こんな事態、想像できなかった...BRZを降りることにしました

2021年10月待望のスバルBRZが納車されて以来、所有する喜びを味わう毎日でした。
しかし無意識のうちに私の身体は限界に達し、BRZに乗り続けることが出来なくなる事態に!
今回は私の身に降りかかった出来事を報告します。

86/BRZあるあるで必ず挙げられるアレです

SUV全盛の現代では、貴重な存在になった2ドアクーペのBRZ/GR86。
新型BRZのエクステリア
FRの楽しさや手頃な価格、サイズなどいろんな特徴がありますが、私の中でクーペスタイルは大きな選定要素でした。
低い車高による運転席からの景色は他のカテゴリーでは味わえない運転への高揚感があります。
新型BRZのシートポジション
ただ、車高が低い=目線(アイポイント)が低いということで、夜間の走行では、対向車のヘッドライトが眩しい!

86/BRZあるあるで必ず挙げられる項目です。

BRZの乗り換え直後に「あ~、これのことか~」とまぶしさを実感しながら毎日の運転が始まりました。

対策として夜間の運転では遮光用バイザーやナイトサングラスを使用していたのですが...。

 

いろんな悪条件が重なってしまった結果...


ヘッドライトがまぶしいと思いつつもBRZで通勤を続けていましたが、そのうち夜間のヘッドライトに限らず日常生活でも光がやたらまぶしく感じるようになってきたため、眼科のお医者さんに診てもらうことにしました。

検査の結果、目の水晶体はきれいで白内障の可能性は無かったもののドライアイと診断を受けます。

光がまぶしいのと瞬き(まばたき)が多くなるというドライアイの症状は、ネットでも確認していました。
普段、仕事で顕微鏡を覗いて作業したりパソコンを使っているので、ドライアイの診断も納得。

さっそく目薬を差して乾燥対策や頻繁に目を温めるなど治療をこころみるも2か月たっても全く症状は改善せず、むしろ悪化の一途をたどります。

ひどいときは一日を通してまともに目を開けていられないときもあり、たまらず再び眼科を受診します。

検査の結果ドライアイはほぼ改善していたのですが...それ以外の事実が判明しました。

私の瞳孔(目に入ってくる光を調節している黒い部分)は普通の人よりサイズが小さく強い光の耐性が弱いそうです。

毎日、長時間対向車のヘッドライトにさらされ続け瞳孔を通じて強いストレスを受けていたのでは?とのこと。

あまり自覚していなかったのですが、このストレスが自律神経を乱す引き金となり(神経系は断定が難しい)自律神経失調症として、まぶたを制御できなくなってまばたきが止まらない状況を引き起こしていたと考えられます。

日によって症状の度合いが大きく異なっていたので、自律神経の乱れとなれば理解できます。
ひどいときには、もはやまばたきというより瞼(まぶた)がけいれん状態になっていました。

光の耐性が弱い瞳孔に加えて毎日長時間夜間走行をしていることが引き金になったのでしょう。

眼科の先生から、「このまま刺激を与えていては改善しないのでストレスをかけないようにするしかない」とアドバイスを受けました。
新型BRZのインパネ
症状を自覚したタイミングがBRZに乗り換えてしばらく経ってからのことなので目線の低さに関係がありそうと薄々感じていましたが、先生から言われると認めざるを得ません。

検証のため、一時的に一般的な車高のボルボV40や日産ノートで通勤してみるとけいれんの症状が治まりだしたため、「少し目線が低いだけでそんなに変わらないのでは?」という私の予想は打ち砕かれました...

そして再びBRZに乗り換えて通勤して確信に至りました。
現状では運転を楽しむどころか運転操作に集中するのが一苦労で、すでに仕事や日常生活にも支障をきたしています。

かといって別途通勤用の車を用意するほど余裕もありません。

こうなった以上、もはや決断するしかありませんでした。

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こんな事態、想像できなかった...BRZを降りることにしました まとめ

新型BRZのリアビュー
購入してわずか4か月でお気に入りのBRZを手放すはめになった経緯をご紹介してきました。

この手の車で身体が原因とくれば足腰をイメージすると思いますが、まさかの展開でした...

普通の人なら問題なくても、私の場合は体質と長時間の夜間走行で身体が悲鳴をあげてしまいました。
セカンドオピニオンや筋肉のけいれんを抑える漢方薬を飲んだりといろいろ試しましたが、やはり自律神経の乱れが原因のようです。

それにしても目が開けていられないのが、こんなにつらいとは思ってもみませんでした...。
こうなると、ドライブや車の試乗はもちろん写真を撮ったりブログを書く気力もなくなります。

やはり痛い目にあって初めて健康のありがたみを痛感させられますね。

ちなみに白内障の人も同様の事態になる可能性があるそうです。

毎日長時間の夜間走行をされているオーナーさんは十分ご注意ください。

今回、急遽BRZとお別れすることになりましたが、せめてもの救いは新型BRZを何だかんだで1万km以上走行しサーキットやジムカーナも経験できたことでしょうか...
新型BRZでサーキット走行

新型BRZでSTI主催のサーキット走行会に参加してきました

2021年11月28日
それでもマイカーはいつも10万km以上乗ってから乗り換えてきたので、たったの1万kmは私にとってほんのわずかという感覚しかありません。

これで計画していたスポーツ走行やカスタマイズもすべて白紙へ...

今回の一件で私の場合はロードスターやフェアレディZ、911、ケイマンなど背の低い車は向いていないということがわかりました..

BRZを手放すことが決まってから、すぐに目線が低くないという条件で次のマイカー探しも開始。
車を運転する楽しさを追求する姿勢は全く衰えていませんので、次もこだわりを持って選びました。
(とはいえ話題の新型WRX S4は、性能的にも金銭的にも手が出ませんが...)

愛車のBRZは車好きの個人の方にお譲りすることになり、次の車の納車に合わせて先日引き取られていきました。
お気に入りだった愛車を見送るのは辛い(泣)
他に気に入った車があって手放すのとは、訳が違います..

私事にもかかわらず、ここまで読んでいただきありがとうございます。

いつか機会があれば、またBRZやGR86のステアリングを握ってみようと思います。

手放したとはいえ新型BRZ/GR86は、引き続き熱くフォローしていきますね!

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2022年3月1日

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