先代の3代目から大きくイメージチェンジしたホンダの新型コンパクトカー、フィット(FIT)
新型となったフィットの使い勝手はどうなのか気になるところです。
ということで新型フィットの内装（インテリア）についてチェックしてみました。
新型フィット(FIT)の内装（インテリア）インパネやステアリング
今回は新型フィットのハイブリッドモデルで最も売れ筋グレードとなるHOMEの内装（インテリア）をチェックしてみます。
新型フィットに乗り込んでみると、エクステリア以上に内装（インテリア）の変化に目を奪われます。
ダッシュボードやステアリングは今年中に登場する電気自動車ホンダeに準じたデザインが取り入れられていて、一直線の水平基調で広々としたダッシュボードは斬新ですね～
特徴的な二本のAピラーのおかげでガラスエリアが広いため開放感がヤリスなど他のコンパクトカーの比ではありません。
ボンネットはもちろん、ワイパーさえも視界からなくなっているので鼻先の車両感覚をつかむのに慣れが必要かな？と感じました。
インパネは旧型となった３代目フィットはコクピット感があってやや圧迫感がありましたが、新型はシンプルで特に女性からの支持を受けそうです。
中央部分にはソフトパッドが施されていますが、これ見よがしのステッチを廃したのは評価できます。
今回もインパネの左右のエアコン吹き出し口には小さいながらもカップホルダーがあります。
そして目を引くのがこの２本スポークのステアリングです。HOME では本革巻きとなっています。
垂直方向にスポークがないステアリングは珍しく違和感がありましたが、ひとたび走り出せばそんなのはまったく気にならなくります。
そしてこのステアリングですが、Cセグメントなど上位モデルと比べても質感で負けておらず直径や９時15分あたりの断面形状、本革の触り心地などBセグメントのコンパクトカーの中で一番気に入りました。
スイッチパネルは右側がアダプティブクルーズコントロール関係、左側が表示切替や音量、選曲ボタンがあり、スイッチの大きさもこの程度であれば操作性に問題ないかと。
そしてメーターパネルはついに液晶表示となりました！その右下にはスタートボタン、左下にはディスプレイの輝度調整ボタンが配置されています。
中央の７インチディスプレイには速度以外に平均燃費などさまざまな情報が表示でき、中でも面白いのがブレーキランプの点灯状態が表示できる点です。
自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールでドライバーの操作以外でブレーキが作動することが多い今の車において、ブレーキランプがモニタ出来るのは安心感につながります。
ディスプレイの右側には燃料計、左側にはバッテリー残量（ハイブリッドモデル）が大きく表示されており視認性に優れています。
メーターパネルの見やすさは新型ヤリスに比べて新型フィットの圧勝というかヤリスが見にくい！
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モニターも高い位置にあり旧型以上に視線移動が抑えられています。
エアコン操作パネルも非常にシンプルなデザインで各ダイアルの触り心地など質感もあって安っぽさは皆無です。
その下にはシガーソケットタイプの電源とUSBポートが標準装備されていました。
ダッシュボードは上下二段式でまずまずの容量があります。さすがに滑り止めの加工はないですね。
新型フィット(FIT)の内装（インテリア）センターコンソール
シフトレバーは旧型やプリウスのように切り替えるときだけ傾けるタイプではなく一般的な直線ゲートタイプになりました。
操作でたまに行きすぎる（DレンジにしようとしてBレンジに）ことがあり、ちょっと節度的にもう少し硬さが欲しいところです。
そして待望の電動パーキングブレーキとブレーキホールドが標準装備となりました！（個人的にこれが一番うれしい）
2020年3月の時点でコンパクトカーでは輸入車も含めて新型フィットが唯一の採用モデルとなります。
これであなたもブレーキホールドの魅力から逃れられなくなるでしょう（笑）
フィットではよくあるパワーモードやエコモードではなくECONモードのON/OFFのみです。
デフォルト（初期状態）ではECONモードはONの状態になっていて燃費向上モードになります。
新型フィットではサイドブレーキが無くなっただけでなくコンソールボックスもありません。
この部分はオプションでアームレスト兼用コンソールボックスやごみ箱など選んで装備できるようになっています。
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/fit/interior/
新型フィット(FIT)の内装（インテリア）ドアパネル
ドアパネルはシンプルなつくりですがパワーウインドウのスイッチやドアハンドルの位置など、違和感なく操作できました、
カップホルダーも兼ねたドアポケットもあり収納場所で困ることはなさそうです。
ところでドアハンドルのメッキはレクサスUX以上の出来だと思います（笑）
新型フィット(FIT)の内装（インテリア）オーバーヘッドコンソール
天井を見るとLED！マップランプのスイッチに加えて緊急通報用のボタンとスピーカーがあります。
緊急通報はHondaCONNECTというコネクティッドサービスのひとつで、新型フィットにはそのための通信機が標準装備されています。
あおり運転に遭遇したときの通報にも使えるほか、スマートフォンの専用アプリでエアコンやドアロックの操作が可能です。
ただ、このHondaCONNECTは契約1年目は無料で使えるものの、2年目から月額550円と何気に費用がかさむのが気になるところです。
新型フィットの内装（インテリア）の紹介はまだまだ続きます！
この続きは別記事でどうぞ。
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