カローラシリーズ|C-HR|プリウス| GA-C3兄弟を比較してみました

2018年6月にデビューした新型カローラスポーツはTNGA(トヨタグローバルアーキテクチャ)のミドルクラス向け(Cセグメント)プラットフォームであるGA-Cを採用した3台目のモデルとなります。

このGA-Cプラットフォームを採用したプリウス、C-HR、カローラスポーツは、いずれも同じCセグメントのハッチバックスタイルなので車選びで迷ってる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回はこの3台をいろいろ比較してみました。

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TNGA GA-Cプラットフォームを採用しているモデル一覧

トヨタの新し車つくりの核となるのがTNGA(トヨタグローバルアーキテクチャ)です。

トヨタのTNGAとはプラットフォームのこと?

2018年5月5日

そのTNGAにもとづいて開発されたミドルクラス向けプラットフォームがGA-Cとなります。

このプラットフォームは4代目となる現行プリウスで初めて採用され、その後C-HR、カローラスポーツと続いています。

引用:https://toyota.jp

これらのモデルは、いずれも走行性能で高い評価を得ておりとくに動的質感は今までのトヨタ車と別物といっていいでしょう。
あとはそれぞれのモデルに応じた味付けがなされています。

引用:https://www.netcarshow.com/

TNGAのプラットフォームでは、従来のスポット溶接の間隔を大幅に狭くして、要所には構造接着剤を使用するなど剛性強化が図られています。
これが乗り心地のよさに貢献しているんですね。

2018年11月にはレクサスで初めてGA-Cプラットフォームを採用したUXが登場しました。

引用:https://lexus.jp/models/ux/

同じGA-Cプラットフォームでもプリウスのみ2700mm、それ以外のモデルは2640mmとなっています。

車名 全長 全幅 全高 ホイールベース
プリウス 4540mm 1760mm 1470mm 2700mm
プリウスPHV 4685mm 1760mm 1470mm 2700mm
C-HR 4360mm 1795mm 1550mm 2640mm
カローラスポーツ 4375mm 1790mm 1460mm 2640mm
レクサスUX 4495mm 1840mm 1520mm 2640mm
カローラツーリング 4495mm 1745mm 1460mm 2640mm
カローラ 4495mm 1745mm 1435mm 2640mm

カローラスポーツ・C-HR・プリウス 安全機能の比較

安全運転支援システムはカローラスポーツでは最新のトヨタセーフティセンス、C-HRとプリウスはトヨタセーフティセンスPを採用しています。
新しいトヨタセーフティセンスはレーントレーシングアシストという車線中央維持機能が目玉になっているようですが、個人的には夜間の歩行者を検出できるようになったことが一番大きいです。

カローラ C-HR プリウス
自動ブレーキ
・車両
・歩行者(昼)
・歩行者(夜) × ×
・自転車(昼) × ×
全車速対応ACC
車線はみ出し警報
自動ハイビーム
車線中央維持機能 × ×
標識読み取り表示 × ×
踏み間違いサポート ×

※プリウスはグレードによりオプション扱いとなっています。

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カローラスポーツ・C-HR・プリウス 燃費の比較


いずれも中間グレードの数値です。
車両重量や空気抵抗を考えれば相応の数値ですね。

カローラ C-HR プリウス
JC08モード 34.2km/L 30.2km/L 34.4km/L
WLTCモード 30.0km/L

カローラスポーツ・C-HR・プリウス 取り回しの比較

いずれも中間グレードの数値です。
カローラスポーツはプリウスと同じ数値ですが、全長が短いこともあり駐車時など取り回しがしやすいですね。

カローラ C-HR プリウス
最小回転半径 5.1m 5.2m 5.1m

カローラスポーツ・C-HR・プリウス 荷室容量の比較

やはり全長の長さが荷室容量に反映されています。

容量はそれなりに確保されているカローラスポーツですが、ハッチゲートが寝ている形状のためかさ高い荷物の積み込みには少し工夫が必要なときも。

カローラ C-HR プリウス
ラゲッジ容量 352L 318L 502L

カローラスポーツ・C-HR・プリウス GA-C3兄弟を比較 まとめ

様々なデータを比較してみましたがいかがでしょう?

後席に人を乗せることが多い、またはラゲッジによく荷物を乗せることが多い人はプリウス、
1人や2人で乗ることが多い、または運転を楽しみたい人はカローラスポーツかC-HRといったところでしょうか。

厳密にはC-HRより低重心のカローラスポーツのほうがドライブフィールはやや上ですが、2BOXハッチバックより個性的なSUVスタイルも捨てがたいものがあります。

最新のカローラスポーツにはレーントレーシングアシストという車線中央維持機能がありますが、この機能は車選びを決定するほどの魅力はありません。

ただし、夜間に運転することが多いなら安全の観点で歩行者を検出できるカローラスポーツを選んだ方がいいかもしれません。

ちなみにプリウスは2018年12月17日にエクステリアの大幅な変更と、カローラスポーツと同じコネクティッド機能が追加されましたがセーフティセンスについてはカローラスポーツに見劣りする内容となっています。

安全の観点でみれば、カローラスポーツに軍配が上がりますね、

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プリウスとの比較ではハッチバックということでカローラスポーツを取り上げましたが、サイズ的にこちらの方が向いているかもしれませんね。
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2019年9月23日

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