2022年11月にワールドプレミア、12月にはジャーナリストによるプロトタイプの走行会がおこなわれた新型プリウス。
見積可能となったものの、その後は箱根駅伝くらいしか話題もなくヤキモキされている方も多いのでは?(笑)
今回は新型プリウスに関するちょっぴりマニアックな情報をまとめてみました。
2023/1/5更新 ディスプレイオーディオPlusについて追記
2023/1/10更新 ラゲッジ容量修正、ディスプレイオーディオPlusについて追記
新型プリウス 気になるタイヤ・ホイールの仕様
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
以前の記事でも取り上げましたが、新型プリウスで大きな話題になっている大径極細タイヤ。
気になるタイヤサイズは、以下の通りです。
2.0LモデルおよびPHEVモデル:195/50R19
1.8Lモデル:195/60R17
実車が一般公開されたこともあり、国内仕様はナット締めであることが確認できました。
ただし輸入車の様にボルト締結でキャップされているケースもあるので油断できません(笑)
PCDはついに一般的な114.3に拡大、ピッチの拡大は取り付け剛性の面でプラスに働きます。
問題はリム幅です。
19インチは6.5Jであることがわかりました。
念のため私も調べてみましたが、こんな仕様のホイールは市販品で見つかりませんでした!
予想はしていましたが、19インチだとほとんどが7.5J以上ですね~
17インチでさえ6.5Jは少数派なので当然かと....
おそらく7.0Jくらいは入ると思われますが、ここはホイールメーカーに期待するしかありません。
ということで、純正サイズにこだわるなら今のところ選択肢はモデリスタ製品一択となります。
引用:https://www.modellista.co.jp/product/new_prius/
新型プリウス 気になるラゲッジ容量
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
新型プリウスのラゲッジ容量(VDA方式)は以下の通りです。
Z/Gグレード:401L
Uグレード:420L
Xグレード:422L
通常仕様はLowデッキですが、メーカーオプションのスペアタイヤを選ぶとHighデッキとなります。
Highデッキにするとラゲッジ右側面にある補機バッテリーのカバーと同じ高さとなる様ですね。
ちなみに旧型のラゲッジ容量は以下の通りです。
FFモデル:502L
4WDモデル:457L
PHVモデル:360L
旧型の4代目プリウスは、PHVモデルを除けばCセグメントハッチバックではトップクラスの容量でした。
新型プリウスは最も容量の大きいXグレードでもラゲッジ床面がかさ上げされた旧4WDモデル以下となっています。
今回のプリウスは旧型に比べてラゲッジ容量がかなり縮小されましたが、リアオーバーハングを切り詰めたたことが大きいと思われます。
ただ、新型は4WD(E-Four)でも容量が同じなのはうれしいですね。
新型プリウスの最大のライバルとなるシビックe:HEVはラゲッジ容量でもガチ!
一方、カローラスポーツは352L、カローラツーリングは392Lなので、使い勝手はともかく容量だけ見れば新型プリウスが上となりますね。
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新型プリウス Zグレードのステアリングに装備されるタッチセンサー
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
新型プリウスの装備表を見てみると、Zグレードはステアリングヒーター・タッチセンサー付きの記載があります。
ステアリングヒーターはいいとして、気になったのがこのタッチセンサー。
装備表の記載でステアリングにタッチセンサーの記載があるのは、調べてみると新型クラウンと新型プリウスだけでした。
メーカーにこのタッチセンサーの機能を確認してみると...
