メルセデスベンツのBクラスはAクラスをベースに開発されていますが、その中身は大きく異なります。
今回はその気になるBクラスの内装(インテリア)をチェックしてみました。
メルセデスベンツ Bクラスの内装(インテリア)をチェック
今回、内装(インテリア)をご紹介するのはAMGライン装着車です。
AMGラインを選択すると外観だけでなく、内装もかなりノーマルモデルに比べてクールな印象に仕上がっています。
こちらがBクラスのインパネです。
ステアリングやメーターパネル、エアコン周りはAクラスと共通ですが、助手席側ダッシュボードとセンターコンソールのサイド周りは異なるデザインが採用されています。
最近追加されたGLAも同じデザインが採用されていますね。
ステアリングの持ち手部分にはディンプル加工が施されサラッとした手触りです。ステアリング断面は奥行がありグリップ感は他メーカーと比べても好感触でした。
スイッチパネルは、AMGラインを選択しない場合はピアノブラックとなります。
右側がアダプティブクルーズコントロール関連、左側がカーナビやメディアの操作スイッチが並んでいおり、左右にある黒いボタンはカーソルの移動や画面遷移に使えるトラックパッドです。
そしてステアリングの奥には手前にパドルシフト、その奥には右側にコラムシフトレバー、左側にウインカー兼ワイパー操作用レバーが生えています。
国産車だとウインカーレバーにあたる位置にシフトレバーがあるので誤操作が気になると思いますが、意外にすぐ慣れてしまいました。
初めて見るとインパクトがある10.25インチワイド液晶パネルのメーターパネルです。
解像度が高く国産車とは比較にならないほど、表示する情報を選択出来るので個人の好みに組み合わせることが出来ます。また、左右の円形と中央をすべて地図表示にすることも可能です。
ただ、VWゴルフと同様にトリップメーターは1つしかないのが残念。
センターの液晶パネルはカーナビゲーションの地図表示やメディア関連だけでなく、ドライブモードや車両の詳細なステータス表示と設定に使用されます。
その下にはジェットタービンを模した個性的なデザイン(好き嫌いが分かれそう)のエアコン吹き出し口と、始動ボタンが並んでいます。
始動ボタンの下にはアイドリングストップのON/OFFボタンがあります。
メッキ加工されたエアコン操作スイッチの感触は個人的に少し安っぽく感じられました。
中央にハザードスイッチがありますが、これはわかりにくいかも?
センターコンソールは奥からスマートフォン充電(Qi規格に対応)スペースとUSBソケット、ドリンクホルダーがありシャッターで閉じることが出来ます。
タッチパッド周りでは左奥のドライブモードを切り替えるスイッチの他に、各種メディア操作用スイッチが並んでいます。
手前の黒いものはタッチパッドを操作するときのパームレストです。
センターコンソールボックスは両開きタイプ。中にはUSB-Cのポートが2個用意されています。
グローブボックスの容量はやや小さく車検証や取扱説明書などすべて収納するのは難しいです。Aクラスにはなかったモケットが貼られています。
ペダルは吊り下げ式ですが、配置については違和感はありません。ブレーキホールドはブレーキペダルを奥まで踏み込むと動作します。
ほのかに照らす照明付きでAMGラインではステンレスペダルになるのはいいのですがフットレストに何もないのは残念。
バックミラー後方にはサングラスホルダーやヘルプネットのボタン、きらびやかなLEDマップランプとスピーカーがあります。
バイザーは運転席、助手席共にバニティミラーとライト、チケットホルダーが付いています。
個人的に最もお気に入りなのがドアパネルでとにかく質感が高い!
ノーマルとAMGライン装着車でパワーシートのパネルが異なり、こちらではカーボン調のパネルが施されています。
下部にはバックドアのオープナーがあります。
このクラスで助手席にもメモリー機能が!
後席のドアパネルも前席とそん色のない質感が保たれています。素晴らしい!
後席足元にはエアコン吹き出し口に加えてUSB-Cと小物入れがあります。
後席中央はカップホルダー付きのアームレストを装備。
運転席から見た左後方視界です。
6ライトなのでCセグメントのハッチバックの中ではかなり優秀な部類といえるでしょう。
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メルセデスベンツ Bクラスのラゲッジスペース(荷室)をチェック
Bクラスのラゲッジスペースは後席利用で455L(VDA方式)、後席を倒せば1,540Lもの容量が確保されています。
これはCセグメントのハッチバックの中でもトップクラスの容量です。
後席シートバックは4:2:4分割です。
ラゲッジスペースの床面は高さを調整できるようになっています。
下段にすれば荷室容量を拡大、上段にすれば後席を倒せばフルフラットになります。
ラゲッジボードの下にはパンク修理キットやウーファーとメルセデスベンツではおなじみの救急セットなどが収まっています。
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メルセデスベンツ Bクラス 内装(インテリア)をチェック まとめ
メルセデスベンツ Bクラスの内装(インテリア)をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
外観ではAクラスより少し背が高いBクラスですが、車内はもう別物といっていいほどゆとりの空間が提供されています。
開放的な前席に加えて、身長178cmの私が運転しても後席足元は広々としており、ラゲッジスペースは広大です。
車体サイズ(全長4430mm×全幅1790mm×全高1550mm)を考えると申し分ないパッケージだと思います。
AクラスとBクラスを乗り比べれば、外観の背の低いカッコよさを除けば解放感や使い勝手においてBクラスの圧勝といっていいでしょう。
それでいて走りが犠牲になっているいうことはないのです。
もしBクラスをイメージだけで敬遠されているなら、ぜひ一度乗ってみてくださいね。
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