2020年12月16日にトヨタよりヤリスとヤリスクロスを対象にしたリコールが国土交通省に届けられました。
内容についてまとめています。
ヤリス/ヤリスクロスのハイブリッドシステム用部品に関するリコール
リコール内容
トヨタハイブリッドシステムの構成パーツであるトランスミッションインプットダンパーが使用されています。
このパーツはエンジンとモーターの動力を適切に配分する差動ギヤのパーツです。
このトランスミッションインプットダンパーに塗られている錆止め油の塗布が不適切だったため、ダンパーの動力伝達部に油が付着することがあります。
その状態で、アクセルを踏み込んで急加速をすると油が付着したため滑ってしまいシステムが異常を検出、警告灯が点灯し最悪の場合はハイブリッドシステムが停止してしまうという内容です。
メーカーで74件の事例を把握しています。
警告灯が点灯しても一旦パワースイッチを切って再度ONすることで警告灯が消えて走行が可能になります。
ただし対策を施さないと再発する可能性があります。
引用:https://toyota.jp/recall/
リコール内容の対策
良品のトランスミッションインプットダンパーと交換します。
リコール対象となる車
今回のリコールの対象台数はヤリスが31,937台、ヤリスクロスが5,238台となっています。
引用:https://toyota.jp/recall/
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ヤリスクロスの後席シートベルトアンカーブラケットに関するリコール
リコール内容
後席中央のシートバックに付いているシートベルトアンカーブラケットの加工が不適切なためブラケット部の一部が鋭利な形状となってしまい、アンカーにかかっているシートベルトを破損してしまう恐れがあります。
最悪、衝撃によるシートベルトの拘束時に切断する可能性があります。
引用:https://toyota.jp/recall/
リコール内容の対策
シートベルトアンカーブラケットに保護剤を追加します。
リコール対象となる車
今回のリコールの対象台数はヤリスクロスの1.3万台となっています。
引用:https://toyota.jp/recall/
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ヤリス/ヤリスクロス 2020年12月リコール情報 まとめ
引用:https://toyota.jp/
ヤリスクロスでチラホラ話題になっていたフル加速でシステム異常が発生する問題は、リコール案件として届けられました。
思ったより素早い対応であり、トヨタの迅速な行動は評価したいですね。
リコールは無い方が理想ですが、クルマは工業製品として世に出回り様々な使用環境におかれているためどうしても避けられないと考えるべきでしょう。
特にトヨタの場合は販売台数が多いため、不具合が発生する状況が再現しやすいでしょうね。
対象車にはディーラーから今回のリコール対策の通知が来ますのでなるべく早めに対策してもらいましょう。
ただし通知がきても、ディーラー出向く前に必ず電話で作業予約しておくことをおすすめします。
何しろトランスミッションインプットダンパーの交換は駆動部分というかエンジンも降ろす?必要があるので1日ではおそらく無理だと思われます。
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