ヤリス | 2021年5月に一部改良 アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速対応に!

日本はもちろん、競合がひしめく欧州でもヒットしているトヨタのヤリス。
そのヤリスの数少ない弱点としてACCが30km/h以下でキャンセルされる点が挙げられます。
しかし早くも一部改良で見直されることになりました!
さっそくヤリスの2021年5月に実施された一部改良の内容をチェックしてみました。

気になるヤリスの一部改良の内容は?


引用:https://toyota.jp/yaris/

トヨタは2021年5月10日、ヤリスを一部改良をおこない発売を開始しました。
改良の内容は以下の通りです。

 

レーダークルーズコントロールが全車速追従機能付きに対応


引用:https://toyota.jp/yaris/
レーダークルーズコントロールの動作中、先行車の減速~停止に追従して完全停止までサポートします。

 

緊急時操舵支援機能を追加


引用:https://toyota.jp/yaris/
歩行者との衝突を避けるためドライバーがステアリングによる回避操作をおこなったとき、ステアリング操作をアシストします。
アシストにより回避時の車の挙動を安定させ、隣の車線へのはみ出しを抑制します。

 

インテリジェントクリアランスソナーをZグレードに標準装備(MT車を除く)


引用:https://toyota.jp/yaris/
静止物との接近を検出するとドライバーに警報表示とブザーで通知します。
もちろんパーキングブレーキサポート付きです。

 

バックモニターガイドをZグレード、Gグレードに標準装備


引用:https://toyota.jp/yaris/
駐車時の案内ガイドで参考となる、車幅延長線/距離(0.5m)目安線/予想進路線が表示されます。

 

プラスサポート機能をディーラーオプションに設定


引用:https://toyota.jp/yaris/
踏み間違いなど急なアクセル操作を検出すると、加速を抑制してドライバーに通知(ディスプレイ表示)します。
プラスサポート機能に対応したスマートキーで始動した場合に有効となります。

 

「ナノイーX」をZグレードに標準装備、Gグレードにオプション設定


引用:https://toyota.jp/yaris/
従来の「ナノイー」に比べて10倍の微粒子イオンを排出する「ナノイーX」を運転席側エアコン吹き出し口に設けました。

 

エアコンのリモートスタートに対応


引用:https://toyota.jp/yaris/

乗車前に車内を快適な温度に保つことが出来るT-Connectを通じたエアコンのリモートスタートに対応しました。
本機能はT-Connectサービスが必要です。

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ヤリス アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速対応に!

新型ヤリスのステアリング
ついにアダプティブクルースコントロール(ACC)のレーダークルーズコントロールが先行車の停止まで追従する全車速追従タイプとなりました。

ライバルのフィットやノート、マツダ2、208、ルーテシアが全車速対応だったため、これまでヤリスが見劣りしていた部分だったのです。

ただし、パーキングブレーキは変更されておらず従来通り手動式のサイドブレーキになります。
新型ヤリスのセンターコンソール
このため停止保持はされませんので、完全停止後はドライバーでブレーキを踏む必要があります。
(欧州向けモデルやGRヤリスのCVTモデルはなぜか電動パーキングを採用)
この点は残念ですが、それでも改良前は30km/hでクルーズコントロールがキャンセルされてしまっていたので大きな改善といえます。

これで高速道路の巡行のみならず、渋滞時も活躍してくれることでしょう(笑)

対応しているモデルは以下の通りです。

全車速追従機能対応
ハイブリッド車
1.5Lガソリン車(CVT)
ブレーキ制御付き(30km/h以下はキャンセル)
1.5Lガソリン車(MT)

※1.0Lガソリン車はレーダークルーズコントロールに対応していません。

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ヤリス 2021年5月に一部改良 アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速対応に! まとめ

2021年5月におこなわれたヤリスの一部改良の内容をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?


引用:https://toyota.jp/yaris/
ヤリスは、車を見る目が厳しい欧州においてライバルたちを抑えて「欧州カーオブザイヤー2021」を受賞しました。
欧州では急速に電動化が進む中、それでも電気自動車に移行できないドライバーにとって魅力的な選択肢となっています。

私が個人的にヤリスを次期マイカー候補に選べなかったのは、レーダークルーズコントロール(アダプティブクルースコントロール)が完全停止に対応していなかったが大きな理由でした。

それでも売れているため、改良はずっと先になると思っていましたが、意外にも早く改善され少し驚きです。

これでトヨタ車はダイハツのOEMモデル(ライズ、ルーミーなど)を除いて、ほとんどの乗用車モデルが全車速対応クルースコントロールを搭載したことになります。

ところで今回は一部改良扱いなので機能面で従来モデルと判別しにくくなっています。
今後、ヤリスの中古車を狙われている人は2021年に改良があったことを意識しておく必要があるでしょう。

ヤリスのスタイルや内装(インテリア)、カラー、1.0Lモデルについてもまとめていますのでチェックしておいてくださいね。
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