新型BRZでSTI主催のサーキット走行会に参加してきました

自身にとって初めてのFRスポーツカーBRZを乗りこなすべくSTI主催する走行会「STIサーキットドライブ」に参加してきました。
いろいろ収穫の多かった一日をレポートします。

STIサーキットドライブとは?


スバルのモータースポーツ&カスタマイズを担うSTI(GRやNISMOに相当)が開催するサーキット走行イベントです。

2020年はコロナの影響で中止となりましたが、2021年は11月23日に愛知県の美浜サーキットで開催されました。(筑波サーキットでも開催予定でした)
STIサーキットドライブ

スバル車限定となりますが、エキスパートから初心者まで参加することができます。

経験に応じたクラス/グループ分けで走行枠が設定されているので安心。
このイベントで初めてサーキットを走る人も多いみたいですね。
STIサーキットドライブ
今回イベントではゲストドライバーとして井口卓人選手、山内英輝選手、新井敏弘選手、鎌田卓麻選手、久保凛太郎選手やスバル応援団長のマリオ高野さん、ニュルブルクリンク24チーム総監督の辰巳栄治さん、STIの平川社長という豪華メンバー揃い!
STIサーキットドライブのゲストの皆さん

やはりトップドライバーの皆さんは何かと注目されますが、個人的に辰巳監督にお会いできたのが嬉しいです。
NBR24総監督の辰巳さん
知る人ぞ知る、経営危機のスバルを救った初代レガシィを仕上げたのがこのお方で、ドライバーとして超一流の感性の持ち主です。
個人的にはWRCワークスチームにかかわって欲しかった御人でした。

おっと、脱線しました。

肝心のサーキット走行ですが、経験に応じて3つのクラスが設定されています。
・チャレンジクラス:中~上級
・ベーシッククラス:初心者~中級
・エンジョイクラス:初めてサーキットを走る人

走行枠は1回25分で、チャレンジクラスのみ3回、ベーシッククラスとエンジョイクラスは2回となっています。
エンジョイクラスは、タイム計測がおこなわれません。

STIサーキットドライブ
嬉しいのがメカニックが常駐されていて、車を診てもらえたり相談できる体制が整っていることです。
基本的に自己責任のサーキット走行ではありえない、心強い味方です。
早速、空気圧の相談に乗ってもらったのですが、どこかでお見かけしたことがあると思ったらYoutubeチャンネル「FAINAL GEAR」を運営されている方でした!

このほかSTIが主催する走行会なので、以下の内容が含まれています。
・トップドライバーによるサーキット講習
・マリオ高野さん司会のトークショー
・ピットウォーク(トップドライバーの皆さんが参加者の車を見て回ります)
・市販車、競技車両を使ったアトラクションレース
・STIブースの出展

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STIサーキットドライブの体験レポート

集合時間にあわせ続々と参加者の皆さんが集まってきます。
ちなみに私は前日に現地入りして近くで車中泊していたので一番乗りでした(笑)
参加車両は圧倒的に新旧WRXで次にBRZかな?エクシーガやR2(軽自動車)も参加されていました。
STIサーキットドライブ

時間があるので、サーキット走行に向けてゼッケンの貼り付けやライトのテーピングなど準備をしておきます。
牽引フックのカバーが、なかなか外せずに焦った~
STIサーキットドライブ
計測器を車内に取り付けます。
STIサーキットドライブ

そうこうしているうちに、開会式が始まりました。
ゲストドライバーや関係者の紹介がおこなわれました。
STIサーキットドライブ
メディアや動画でしか見たことがない憧れの人たちが目の前に!
STIサーキットドライブ
このあと、クラスによってサーキット走行や講習会に分かれていきます。
STIサーキットドライブ

講習会では各クラスにトップドライバーが講師として、攻略ポイントをレクチャー。
私のクラスの講師は、スバルラリー界では知らない人はいないトシ新井選手!
質問にもフランクに応えていただけました。
STIサーキットドライブ

そして待望のサーキット走行です。
サーキット走行は以前の車で経験がありますが、初めてFR車で走るのとギャラリーが多いので緊張しますね~

コースインした後は、夢中でドライビング!
必死で前の車に付いていこうとしている図(笑)
BRZによる初サーキットなので、アクセルワークは超慎重モードです。
STIサーキットドライブ
今回のサーキット走行では、後輪駆動ならではのアクセルで曲げることやトラックモードによる車の挙動の変化を知ることが出来ました。

