VW | 新型ゴルフ | 気になるエクステリアやインテリアをチェック!

本国デビューからかなり待たされましたがVWのゴルフ8がついに発売されました。

カローラ乗りの視点で新型ゴルフのエクステリアやインテリアをチェックしてきましたので詳細をまとめています。

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VW 新型ゴルフ eTSI Styleのエクステリアをチェック

新型ゴルフはすべてモーターを搭載したマイルドハイブリッド車となり、グレード構成は、以下の通りです。

■1.0Lガソリンエンジン+モーター
eTSI Active Basic 291.6万円
eTSI Active    312.5万円
■1.5Lガソリンエンジン+モーター
eTSI Style    370.5万円
eTSI R-line    375.5万円

 

今回チェックしたのは1.5Lエンジンを搭載するeTSI Styleというグレードのオプション装着車です。
Styleは旧型でいえばハイラインに相当する装備が充実したグレードになります。

全体のプロポーションは歴代ゴルフのイメージを色濃く残してきましたが、ヘッドライトユニットが薄型になり精悍さが増しています。
ボディーカラーはオリックスホワイトマザーオブパールです。

こちらはゴルフ8のイメージカラーになっているライムイエローメタリックです。

こちらはキングズレッドメタリック。

ヘッドライトは旧型では上に張り出していましたが、新型では下へ張り出しているのが特徴です。

サイドから見るとほとんど旧型と見分けがつきませんね。
新型はキャラクターラインが少し高い位置にデザインされています。


リアはテールランプユニットの形状が変更されているもののフロントほど変化した印象はありませんね。
ゴルフの象徴ともいえる極太Cピラーは健在ですがゴルフ7.5より若干寝た角度になりました。


ヘッドランプユニットが薄型になりワイド感が強調されました。
今回登場したグレードはフロントバンパーからフォグランプが無くなりガーニッシュが配置されています。

新しくなったVWのオーナメント。従来の立体的なものは印刷で正確に表現されにくいのが変更の理由だとか...

旧型のゴルフ7.5ではオートハイビームもありませんでしたが、新型では22個のLEDによるマトリクスヘッドライトがオプションで選択出来ます(Active BASICを除く)ただし動作速度が65km/h以上と高いのがネックです。
上の直線部分はデイライトとして常時点灯します。

このボディー同色のガーニッシュ、そのうち見慣れるのかな?

フロントフェンダーのドア側にはグレードを示したガーニッシュを配置

ボンネットは側面から見るとかなり盛り上がっています。

GOLFの文字がオーナメントの直下に移動したものの、シンプルなバックドアは先代譲りですね。

iQ LIGHTとよばれるLEDコンビネーションランプ。ウインカーは流行りのシーケンシャルタイプです。

残念ながらまたしてもダミーマフラーは健在です。

ボンネットは鉄板でかなり重い!

1.5L4気筒ターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドのエンジンルーム

新型ではロックが2カ所になっていました。

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VW 新型ゴルフ eTSI Styleのインテリアをチェック

新型で最も変わったのが物理スイッチを極力廃止したこのインパネです。
Styleでは特定のボディーカラーを選べば内装色をこの画像のストームグレーとブラックの2色から選べます。
旧型が時代を感じさせるオーソドックスなデザインだったので、新型は一気にモダンになった印象を受けます。

こちらはブラック内装です。

旧型ではクロームメッキパーツが所々に配置されていましたが、新型ではかなり控えられています。
VWゴルフTDI Highline Meisterのインパネ
個人的にこのストームグレーのツートンの内装は明るく清潔感があって気に入りました。

ステアリングのデザインは変わりましたがスイッチパネルの配置は旧型とほぼ同じで左側がクルーズコントロール系、右側がインフォメーション系に分かれています。
個人的にもう少しボタンを大きくしてほしいところです。ステアリングヒーターは1.5Lモデルのみの装備となります。
それにしてもこのステアリングのデザインはどこかBMWに似ていますね(笑)
この革巻きステアリングの手触りや握り心地は旧型より好感が持てました。

メーターパネルは全グレードで液晶ディスプレイとなります。
また、カラー調整可能なアンビエントライトも標準装備です。

メーターパネル液晶の横にインフォティメント用液晶ディスプレイが並ぶスタイルは最近のモデルですっかり定番となりましたね。新型日産ノートも似たレイアウトとなっています。

温度や風量調節はタッチセンサーをタップして操作するのですが、慣れないうちは調整が難しい!。このインターフェース、ちょっとVWらしくないような気がします。
ハザードボタンが少し小さいのも気になりますが、海外ではめったに触らないボタンなので仕方がないところ。

ペダルはすべて吊り下げ式です。VW車の特権といえる右足を休めるスペースは新型でも確保されていました。

助手席正面には木目というかヘアライン調のパネルがあしらわれています。

グローブボックス内は樹脂素材むき出しとなっていました。残念!

