2021年4月に日本仕様のトヨタGR86とスバルBRZの発表がおこなわれました。
今までは「興味はあるんだけど自動ブレーキ無いからね~」と敬遠していた人も多いのではないでしょうか?
今回は待ちに待ったトヨタGR86とスバルBRZに搭載されるアイサイトについて解説します。
新型GR86/BRZにアイサイト搭載!これで買えない理由は無くなりました
車好きなら一度はクーペスタイルのスポーツカーにあこがれた人も多いのではないでしょうか?
ただ、今の時代クーペは高額な車ばかりで庶民には厳しいところ。
そんな状況で唯一身近な存在なのが86/BRZでした。
しかしその86/BRZの弱点として挙げられるのが自動ブレーキを含む安全支援システムが付かないという点です。
すでに時代はドライバーに代わってシステム(車)が主体になるレベル3の自動運転車が登場している状況で、今だ自動ブレーキすら無いのはお話になりません。
確かに自動ブレーキはあくまで事故に対する保険ですが、人間はミスをする生き物です。
あると無いとでは天と地ほどの差があります。
実際、自動ブレーキを持つアイサイト搭載車では事故防止に大きな効果があることが証明されています。
引用:https://www.subaru.jp/
この他、今ではすっかり普及したアダプティブクルーズコントロールもありません。
こちらも長距離ドライブの場合、あると無いとでは身体の疲労も大きく変わってきます。
これらの安全・運転支援システムが無いために86/BRZの購入を見送っている人は、意外に多いのです。
初代の86/BRZの開発時にもアイサイトの設定は検討されたのですが、極端に低い車高や大きく傾いたフロントウインドウがネックで見送られています。
しかし!!
2代目として登場する新型のGR86とBRZには、ついに安全・運転支援システムが採用されました。
それも豊富な実績や緻密な制御で世界的に評価の高いスバルのアイサイトです。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
これほど心強いデバイスはそうそうありません。
これで現代の車選びに必要な条件はクリアしましたよ!
ただし、残念なことにアイサイトを搭載するのはAT車のみとなっています。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
MT車はアイサイトが無く、初代と同様でクルーズコントロールは車間距離を調整しない定速タイプになります。
CVT仕様のRSを除きMTしか設定していないGRヤリスにはトヨタセーフティセンスが搭載されているだけに残念でなりません。
マイナーチェンジで追加されることを期待したいですね。
ちなみにリニアトロニックというスバルのCVT以外のトランスミッション(アイシン製AT)とアイサイトの組み合わせもこれが初めてとなります。
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GR86とBRZ 気になるアイサイトの機能は?
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
BRZは当然ですが、GR86でもアイサイトと呼称します。スバル車以外でアイサイトの採用は初めてとなります。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
もちろんGR86のアイサイトはトヨタのディーラーでメンテナンスすることになります。(これって画期的なこと?)
このアイサイトはレヴォーグに搭載された最新のアイサイトX(厳密には高度運転支援システムというオプション)では無く、アイサイトVer3相当のシステムになります。
インプレッサやフォレスター、アウトバックに搭載されているアイサイトと基本的には同等と考えていいでしょう。
今回、GR86やBRZに搭載された機能は以下の通りです。
プリクラッシュブレーキ
安全支援システムの基本ともいえる自動ブレーキです。
ミリ波レーダーのシステムと異なり、アイサイトはカラーのステレオカメラにより先行車のブレーキランプも認識しています。
歩行者はもちろん自転車も検出しています。
全車速アダプティブクルーズコントロール
0km/h〜約120km/hの範囲で先行車との間隔を維持しながら速度をコントロールします。
個人的にいろんな車のクルーズコントロールを試してきましたが、その中でもアイサイトのアダプティブクルーズコントロールは加減速のギクシャク感も少なく、先行車との間合いなど絶妙の味付けで高速道路以外でも快適に使えたりします...
ツーリングアシストと呼ばれるレーンキープなどハンドルアシスト機能は非搭載ですが、ハンドリングを存分に味わってもらいたいのであえて外したそうです(笑)
ちなみにクルーズコントロールでブレーキが作動していることはメーターパネル内でも確認できる様になっています。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
後退時ブレーキアシスト(速度リミッター付き)
後退時ブレーキアシストはバンパーにあるセンサーで障害物との距離を測り近いと警報を出し、それでも接近するときはエンジン制御とブレーキ制御をおこない衝突を回避します。
操作ミスのよるバックで暴走を防ぐため速度リミッター付きです。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
ブラインドスポットモニター(後方警戒支援)
自車の左右後方から接近してくる車両をセンサーで検出し、危険と判断するとドアミラー内側にあるLEDランプと警報でドライバーに注意を促します。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
車線逸脱警報
約40km/h以上で走行中に車線から逸脱しそうになると、警報音と警告表示で注意を喚起します。
先行車発進お知らせ機能
先行車が発進して約3m以上離れても自車が発進しない場合、音と表示でお知らせします。
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トヨタGR86 スバルBRZ 気になるアイサイトの機能を解説 まとめ
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
新型86ことGR86と新型BRZに搭載されるアイサイトの機能についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
AT車に限定されているものの、ついにスポーツカーのGR86、BRZにもアイサイトが搭載されました。
今度の新型はAT車のスポーツモードに磨きをかけており、積極的に選ぶに値するトランスミッションとなっています。
これで車好きの人たちにとって敷居が低くなったのは間違いありません。
かなり購入予備軍がいらっしゃると思います。
ちなみに65歳以上の方なら10万円のサポカー補助金も適用されるはず...(笑)
ただ、アイサイトのレーントレース機能(ツーリングアシスト)は数ある自動車メーカーの中でもトップレベルのトレース性能を持っているだけに、ステアリングアシスト機能が見送られたのは残念です。
でも86/BRZの動的質感の高いステアリングフィールが犠牲になるなら仕方ありませんね...。
個人的にオートホールド機能(スバルではオートビークルホールド)も欲しかったところですが、そうなると電動パーキングブレーキが必要になってきます。
いくらAT車といえどもサイドブレーキではなく電動パーキングブレーキにしていればかなり物議をかもすことになったでしょうね~
86とBRZは自動車保険の料率が高いことで有名ですが、AT車だけでも事故が減れば保険料も少しはお安くなるかもしれませんね?
ということで新型GR86と新型BRZについては引き続き情報をアップしていきますね。
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