立上がり加速のスムーズさを考えるとトラックモードがいい感じですね~
でもコース幅が狭いのでスピンするとコースをふさいでしまうため油断できません。

お昼からマリオ高野さん司会によるトークショーの始まりです。
まずはレーシングドライバーの井口卓人選手、山内英輝選手と辰巳監督の組み合わせ。
話題はなんといっても週末に開催されるチャンピオン争いをかけたレースに尽きます。
今のGTチームを辰巳監督からどう見えているかコメントされていました。
STIサーキットドライブ

メンバーチェンジで今度はラリードライバーの新井敏弘選手、鎌田卓麻選手、久保凛太郎選手の組み合わせです。
明言されていませんが勝田選手のGRヤリスに打ち勝つための抱負を述べておられました。
STIサーキットドライブ

午後からはトップドライバーによるピットウォークがおこなわれています。
フォロワーさんの気合の入った愛車をチェックする山内選手。

すべての参加者のサーキット走行が終わり、最後のアトラクションとしてカテゴリー無視の無差別級レースの開催です。
久保選手のノーマルBRZ、山内選手のS209、競技車両で鎌田選手のBRZ、新井選手のWRXに続き井口選手のNBR仕様のWRXが出走します。

ノーマルBRZのスタートからハンディタイムが設けられていて、最後の井口選手は21秒後のスタートになります。
レースでは鎌田選手のBRZが大暴れしギャラリーを沸かせてくれました。
STIサーキットドライブ
混戦の末、勝者はWRXを駆る新井選手でした。
STIサーキットドライブ

すっかり陽が傾いた中での閉会式となり、STIの平川社長がご挨拶。
STIサーキットドライブ
強風が吹き荒れる中、皆さん本当にお疲れさまでした~
STIサーキットドライブ

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魅力的な展示車両や気になるパーツたち

サーキット走行の合間に、展示中の車両などを見て回りました。

新型BRZのデモカー!GTマシンと同じストライプデカールがかっこいい。

そのお隣にはマリオさんの愛車であるBRZ。つい最近BBSに履き替えされましたね。

STIパーツ装着の新型フォレスター

インプレッサ STI Sport
STIサーキットドライブ
走行会では先導車を務めたレヴォーグSTI Sport
STIサーキットドライブ

日本では発売されなかったWRX S209 (左ハンドルです)
STIサーキットドライブ
2016年ニュルブルクリンク(NBR)24時間レースでクラス優勝したSUBARU WRX STI NBRチャレンジ2016
STIサーキットドライブ
STIサーキットドライブ
STIサーキットドライブ

新井選手の全日本ラリー選手権競技車両であるSUBARU WRX STI
STIサーキットドライブ
常にトップを走り続けてきた車です。
STIサーキットドライブ

そしてNBRのワークスカーに負けない迫力があったのが鎌田選手の駆る4WD仕様のモンスターBRZ
STIサーキットドライブ
もうエグイとしか表現できません(笑)
STIサーキットドライブ
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ドリフトアングルも大サービスでした!
STIサーキットドライブ

気になっていたSTIフレキシブルドロースティフナー。STIのスタッフに効能(笑)についてしっかり教えていただきました。
STIサーキットドライブ
ハンドリング向上のためこちらのフレキシブルVバーも欲しいところ。
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2021年GT選手権第5戦の優勝トロフィー!
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新型BRZでSTI主催のサーキット走行会に参加してきました まとめ

STIサーキットドライブ
スバルの新型BRZで参加した走行会「STIサーキットドライブ」についてレポートをお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

サーキット走行は自分で予約するかショップ主催の走行会に参加するケースが多いと思いますが、このようなイベント走行会は全く異なる楽しさがありますね~

同じ車のオーナーさんとの情報交換やプロドライバーからのレクチャーなど、たくさんの収穫があってとっても充実した一日でした!
この手のイベントは初めてでしたが、こういう活動がファンを増やしていくんですね。

正直なところ現状のBRZには満足しておらず改善ポイント(ダイレクト感が乏しいなど)も明確になってきましたが、イベントを通じてよりマイカーに愛着が湧いてきました。
STIサーキットドライブ

BRZのオーナーになったものの後輪駆動の車は初めてなので、車の挙動を知るためにジムカーナも含めてスポーツ走行を試してきましたが、FFや4WDという駆動方式がいかにラフなアクセルワークを許容してくれていたかを実感しています。

もし知らなかったら調子にのって一般道で痛い目にあっていたかもしれないので、パワーがあるだけにより慎重な運転操作を心掛けたいところです。

今のところ、自分にとってサーキットよりジムカーナの方が課題が大きいですね~
(あ、決してタイムを削りに行く走りを追求しているわけではありませんよ?)

BRZを乗りこなすには、まだまだ道は長そうです(笑)

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