このモデルで4代目となるメルセデスベンツの新型Aクラスが日本で発売されました。
最近のメルセデスベンツの新型は質感が大幅にアップしているので新型Aクラスも大注目です。
早速、実車を見てきましたので画像を通じて内装などをご紹介します。
新型 Aクラスについて
引用:https://www.mercedes-a.jp
新型Aクラスとして日本仕様が10月18日に発表されました。
AIスピーカーの機能をもつMBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス)に対応しているのが一番の特徴です。
このMBUXを通じてメディアやインターネットへのアクセスやエアコンのコントロールを音声操作で実現しています。
サイズ
全長 4419mm
全幅 1796mm
全高 1423mm
ホイールベース2729mm
※重量や最小回転半径は公表されていません。
トランスミション
7速DCT
エンジン
1.4L4気筒ターボ(エンジン型式:M282)
最高出力 100kW(136ps)
最大トルク 200Nm(20.4kgfm)
燃料タンク容量 43L
※燃費は公表されていません。
グレード
グレードはベーシックグレードのA180と快適装備が充実したA180 Styleの2種類です。
A180 3,220,000円
引用:https://www.mercedes-a.jp/lineup
A180 Style 3,620,000円
引用:https://www.mercedes-a.jp/lineup
A180 StyleにあってA180にない装備は
● アクティブパーキングアシスト
● プライバシーガラス
● パワーシート
● シートヒーター
● リアアームレスト(カップホルダー)
● 左右独立式オートエアコン
● 10.25インチコクピットディスプレイ
パワーシートはいいとしてもA180だとコクピットディスプレイが7インチとなり、きっと残念な結果になりそうです。
エクステリアでは大きな違いはないものの選択できるオプションの制約などもありベーシックグレードのA180は無視したほうがよさそうですね。
また300台限定でA180 Edition1という特別仕様車も用意されています。
引用:https://www.mercedes-a.jp/lineup
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新型 Aクラス 気になる内装をチェック
画像で紹介している車はA180 StyleにAMGラインというパッケージオプションが装着されたものです。
■ 18インチAMGアルミホイール
■ AMGロゴ入りブレーキキャリパー
■ フロント/サイド/リアの専用スポイラー
■ ステンレス製ペダル(ブレーキ、アクセル)
■ 本革スポーツステアリング(ナッパレザー/赤ステッチ)
■ DINAMICAインテリアトリム
■ マルチビームLEDヘッドライト
■ アダプティブハイビーム
A180 Styleの奨励オプションとして25万円で設定されています。
ドアを開けて乗り込んでみると、最初に目につくのは特徴的なダッシュボードのデサインよりもエアコンダクトです。
このダクトはジェットエンジンのタービンをイメージしたとのことですが、中央に3つも並んでいるうえにブラック内装にシルバーメッキなのでとても目立ちますね~
個人的にはインパネ全体を通じてこれはデザインが主張しすぎだと感じました。
このエアコンダクトは好き嫌いが別れるかもしれませんが、他にはない新しいデザインの提案はメルセデスベンツの挑戦ですね。
水平ですっきりしたダッシュボードにタブレットを2枚?並べたSクラスやEクラスと同じデザインは、シンプルで好感が持てました。
センターにはカーナビを設置するため、どの車でもモニターが存在していますが、それをメーターパネルと連続させてスッキリまとめています。
アウディがメーターパネルを全体を囲むデザインなので対照的ですね。
誰でも考え付きそうに思えますが、これを最初に実現化してくるところはさすがです。
何となく日産の2代目エルグランドを思い起こさせました。
このワイドモニターは液晶の解像度やコントラストが高くクッキリした表示はとても見やすいです。
このモニターにはフードが全くありませんが、日差しが差し込んでも視認性に問題ないんでしょうね~
たいていの輸入車は国産車にくらべて表示パネルへの映り込みの問題が少ないように思われます。
エアコン操作パネルはコンパクトかつシンプルにまとまっています。
操作してみましたがレバーやスイッチはしっかりした手ごたえがあり安っぽさは微塵もありません。
ステアリングのデサインは上位モデルのCクラスとほぼ同じデザインが採用されています。
センターパッドがとてもコンパクトですね。
この新型Aクラスでもシフトレバーは他のメルセデスベンツのモデルと同じくステアリング右奥に生えたかたちになっています。
上に押し上げるとR(リバース)、下に下げるとD(ドライブ)、レバーの端にあるボタンを押すとP(パーキング)です。
