欧州トヨタで新型となるカローラツーリングスポーツが2018年10月に開催されるパリモーターショーで公開されました。
間違いなく次期フィールダーとみて問題ないでしょう。
仕様についてはごく一部しか公開されていませんが、画像と情報をまとめてみました。
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カローラツーリングスポーツの概要
欧州で今までの販売していたオーリスツーリングスポーツに代わるものとして扱われます。
引用:https://www.netcarshow.com
2018年3月のジュネーブモーターショーで新型オーリスとして発表されたハッチバックモデルのステーションワゴン版ですね。
車体寸法は全長が4500mm、全幅が1790mmで欧州市場でのライバルではやはりハッチバックと同じくフォルクスワーゲンのゴルフヴァリアントやフォードのフォーカスあたりでしょうか。
日本市場では、スバルのレヴォーグか一回りコンパクトなフィットシャトルが当てはまります。
引用:https://www.subaru.jp/
カローラツーリングスポーツのエクステリア
グラスエリアを含めてBピラーからCピラーにかけてサイドやリアのデザインはオーソドックスですが落ち着いた印象を与えています。
引用:https://www.autocar.co.uk/car-news
最近、Cピラーは個性を狙ってか奇をてらったものを多くみかけますが、この端正なデザインなら全長を長く見せるとともに、Dセグメントの1クラス上のモデルにも引けをとらないと思います。
引用:https://www.autocar.co.uk/car-news
Bピラーからフロントにかけてはカローラスポーツとほぼ同じに見えます。
ホイールベースが延長されているのでリアのドアパネルはカローラスポーツと異なっていますね。
引用:https://www.autocar.co.uk/car-news
シルバーが精悍なイメージを引き立てています。カッコイイですね~
引用:http://blog.toyota.co.uk
引用:http://blog.toyota.co.uk
リアはカローラスポーツではリアガラスをかなり寝かせてバックドアまで連続してラグビーボールのようなデザインでしたが、このカローラツーリングスポーツではバックドアからリアバンパーにかけてほぼ垂直に近いデザインです。
これだと荷室寸法が期待できそうですね!
ちなみに先行で発表されたハッチバックモデル(オーリス改めカローラ)と同じくツートンカラーが設定されています。
カローラツーリングスポーツのインテリア(内装)
引用:http://blog.toyota.co.uk
フロントシートやインパネは、これまたカローラスポーツと共通ですね。
しかし後席の頭上までカバーするサンルーフが設定されておりチルトやスライド機構もあります!
説明では世界初となる3Dドライバーメーターなるものがあるそうですが、詳細は不明です。
画像を見る限りカローラスポーツと違いがわかりません。
その他、カローラスポーツには設定されていないJBLプレミアムサウンドシステムやスマートフォンの非接触充電機能が用意されています。
これらは北米仕様のカローラスポーツ(カローラハッチバック)でも同じですね。
ハッチバックとの大きな違いとしてホイールベースがカローラスポーツの2640mmから60mmも延長されて2700mmとなりプリウスと同じ数値です。
フロントシートとリアシート間は928mmが確保されており、カローラスポーツの弱点であった狭い後席足元スペースが拡大されています。
引用:http://blog.toyota.co.uk
ラゲッジスペースの容量は598Lです。
ホイールベースを2700㎜mで延長したことやバンパー先端近くまで伸びているバックパネルから見ても十分な荷室寸法が期待できます。
カローラツーリングスポーツのエンジンラインナップ
エンジンラインナップは1.2Lターボ、1.8Lハイブリッド、2.0Lハイブリッドの3タイプです。
これもハッチバックモデル(オーリス改めカローラ)と同じ展開です。
1.2Lターボと1.8LハイブリッドはC-HRや日本で発売されたカローラスポーツと同じものです。
2.0LハイブリッドはTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャ)にもとづく新設計のダイナミックフォースエンジンで世界最高レベルの41%の熱効率を持ち、馬力は180HPと強力です。
エンジンのバリエーションで2つのハイブリッドが用意されてましたが、1.8Lがコスト重視、2.0Lが性能重視の選択肢になります。
ちなみに燃費は2.0Lハイブリッドの方が優れています。欧州トヨタは今後発表する新型にディーゼルエンジンを搭載しないことを明言しており、ディーゼルエンジンの潜在ユーザーも取り込む狙いがあります。
1.8Lハイブリッドも4代目プリウスから大幅にリファインされたものの、この新開発の2.0Lハイブリッドに比べれば魅力に乏しいですね。
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フィールダーがモデルチェンジ? カローラツーリングスポーツ発表 まとめ
日本ではミニバン天国ですが、欧州ではそれがステーションワゴンに相当します。
あちらでは荷物を積んで旅行となれば欠かせない存在なのです。
そのため、欧州で売られている各メーカーのDセグメント以上のモデルにはセダンだけでなくもれなくステーションワゴンが用意されています。
トヨタはハッチバックだけにとどまらずステーションワゴンにおいてもTNGAとハイブリッドエンジンを武器に欧州メーカーへ挑もうとしています。
今回、公開された画像は4枚だけですが、気合が入っていることが伝わってきますね~
ステーションワゴンとなると荷物を積んで走行することが多くディーゼルエンジンが幅をきかせていましたが、そこに新開発のハイパワーハイブリッドをぶつけてきました。
ところで気になるのはこのカローラツーリングスポーツの日本仕様です。
カローラスポーツと同じくエクステリアやインテリアは、ほとんどそのままだと思いますが、エンジンラインナップと車名については謎のままです。
日本国内専売モデルであったカローラフィールダーはすっかり認知されているので、このカローラツーリングスポーツがフィールダーとして登場すると思われます。
ただ、フィールダーの後継モデルは3ナンバー化することがはっきりしていますが、カローラスポーツの全幅1790mmとは異なり、ナロー版を用意してくる可能性もあります。
予測が難しいのがフィールダーは個人所有だけでなく社有車としてもかなり利用されている点です。もしかして旧型との2本立てだったりして...
さらに注目したいのはエンジンラインナップです。
カローラスポーツでもさんざん望まれている2.0Lハイブリッドエンジンですが、ハッチバックと同じく当面はラインナップに含まれることがないような気がします。
というのも欧州でディーゼルエンジンのライバルへの対抗モデルとしての色合いが強く、やはり国内でハイブリッドを2つも用意するとは考えにくいです。
その代わりなのでしょうか、次期フィールダーに新開発3気筒1.6Lターボエンジンを搭載するスポーツグレードが用意されているとか。
引用:https://bestcarweb.jp
このエンジンはカローラスポーツに搭載されてGRブランドで登場が期待されているもので、200馬力オーバー!!
新型フィールダーとしては2018年の年末にモデルチェンジが予定ですが、このスポーツグレードは2019年以降となりそうです。
実際、国内でリリースされればレヴォーグはとんでもないライバルを迎えることになりますね!
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