにくい」という誉め言葉。
ベースグレードだけでなくスポーツグレードのGTIも含めて、高速道路はもちろん街中でも快適な操作フィールと乗り心地を提供してくれます。

高いボディー剛性感はドイツ車らしく輸入車を実感でき、脚も路面に追従して乗り心地もマイルド。

これって長年国産メーカーが目指していてもなかなか実現できなかった領域であり、実はすごいことなんですが特徴として認識されにくい側面があります。
乗降性にも優れていて、ボディーサイズを考えるとパッケージングも優秀です。

そして個人的に高く評価したいのが、いたずらにサイズを拡大していないこと。
そのおかげで取り回しも優秀で、意地といっていい伝統のデザインながら死角が抑えられ運転視界も良好な部類でしょう。
VWゴルフTDIのエクステリア
ゴルフ8から採用された非常に滑らかなマイルドハイブリッドエンジンに加え、とっても扱いやすいクリーンディーゼルエンジンも強みです。

VWゴルフは旧モデルも含めて、ちょっといいモノが欲しい人や愛着を持って毎日使う道具として最良の1台なのは間違いありません。
輸入車のある生活に憧れている人にもおススメできますね。

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私にとってバランスが整いすぎた?日産ノート&オーラとVWゴルフ

日産ノート&オーラやVWゴルフはいずれもADAS性能や燃費性能も優秀です。
加えて私は特に純エンジン車にこだわっているわけでもないので、この2車を愛車候補に入れてもおかしくありません。
なのに、なぜ車好きを自称する私が惹かれていないのか?
新形ノートの外観
一番大きな理由として、この2モデルはデザインが整いすぎて実用車テイストを感じてしまっているからです。

シンプルで奇をてらわないノートのプロポーションや質実剛健を貫くゴルフのプロポーションは、長く道具として付き合うにはいいものでしょう。

しかし、私の中でどこか華に欠けるというか物足りない印象があるのです。
これはフィットも同様に感じています。
もちろん、これは私のいいがかりで偏った主観ですよ!!

それでも車のプロポーションをあらためて考えさせられたモデルでした、

車の選定理由は、性能や価格、見た目などいろんな要素がありますが、どれもとらえ方は人それぞれ。

2ドアクーペという尖がったカテゴリーということもありますが、モデルチェンジしたGR86/BRZのデザインを見たときは「これだ!!」と心を奪われ購入に踏み切りました(笑)
新型BRZのエクステリア
初代モデルが好印象だったこともありますが、感性を刺激されたのは間違いありません。

そして、特にゴルフは超安定指向のためかGTIを除いてワインディングを攻めてもワクワク感が乏しかった点も挙げられます。
姿勢変化も少なく無難にコーナーリング出来てしまう...

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日産ノート&オーラはここも気になる

新型ノートのフロントマスク
日産のノート&オーラに採用されているe-POWERは、バッテリーの充電こそエンジンを使用していますが完全なモーター走行のシリーズハイブリッドです。
いきなり最大トルクを出せるモーターの力強い加速は、ほかのガソリンハイブリッド車比べて強みになります。

私の趣味であるスポーツ走行でも「これは武器になるのでは?」と期待しました。

しかし、全開走行を強いられるスポーツ走行では限られた容量のバッテリーをすぐに使い切ってしまいます。
このためエンジンによる充電が追い付かなくなり、このパワートレインはスポーツ走行には向いていないことがわかりました。
これは、スポーツグレードのオーラNISMOでも同じことがいえます。

もちろん、一般道を走るのなら何の問題もない優れたシステムなのは間違いありません。
ただ、私の使い方に合っていなかっただけなのです。

VWゴルフはここもになる

VWゴルフは2021年に8代目にモデルチェンジしています。
外装は伝統のプロポーションとデザインを継承していますが、内装はインパネ周りを一新!
歴代ゴルフの中でもトップクラスの変革でしたが、タッチ操作を大幅に取り入れた操作性は新型ゴルフのネックとして取り上げられています。

実際に何度か乗ってみましたが、操作の確実性に不安があったりブラインド操作が難しく「世界のゴルフがこれでいいの?」と思わずにはいられませんでした。

実は他にも個人的にヘッドライトの仕様については不満があります。
iQヘッドライトという高機能なシステムも60km/h以上の速度でなければ機能しません。

VWゴルフのヘッドライト

VW | ゴルフ| TDI | ハイビーム自動切換(オートハイビーム)が使えない!?

2020年1月24日
この点は、あまり話題に挙がらないので多くの人には問題ないのでしょう。
しかし毎日長時間にわたり夜間走行する私にとっては無視できませんでした...

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日産ノート&オーラ VWゴルフ いい車なのになぜ愛車候補に挙がらないのか? まとめ

VW ゴルフ8 GTIを評価
偏見に満ちた日産ノート&オーラ、VWゴルフを愛車候補にしなかった理由をお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

好き勝手述べていますが、一般公道限定だったり増車できるなら通勤用としてノート&オーラは十分候補になります。
しかし1台しか選べないとなると、私にとってこれらのモデルは「守りに入りすぎた」選択に映ってしまうのです。

わかってはいてもスポーツ走行を趣味にしているとSUVも含めて車選びは大きな制約を受けます。
加えて長距離通勤がわざわいして極端な過走行になるので、愛車候補の選定にはいつも悩まされています。

増車がすべてを解決するんでしょうけど、頭の中で何度もシュミレーションしても不器用な私は使い分ける自信が持てません(笑)

単にわがままなだけですが、このあーでもないこーでもないと悩むのも車選びの面白さなのかもしれませんね。

ところで、車好きの人ならVWゴルフの走りは一度体験してみることをおススメします。

車の評価は今まで経験した車が基準になるので、人によっては偏りがちに。
ゴルフはその目安としてぴったりのモデルだと思っています。

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