最初は違和感があると思いますがこれは慣れですね~
シフトレバーそのものが他のモデルより細いデザインとなっています。
このステンレス製ペダルはAMGラインというオプションが必要です。
運転席や後席のドアを見るとCセグメントの中でもこの新型Aクラスの質感がとても高いことを実感します。
オーナーになれば頻繁に目にする箇所だけに満足感は高いですね。
オーバーヘッドコンソール部にはLED室内灯のほかに緊急通報サービスのアクセスボタンがあります。
センターコンソールの前方にはシャッター付きのスマホ置き場とカップホルダーがあります。
カーナビを含めたメディア操作用デバイスは新型Aクラスでは他のモデルと大きな変化がありました。
Cクラスではタッチパッド+ダイヤルでしたが、Aクラスではタッチパッドのみになっておりタッチパッドの面積も大きくなりました。
このタッチパッドの横にはドライブモードの設定スイッチがあります。
コンソールボックスもCクラスのものと同じデザインで容量もほぼ同じに見えました。
同じCセグメントのハッチバックであるカローラスポーツよりホイールベースが90mmも長いため後部座席の足元にも余裕があります。ただし感覚的にもインプレッサの方が広く感じます。
コンソールボックスのリアシート側にはエアコンダクトが付いてます。
リアシートのアームレストとカップホルダーです。
こういうところに室内灯があると高級車って感じがしますね~
スカッフプレートはイルミネーションタイプで標準装備です。
ラゲッジスペースの容量は370Lで旧型より29L増えています。
後席は40:20:40の3分割可倒式です。
LEDライトや12V電源ソケットが付いています。
ボードを跳ね上がると工具や小物入れのスペースがあります。
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新型 Aクラス 気になる内装をチェックしてみました まとめ
メルセデスベンツのAクラスはモデルチェンジのたびにスタイリッシュになっていき、もはや新型と初代では全く別物になっています。
新型はワイド&ロー、短いオーバーハングなど走りを意識したスタイルに仕上がっていました。
ただエクステリアでは標準の16インチアルミホイールは確信犯的に似合っておらず、AMGラインパッケージを選択するしかありません(笑)
ある意味、商売上手ですね。
内外装を含めてオプション追加なしでベーシックグレードのA180を購入する人はいないはずです。このグレード構成には疑問です...
スポーティーなエクステリアやMBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス)など注目するポイントが多い車ですが、新型Aクラスの最大の特長は内装ではないかと思います。
斬新なデザインは最初に見たときは意外に感じますが、少しの時間に運転席に座っていただけですぐに違和感もなくなりました。
でも個人的にはやっぱりシルバーのエアコンダクトが気になります。
まあ、こればかりは好みの問題ですね。
しかし新型AクラスでがっかりしたのはACC(アダプティブクルーズコントロール)や歩行者に対応した自動ブレーキが標準装備ではないことです。
レーダーセーフティパッケージという24万円のオプションを選択することでレーンキープアシストや後方接近警報などと一緒に装着となります。
今時、これらをオプションにする意図が理解できません。標準価格が高くなってもこのオプションは標準にすべきですね~
ちなみにナビゲーションはナビゲーションパッケージという18万円が必要になってきます。
社外品のナビを付ける余地がないことからこのオプションも選択せざるを得ませんね。
なんかアウディみたいな気もしますが、メーカーオプションのナビゲーションが18万円というのはプレミアムブランドを考えれば良心的かもしれません。
実質A180 Styleにレーダーセーフティパッケージとナビゲーションパッケージを付けた乗り出し価格は430万円前後、AMGラインを追加すると450万円程度まで跳ね上がります。これは以前のCクラス並みのお値段ですね~
なんといってもCセグメントとはいえ、高級車です。品質を考えれば仕方がないところでしょうか?
ちなみに2018年秋にフォードフォーカス、2019年はVWゴルフ、BMW1シリーズ、マツダアクセラ、トヨタカローラ(日本ではカローラスポーツ)が欧州で新型に切り替わるすごい年になります。
激しい競合が予想されるCセグメントハッチバックの中で、新型Aクラスは上質な質感と新しいデザインを打ち出してライバルたちと差別化を図ろうとしています。
少なくとも内装に関しては、旧型Aクラスと比較して1クラス上の仕上がりではないでしょうか?
小型の高級車を求める人にとっては気になる1台だと思います。
試乗する機会があればまた紹介しますね。
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