同時期にモデルチェンジしたもののどちらも好調な初期受注となっているホンダフィット(FIT)とトヨタヤリス。
今回は、新型フィットと新型ヤリスについて実物から内装(インテリア)を比較してみました。
フィット(FIT)とヤリス インパネ周りを比較
新型フィットのインパネは旧型フィットとは全く異なる新しいデザインを採用してきました。
すっきりしたダッシュボードは解放感があり、さらに大きな三角窓のおかげで抜群に視界は開けていて運転において安心感につながります。
また、2本スポークのステアリングが新鮮ですね。
対する新型ヤリスのインパネですが、旧ヴィッツとは違うデザインを採用しているものの、定番でオーソドックスなレイアウトです。
ディスプレイオーディオ以外は、どこを見てもさして新しさを感じるようなところはなさそうでうね?
フィットは伝統的にインパネにカップホルダーがあったり上下二段のグローブボックスなど収納箇所がヤリスより充実しています。
メーターパネル
新型フィットのメーターパネルは全グレードで液晶モニタが採用されました。このクラスでアナログメーターから決別したのは英断ですね~
ハイブリッドモデルではバッテリー残量と燃料計、速度が大きく表示されています。
対する新型ヤリスのメーターパネルは限られた狭いスペースに大きなリングを配置しているためごちゃつき感が...
シフトポジションと速度以外の文字サイズが小さくパネルの映り込みも気になります。
ちなみにヤリスはXグレード以下はアナログメーターとなります。
純正ナビゲーション
新型フィットのナビゲーションはホンダ自慢のインターナビの他、社外品も選べます。
インターナビ対応モデルを装着するとHONDA Connectというコネクティッドサービスを利用することも可能になりました。
対する新型ヤリスはディスプレイオーディオが標準装備に!しかもT-connectに対応しておりコネクティッドサービスも3年間は無料で利用できます。
有料オプションとなるナビゲーションの使い勝手は従来とかわりませんが、大きいのはDVDやCDなどディスクメディアに対応しなくなったことですね。(一応オプションでデッキは用意されています)
コネクティッドサービスではトヨタは緊急通報以外に目的地案内で直接オペレーターと会話して細かい条件を設定できる点が勝っていました。
ホンダのサービスは初年度のみ無料ですが、2年目からは月額550円かかります。セキュリティと緊急通報の価値観次第ですね~
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フィット(FIT)とヤリス センターコンソール周りを比較
フィットのシフトレバーは一般的な直線タイプになり、前方にはトレーやUSBポートがあります。
そしてフィットがやってくれました。ついにBセグメントのコンパクトカーにも電動パーキングブレーキとオートホールドが採用です!パチパチ
N-BOXといい、ホンダは常にクラスの常識を打ち破ってくれますね。
今度のフィットではアームレストはおろか、センターコンソールボックスも何も無く、「オプションでいろいろ用意しているので好きなのを選んでね」というスタンスです。
後席側にはハイブリッド車限定でUSBポートがあります。
対するヤリスもフィットと同じくシフトレバー前方にトレーやUSBポートがあります。
もう、何が言いたいかおわかりでしょう(笑)理由はマニュアルトランスミッションの存在よりもコストでしょうね~
カップホルダーがありますが、位置が後ろ寄りなので使いにくい...
フィットもヤリスもドライブモードがボタン一つで簡単に切り替えられる点は〇です。
使ったことがない人にはピンときませんが、毎日乗ることが多いこのクラスにおいてフィットの電動パーキングとオートホールドの利便性は大きいと思います。
運転操作において少しでも楽をしたいならフィットをおすすめします。
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フィット(FIT)とヤリス 後席周りを比較
新型フィットでも旧型と同様にクラスをリードする広い後席足元空間が確保されています。
また、コンパクトカーの中で唯一といっていい座面跳ね上げが可能になっていますが、座面が薄いわけでもなく包み込むような座り心地です。
一方のヤリスですがボディのプロポーションを見て想像通りの足元空間です。感覚的にはマツダ2(旧デミオ)より少しマシかな?というレベルです。
フィットには何とセンターアームレストが!シートアレンジといいBセグメントのライバルたちを圧倒しています。
後席に人を乗せることが多いなら迷わずフィットです。
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フィット(FIT)とヤリス ラゲッジスペースを比較
フィットは5ナンバーコンパクトカーとしては異例の広さが確保されています。思わず車中泊ができるかもと期待してしまいました。
ハイブリッドモデルは途中で段差がありますがガソリンエンジンモデルはフラットになります。またハイブリッドモデル限定でラゲッジルームランプが標準装備されています。
ヤリスは後席のシートバックが近くに迫っていて広いとはいえませんが、クラス標準サイズといったところです。
ハイブリッドモデル限定のメーカーオプションで1500wのAC電源が用意されています。
やはりフィットはクウォーターウインドウがある分、ラゲッジスペースの奥行でもヤリスをリードしています。
荷物を積むことが多いなら迷わずフィットでしょう。
フィット(FIT)とヤリス 新型の内装(インテリア)を比較してみました まとめ
新型フィットと新型ヤリスの内装(インテリア)を比較してみましたが、いかがだったでしょうか?
広さや装備面だけでなくインパネやメーターパネルだけ見ても、新型フィットはこれからの新しい車だと実感させられます。
また運転席に座ったときの視界の解放感は圧倒的です。
様々な観点で内装(インテリア)については、フィットが優れている結果となりヤリスにとっては相手が悪すぎた?といった状態です。
ドライビングを楽しむという要素を除けば、フィットの圧勝でしょう。
ヤリスに限らず、VWポロやアウディA1を含むBセグメントのコンパクトカーにおいて、車内の使い勝手(ユーティリティー)でフィットはNo1だと思います。
2020年には日産ノートがモデルチェンジ、2021年にはアクアとマツダ2がモデルチェンジをするものと思われますが、それでもフィットの優位は揺らがないような気がしてきました...
フィットとヤリスについては他でも比較記事をアップしていますのでチェックしておいてくださいね。
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