タッチセンサーは、次の安全装備の手放し判定に利用しています。
<安全装置>
・LCA(レーンチェンジアシスト)
・LTA(レーントレーシングアシスト)
・LDA(レーンディパーチャーアラート)
・EDSS(ドライバー異常時対応システム)
要はドライバーがステアリングを握っているかをチェックするためのものです。
とはいうもののタッチセンサーがないと手放し判定をしていないわけではありません。
クラウンやノア・ヴォクシーに設定されている渋滞時の手放し運転が可能なアドバンスドドライブを除き、レーントレーシングアシストなど運転支援機能ではドライバーがステアリングを握っていることが前提になっています。
この手放し判定には「トルク検出式」と「静電容量式」の2つがあります。
トルク検出式はドライバーがステアリングに伝える回転力を検出することで、「ドライバーがステアリングを保持している」と判断します。
私の以前の愛車であるカローラスポーツをはじめ、ほとんどモデルがこの方式を採用しています。
ただ、この方式はステアリングにトルクが加わらないと手放しと判定されてしまうケースがあります。
修整舵を必要としない長い平坦な直線区間などで、しっかりステアリングを握っていても警告が出るのはこのためですね。
一方、静電容量式というが今回取り上げたタッチセンサーに該当します。
こちらの方式はステアリングに触れることで放出される電気によって「ドライバーがステアリングを保持している」と判断します。
トルク検出式と異なり誤判定もなく、ステアリングに軽く触れているだけでいいのが利点です。
トヨタではMIRAI、クラウン、ノア・ヴォクシー、新型プリウスなどに設定、スバルでは新型レヴォーグ以降で採用されていますが輸入車を含めてまだまだ高級車が中心です。
おそらくこれらの情報はカタログにも記載されないと思われます。
ということで高速道路などでレーントレーシングアシストを活用する機会が多いなら、Zグレードがおすすめということになります。
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新型プリウス ディスプレイオーディオPlusのメリットは?
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
Zグレードのみのメーカーオプションとして、ディスプレイオーディオPlus(61,000円)というものがあります。
これはコネクティッドナビに加えてFM多重VICS付の車載ナビのが内蔵されているのが大きな特徴になります。
またルート案内にはVICS情報が反映されます。
標準装備のディスプレイオーディオも含めてT-Connectの初年度登録から5年間は、コネクティッドナビが使用できます。
通信環境が不安定な場合はコネクティッドナビは使えませんが、ディスプレイオーディオPlusは車載ナビで補完できるのがメリットです。
この車載ナビはT-Connectを通じて地図データを常に更新が可能で、以前までのT-Connect対応ナビと同じですね。
コネクティッドナビはT-Connect契約が前提なので初年度登録から6年目以降も利用する場合は、T-Connectの再契約が必要となります。
ディスプレイオーディオPlusの場合は、オフラインの車載ナビがあるので最悪利用料を支払なくてもナビが使用可能です。(有料で地図更新可)
ディスプレイオーディオPlusの有り無しにかかわらず、6年目以降にコネクティッドナビを使用するのに月々1210円、年間14,520円の費用がかかります。
また、Plusにしてもスピーカーの数は同じで北米仕様のようなJBLサウンドシステムが付いてくるわけでもありません。
WEB閲覧ができますが走行中は制限がかかることが予想されるうえに別途有料サービス(月額1,100円)が必要になります。
スマホ連携のナビで十分という人なら、あえてディスプレイオーディオPlusを選ぶ必要はなさそうですね~
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新型プリウス ちょっぴりマニアックな情報を集めてみました まとめ
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
新型プリウスのちょっぴりマニアックな情報についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
車好きオーナーで差別化したいならまずはホイール交換といきたいところですが、残念ながら当面は選択肢がないようですね。
ラゲッジスペースについては、今度のプリウスで容量を追求するのは個人的にナンセンスだと思っています。
タッチセンサーについては、おそらく大多数の人にはどうでもいい情報だったかもしれませんね(笑)
新型プリウスは2022年12月21日からついに注文が解禁(メーカーへの発注はと2023年1月)となり、すでに多くの販売会社で割当枠が埋まってしまったようです。
自動車ジャーナリストの新型プリウスのYouTube動画再生数は、ずば抜けており注目の高さがうかがえます。
流れにのろうとみんな新型プリウスを取り上げるようになり思わず笑ってしまいました~
ただ、まだまだ仕様で不明な点もあって手探り状態で発注した人も多いのではないでしょうか?
これはディーラーのスタッフさんも同様で、ステアリングのタッチセンサーのことを尋ねても「???」といった反応でした。
しかしグレードやメーカーオプションは注文書作成後での変更は困難なので、精神衛生上ここはあえて情報に触れない方がいいかもしれませんね...
引き続き、新型プリウスはチェックしていきますね!
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