世界的に好調なテスラのモデル3の値下げが話題になっています。
一気に100万以上の値下げは確かにインパクトがあり、ちょっと検討してみよう思った人も多いはず。
しかし国産車の日産のリーフもモデル3に負けないくらいお得な価格で購入できることを御存知でしょうか?
今回は航続距離の長いリーフe+が狙い目ということを元リーフ乗りの経験から御紹介していきます。
2代目リーフは62kWのe+が絶対おすすめ!
2017年にモデルチェンジを果たした2代目リーフには、バッテリー容量が2タイプ用意されています。
JC08モード航続距離:400km/L
WLTCモード航続距離:322km/L
急速充電時間:40分
JC08モード航続距離:570km/L
JC08モード航続距離:458km/L
急速充電時間:60分
JCO8モード航続距離は全く当てにならないので無視してください(笑)
バッテリー容量ではわかりにくいですが、ノーマルモデルとe+モデルでは航続距離に136km(WLTCモード)もの差があります。
車両本体価格はノーマルモデルが3,326,400~4,298,800円に対してe+モデルは4,417,600~4,998,400円と100万円以上の差です。
「後続距離が長いのは魅力だけども、100万円以上の差は大きすぎる」と感じた方もおられることでしょう。
しかしe+モデルは後続距離(バッテリー容量)以外にも、特徴があるのです。
一つはハイパワー化で、モーターの定格出力こそノーマルモデルと同じですが、最高出力は150ps → 218psへ、最大トルクは320Nm → 340Nmと強化されています。
これだけ違えば停止状態からの加速も変わり体感的には別物といっていいでしょう。
そしてもう一つはバッテリー冷却機能の追加で個人的にとても重要視しています。
2代目リーフが登場して間もない2018の夏は酷暑に見舞われました。
そして新型リーフが高速道路のサービスエリアで急速充電が出来ないというトラブルが話題になりました。
基本的に同じシステムを使用していた初代リーフであまり問題にならなかったのはセル密度などバッテリー構造の違いが考えられます。
そこでバッテリーの容量を増やすことになったe+モデルでは、バッテリー自体に冷却機能が追加されました。
実はテスラやホンダ、トヨタなど他メーカーではバッテリーの冷却は必要機能としてはじめから搭載されています。
バッテリーの過熱は一時的な不便で済む問題ではなく、劣化を加速させる要因にもなります。
個人的な予想ではバッテリー搭載量の少ないノーマルモデルの方がバッテリーの劣化が早いのでは?と危惧しています。
(以前、所有していたカタログ値の航続距離200kmの初代リーフは、8万kmを走行した時点で満充電でも120kmしか走らず約40%近く消耗していました...)
ちょっと長くなりましたが、このようにe+モデルは価格差に見合う内容となっています。
長く乗ることを考えるのならe+モデルを強くおススメします。
「...とはいっても400万円オーバーはハードルが高いよ」と思ったそこのあなた!
諦めるのは早いですよ。
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2020年度から補助金が大幅アップ!これならリーフ e+も手が届く!
電気自動車の購入にあたってはCEV補助金という還付制度があるのをご存じでしょうか?
しかも2020年度からそれまで42万円だったのが最大80万円まで増額(蓄電池システム設置)されています。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
さらにこれに加えて地方自治体でも電気自動車の普及促進策として補助金制度がつくられています。(金額は自治体によってまちまちです)
これらの補助金制度を活用することで440万以上するリーフe+も実質300万円台での購入が可能となります。
大容量バッテリー搭載により航続距離457km、218psのパフォーマンスを持つ車の価格としていかがでしょうか?
それでも「まだプリウスやカローラ(Cセグメントのトヨタのハイブリッド車)と比べると高い!」と思われるかもしれません。
しかし、うれしいことにリーフはディーラーで大幅値引きが期待できます(笑)
さらに購入後の燃料コストも忘れていませんか?
深夜電力が割安になる電力契約プランを使えば、ガソリン車に比べて燃料コストはざっくり半額以下になります。
また電気自動車の場合は、消耗品の出費といえばワイパーブレードくらいになります。
オイル交換が不要になるのはもちろん、ブレーキも回生抵抗を多用するため一般的な使い方をする以上ブレーキパッドの減りを気にすることもないでしょう。
実際、リーフを所有しているとディーラーに行く機会が激減しました。
つまりリーフならメンテナンス費用もがっつり抑えることができるのです。
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リーフe+は中古車もねらい目です
CEV補助金や各自治体の購入補助金は申請をしないと還付されません。
また、補助金を受け取ると4年の保有が義務付けられていて、4年以下で手放す場合は返金手続きが必要になるのです。
このあたりの制約を面倒に思う人は、日産の認定中古車はいかがでしょうか?
引用:https://u-car.nissan.co.jp/ucar/
車両価格も補助金相当を割り引いた金額以上に割安に設定されており、アラウンドビューモニターなどオプション価格を考えると十分お得です。
ちなみに私個人の経験上、電気自動車であるリーフの中古車は日産(ディーラー)系列のお店で購入することを強くおススメします。
電気自動車はモジュール化されていてブラックボックスに近いパーツで構成されておりトラブル解決にはメーカーの協力は不可欠です。
一般の整備工場では手に負えません。断言できます!
安心料と捉えてリーフの中古車を買うなら日産の認定中古車から選びましょう。
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日産リーフ 航続距離458kmのe+は意外にお手頃価格で買えます! まとめ
日産リーフの大容量バッテリー搭載のe+について優位点や購入に関する情報をお届けしましたがいかがだったでしょうか?
私は現在は月極駐車場を利用しているので電気自動車に乗れない身にもかかわらず、e+の中古車の価格が手ごろだったので思わず真剣に探してしまいました(笑)
ここまでメリットばかりを紹介していますが、デメリットももちろんあります。
リーフなど電気自動車は、リセールバリューがよくありません。
長く乗る前提であれば気にする必要はありませんが、車検毎に乗り換えるという人はこの点を意識しておく必要があります。
また5万km以上の中古車の場合、急速充電ばかりで充電したり継ぎ足し充電をしまくるなど使い方次第でバッテリーの劣化が気になるところです。
ただしこれらのデメリットはリーフに限らず電気自動車共通のデメリットといえます。
電気自動車を検討する際、注意してほしいのは話題のテスラです。
世界中で好調のモデル3ですが、2021年2月に大幅値下げをおこない、スタンダードモデルならリーフe+に近い価格設定になりました。
テスラの車は先進的な設計やスマートなデザインなど他にはない魅力があり、グレード次第ではスポーツカーも勝負にならないパフォーマンスを持っています。
車好きとしてあのぶっとんだパフォーマンスには目が離せません。
しかしテスラには値引きも全国のディーラー網もありません。
サービスステーションは国内で7か所のみ(要予約)...今までの様に何かあればディーラーへ気軽に相談することは出来ません。
テスラの販売スタイルを受け入れ、トラブルも楽しむくらいの感覚がもとめられます。
誤解しないでほしいのですが決してテスラがダメというわけではなく、ユーザーがテスラは他の自動車メーカーとは考え方が違うという認識が必要なのです。
その点、リーフは今までのガソリン車やハイブリッド車と同じ感覚で購入しサポートを受けられます。
また、慎重に安全を最優先にして設計されているため、リーフは2010年から全世界で販売しているにもかかわらず一度も発火事故をおこしていません。
テスラのモデル3をきっかけに電気自動車に興味を持たれたならリーフという選択肢も忘れないでくださいね。
ディーラーに下取りしたらもったいない!!
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たとえ10万キロや20万キロであろうと、
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