ヘッドアップのマップランプはLEDタイプ。

Aピラーの先端にはオプション(1.5Lエンジン搭載のStyleとR-Line)のハーマンカートンのツイーターがインストールされていました。

1.5Lエンジン搭載のStyleとR-Lineは電動パノラマスライディングルーフがオプション設定されています。

センターコンソールの助手席側には収納ポケット。

センターコンソールの奥には標準装備でUSB-Cのポート2個と非接触充電があります。

新型ゴルフのエンジンスタート/ストップボタンは珍しい四角い形状で、その下に同じ大きさでPレンジのボタンが並んでいるため誤操作が心配になってきます。
そして最初は誰もが戸惑うであろう、とっても小さなシフトレバー。これも慣れれば抵抗無くなるんでしょうね~
もちろん電動パーキングブレーキが採用されオートホールド機能もあります。
ただ、この電動パーキングブレーキはオートホールドを有効にしておかないと、スイッチを操作してセット・解除する必要があります。(Pレンジで自動的にセットされない)

ドリンクホルダー横には12Vサービス電源を装備。
センターコンソールボックスは旧型同様ミニマムサイズで、アームレストは高さが変えられるようになっています。

後部座席側にはエアコンの吹き出し口に加えてCセグメントでは珍しく温度調整も可能になっています。その下にはUSBポートもあります。

後席の室内灯もLED。

フロントシートは旧型と同様にサイドサポートがやや張り出し気味でサポート性に優れていました。
シート調整はマニュアルですが、調整幅がたっぷりあるのでどんな体格の人でも適切にドライングポジションが決められると思います。
中央部分はエクセーヌ調の手触りでした。
ちなみに新型はすべてのグレードでパワーシートの設定がありません。

新型は若干ホイールベースが短くなりましたが、後席足元空間は十分余裕があります。身長178cmの私でも座面長さや高さも不足なし!

身長178cmの私が運転席を調整した状態でも、膝前空間はこぶし2個分。カローラスポーツより快適です。
またシートバックにはスマホを入れられるポケットが運転席、助手席とも用意されています。

ドアパネルは中央部分は布張、アームレスト部は皮革、それ以外は樹脂パネルで構成されています。
高級感こそないものの硬質で安っぽさは感じられません。
ドアポケットにはかなり大きなスペースが設けられていて旧型同様にモケットが貼られていました。


ブラック内装だと全面が樹脂パネルに見えてしまうかも?

後席中央にはカップホルダー付きのアームレスト。ホルダーの底部はしっかりゴム製でした。

アームレストの収納部分はトランクスルーが可能になっています。

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VW 新型ゴルフ eTSI Styleのラゲッジスペースをチェック

ラゲッジスペースはVDA方式で旧型と同じ380Lの容量があります。Cセグメントのハッチバックでは平均以上のサイズですね。

ラゲッジのパネルは高さを変えられるようになっているので高さのある荷物にも対応しています。

シートバックを倒してフルフラットにすると1237Lの容量がありますが、残念ながら旧型と同様にシートバックは少し傾斜が付いてしまいます。

ラゲッジボードの下には最近では珍しくテンパータイヤが収まっています。

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VW 新型ゴルフ 気になるエクステリアやインテリアをチェック! まとめ

ついに日本導入を果たしたVWの新型ゴルフ8のエクステリアやインテリアについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

エクステリア(外装)はゴルフらしく伝統を重んじて旧型のイメージを色濃く残しつつ少しスタイリッシュに仕上げてきました。
ターゲットの年齢層が幅広い世界戦略車だけに冒険は出来ない事情をかかえていますす。

それに対してインテリアは歴代ゴルフの中でも非常に大きな変革を遂げた内容になっていました。
旧型は長年親しまれていたデザインなのでやや新鮮味に欠けていただけに、物理スイッチの廃止も含めて極端な変化といえます。

ボタンをなくしタッチセンサー等へ切り替えた結果、車内の見た目はスッキリしますが目視による操作が前提になっており使い勝手で疑問が残ります。
特に個人的にはエアコンの操作に抵抗を感じました。
まあ、これらは最近の新型車で同じ方向に向かいつつあるので慣れていくしかないのかもしれませんが、それでも設定操作をディスプレイに集約したことで、かなり操作に戸惑いました。

内装の質感ですが事前のレビューでチープになったなど意見がありましたが個人的には気になりませんでした。
ただ、マイカーのカローラスポーツと比べると旧型はゴルフの圧勝でしたが、新型はイーブンと判断します。

そして魅力的な価格設定であればいいのですが、新型はエントリーグレードのActiveでもざっくり400万が必要になります。
(Active Basicは売る気なし?)

このなるとアウディA3やBMW1シリーズといったプレミアムブランドのモデルも視野に入ってきますね~

また、機会があれば新型となったゴルフ8の情報をアップしていきますね。

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