発売以来、多くの受注を抱えることになった5代目プリウス。
新たに設定された2.0Lモデルは、一足先にデビューしたホンダのシビックe:HEVとサイズや排気量がガチンコ状態。
今回、新型プリウスとシビックe:HEVの競合について考えてみました。
新型プリウスとシビックe:HEVは競合する?しない?
新型プリウスでは初めて2.0Lモデルが設定され、販売の主力モデルとなっています。
こうなると走りで評判の高いシビックe:HEVと比較したくなるのが人情です(笑)
おそらくYoutubeでも比較動画がいろいろ出てくるんでしょうね~
引用:https://www.honda.co.jp/CIVIC/
私も比較を考えてみましたが、ちょっと手が止まりました。
というのも新型プリウスを検討している人が、シビックe:HEVを気にするのか疑問に思ったからです。
確かにこの2台は同じハッチバックモデルでサイズや排気量、価格帯も同じ土俵なので比較対象としては申し分ありませんが、それぞれの魅力について挙げてみると...
プリウス
・スポーツカーを思わせる斬新なスタイル
・プリウス=燃費スペシャルからの脱却
シビックe:HEV
・走りが楽しめる新しいハイブリッド車の提案
・安定のファストバックスタイルのエクステリアと落ち着きと上質感のあるインテリア
といった感じでしょうか?
これらを踏まえて、それぞれの視点から考えてみました。
プリウスを検討している場合
SNSや口コミなどを見ている限り、今回のプリウスを気に入っている人はかなりの割合でデザインが大きなウエイトを占めていると実感しました。
その見た目は、私もいい意味で大きく衝撃を受けた一人です。
動力性能など理屈ではなく好みによるものなので、この場合は他の車種と比較検討する余地はないでしょう。
もちろん燃費性能においてもプリウスは他の追従を許しません。
そして今までの退屈な1.8Lハイブリッドのプリウスと差別化を求めている旧型オーナーさんも多いはず。
そもそも旧プリウスオーナーさんの中には「乗り換え候補はトヨタ車しか眼中にない」という人も多いでしょう。
シビックe:HEVを検討している場合
シビックも大人びた落ち着いた内外装の造形が魅力ですが、最大のポイントは今までのハイブリッド車には無かったドライビングプレジャーの高さでしょう。
乗降性や後席の使い勝手なら比較するまでもなくシビックですが、シビックe:HEVの動的質感に惹かれている人は新型プリウスの走りの実力も気になると思われます。
短時間の街中試乗しか出来ていませんが、私個人の印象では乗り比べた限りハンドリングを含め運転する楽しさはシビックが勝っていました。
新型プリウスも従来のTHS-Ⅱから劇的な進化を遂げていますが、高揚感はシビックに及びません。
回生力を選択できるパドルシフトの存在やステアリングフィールもシビックが一枚上手です。
運転の楽しさについては実際に試乗しないと実感できないので、見た目で選ばれるプリウスに比べて迷う人も出てくるかもしれませんね。
...ということで、シビックe:HEVを考えている人なら新型プリウスと比較検討も十分考えられますが、新型プリウスを考えている多くの人はシビックe:HEVを比較候補として考えていないのでは?と個人的に感じました。
とはいえ、デザインの印象やドライビングプレジャーなどの感性は、人それぞれ意見が分かれるところですね。
打算的に比較するなら燃費性能やリセールバリュー、4WD需要でプリウス、走る楽しさや実用性ならシビックe:HEVでしょうか?
スポンサードリンク
新型プリウスとシビックe:HEVのデータ比較
どちらも各メーカーの最新FFプラットフォームとパワートレインを採用した意欲作。
数値的には拮抗してますね。
ただ、個人的にやはりシビックの最小回転半径は気になります....
プリウス
全長:4600mm(+100mm)
全幅:1780mm(-20mm)
全高:1430mm(+15mm)
ホイールベース:2750mm(+15mm)
最小回転半径:5.4m(-0.3m)
駆動方式:FF/4WD
タイヤサイズ:195/50R19
WLTCモード燃費:28.6/26.7km/L
車両本体価格:370万円/392万円
()内はシビック比
シビックe:HEV
全長:4500mm(-100mm)
全幅:1800mm(+20mm)
全高:1415mm(-15mm)
ホイールベース:2735mm(-15mm)
最小回転半径:5.7m(+0.3m)
駆動方式:FF
タイヤサイズ:235/40R18
WLTCモード燃費:24.2km/L
車両本体価格:394万200円
()内はプリウス比
スポンサードリンク
新型プリウス シビックe:HEVと比較検討する人っているの? まとめ
新型プリウスとシビックe:HEVを比較検討について私の考えをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
プリウスやカローラなどトヨタのハイブリッド車を乗り継いできた私でしたが、シビックe:HEVを試乗したときホンダが徹底して運転の楽しさを追求してきたことがヒシヒシを伝わってきました。
トヨタを含む既存のハイブリッド車とは明確に差別化されていてトヨタも少なからず衝撃を受けたのではないでしょうか?
このシビックe:HEVの味付けは普通の人?にはやや過剰気味かもしれませんが、車好きであればあるほど惹かれることでしょう。
開発のタイミングはかぶっていると思われますが、トヨタの開発陣が少しでもシビックe:HEVを意識していたなら面白いことになっていたかも?
スタイルと運転の楽しさという感性での比較ですが、悩むのも車選びの醍醐味ですね~
どちらも売りにしている安全・運転支援システムの第三世代トヨタセーフティセンスとホンダセンシングは、しっかり比較出来ていませんが購入の決め手になるほどの決定的な差はないでしょう。
とはいえ、販売台数ではプリウスの圧勝は目に見えています。
絶対的な生産台数が少ないので3代目プリウスの様にはならないでしょうけど、信号待ちでホワイトパールが並ぶなんてこともあるでしょうね(笑)
まだまだ新型プリウスについてはフォローしていきますね!
ディーラーに下取りしたらもったいない!!
あなたの愛車、走行距離が
たとえ10万キロや20万キロであろうと、
値段がつかないとあきらめてはいけません。ディーラーで下取りは絶対損です。
クルマ一括査定サイトを利用して
手っ取り早く一番高く買い取ってくれる
買取業者を見つけてください!!最大10社の大手買取会社が、
競って値段をつけてくれますよ私も23万キロも走行した愛車を
30万で買い取ってもらいました!!!ディーラーで下取り価格が20万円だった車が
買取業者が70万円で
買い取られることもあります。