比較してわかった!意外に違うカローラスポーツとカローラツーリング 

カローラスポーツとカローラツーリング

好調の新型カローラシリーズですが、セダンやハッチバックを抑えて約8割はカローラツーリングが選ばれています。

しっかり荷物が積めてクセの少ないデザインとあってプリウスから乗り換えている人も多いと聞いています。

今回は同じハッチバックモデルのカローラスポーツとカローラツーリングを比較してわかった違いについてまとめてみました。

同じカローラシリーズでもいろいろ違うカローラスポーツとカローラツーリング

GA-Cプラットフォームを使って開発された新型カローラシリーズは、2018年7月にまずハッチバックのカローラスポーツが、続いて2019年6月にはワゴンのカローラツーリングとセダンのカローラが登場しました。
新型カローラシリーズ
引用:https://toyota.jp/

新型となって登場したカローラスポーツ、カローラツーリング、カローラの3モデルは、ボディ形状からくる違いはあるものの基本的に共通デザイン/共通パッケージですが、実はかなり細かい点で異なっています。

カローラスポーツはグローバルモデルと同じもボディを採用したのに対して、カローラツーリングとカローラは国内向けモデルとして専用設計していることが大きいですね。

カローラと迷うことは少ないと思いますが、カローラツーリングとカローラスポーツで迷う人はいると思うので具体的な違いについてご紹介していきます。

比較してわかった! フロントマスク

まず、誰でもわかるのがフロントマスクですね。
カローラスポーツは欧州や北米のグローバルモデルと同じものを採用。
カローラスポーツの斜め前からの眺め

カローラツーリングとカローラは中国モデルと同じデザイン(厳密にはサイズが異なる)が取り入れられています。
カローラツーリングを試乗あいて評価

また、どちらも日本仕様だけはオーナメントがトヨタマークではなくカローラの”C”と花冠を組み合わせたものに変更されています。

比較してわかった! 全幅

ホイールベースこそ同じ2640mmですが、全幅はカローラスポーツがグローバルモデルと同じ1790mm。
カローラツーリングのサイズ
カローラツーリングとカローラは日本向けに全幅がストレッチされており1740mmとなっています。これは爆売れした3代目プリウスの全幅と同じ数値です。
カローラツーリングのフロントマスク

見比べてみるとカローラスポーツの方が、フェンダーの張り出しが大きくなっています。
もちろん、これはボディが大きいだけでなくトレッドもカローラスポーツの方が広く取られていて、タイヤがカローラツーリングより外側へ配置されています。
このためフロントフェンダーはもちろん、ドアパネルやサイドミラーも別設計となっており、双方で流用することが出来ません。

...という具合に、セダンとワゴンは海外のグローバルモデルと日本モデルでボディパネルまで作り変えています

新型カローラの専用設計個所
カローラツーリングはボンネットとバックドア以外は日本向けに専用設計となっています。
台数が見込めるとはいえ、とてもコストがかかる造り分けがなされているんですね~

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比較してわかった! タイヤ&ホイールサイズ

カローラスポーツのホイール交換

カローラスポーツとカローラツーリングはそれぞれ3つのグレードがあり基本的に3種類のタイヤ(ホイール)サイズが設定されています。

PCD100の5穴は共通ですが、エントリーグレードを除きインセットが微妙に違いがあります。

それぞれの純正ホイールを流用することは可能ですが、上級グレードと中級グレードではタイヤの切れ角が異なるため注意が必要です。

それにしてもリム幅が8Jや7Jでインセット40って社外品でほぼ選択肢がない(私は見つけられませんでした)のが悩ましいところです。

カローラスポーツ
カローラスポーツのタイヤサイズ
引用:https://toyota.jp/

カローラツーリング
カローラツーリングのタイヤサイズ
引用:https://toyota.jp/

比較してわかった! オートエアコン

カローラスポーツではデュアルエアコンになっています。
カローラスポーツのエアコンパネル

対してカローラツーリングとカローラはシングルエアコンですが、その代わりに国内初採用となる車内の空気の汚れをチェック出来るエアクリーンモニターが付いています。
よく見るとこちらは風量調整ダイヤルがありませんね。
カローラツーリングのエアコンパネル
個人的にはデュアルエアコンよりエアクリーンモニターの方が欲しいかも?

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比較してわかった! その他いろいろ

カローラスポーツのG”Z”とGグレードのみウインドウメッキモールがある

カローラスポーツのメッキモール
ちなみに欧州で発売されているカローラツーリングスポーツにも設定されています。まあ、これは人によって好き嫌いがありますね。

BピラーはカローラスポーツのG”Z”グレードのみピアノブラック

カローラのWxBのBピラー
なぜかカローラツーリング及びカローラのWxBは上級グレードなのに樹脂製のままです。

カローラツーリングのバックドア側ランプユニットは発光しない

カローラスポーツのテールランプ
カローラスポーツではバックドアも点灯するのですが、カローラツーリングは発光部がありません。
カローラツーリングのテールランプ
ディーラーのスタッフによると、これはかなり不満を持っている人が多いそうです。

カローラスポーツのG”Z”とGグレードのみバニティランプがある

カローラスポーツのバニティランプ
運転席と助手席のバイザーにスライドして使うバニティミラーがありますが。ランプはなぜかカローラスポーツにしか付いていません。

カローラスポーツには後席センターコンソール部にUSBポートが無い

カローラの後席センターコンソール部分
逆にカローラスポーツにない装備ですが、これは実用面でうらやましい...

カローラツーリングとカローラのウインドウスイッチパネルがピアノブラック

カローラツーリングの後席ドアパネル
ウインドウスイッチパネルはカローラスポーツが全グレード樹脂パネルですが、カローラツーリングとカローラはエントリーグレードを除きピアノブラックになっています。

他にも、ドアミラーやステッチなど内装の配色で細かい違いがあったりします。

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比較してわかった!意外に違うカローラスポーツとカローラツーリング まとめ

カローラスポーツのエクステリア
今回はハッチバックのカローラスポーツとステーションワゴンのカローラツーリングの違いについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?

変なところで統一されていなかったりとちぐはぐな印象を受けますが、いろいろコストとの兼ね合いなんでしょうね。

カローラツーリングはステーションワゴンならではの後席シートバックを倒すためのレバーが備わっていたりと、装備面でハッチバックより高くなってもおかしくありません。
にもかかわらずカローラツーリング方が価格設定が安いのは、随所にコストダウン(ボンネットの材質がアルミからスチールなど)が施されているのが理由の一つです。
カローラツーリングの後席操作スイッチ

せっかくなのでここで愚痴を言わせてもらえば、装備面ではカローラスポーツも含めて欧州モデルは日本国内向けモデルを圧倒しています。
パワーシートに後席エアコン吹き出し口、駐車支援システム、サンルーフ、明るい内装カラーなどなど、かなり差別化されていたりします。

もちろんその分現地の価格は高価になっていますが、日本モデルはこの装備で問題ないというマーケティング部門も判断なんでしょうかね~?

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