トヨタの小型SUV「C-HR」が2020年8月に一部改良が実施されました。
2019年8月にフェイスリストを含むマイナーチェンジ以来となる改良の変更点をまとめています。
一番のトピックは○○レス仕様!?
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C-HR 2020年8月に実施された一部改良の変更点
引用:https://toyota.jp/c-hr/
2020年8月におこなわれたC-HRの一部改良（マイナーチェンジ）の項目は以下の通りです。
・プリクラッシュセーフティが夜間の歩行者や昼間の自転車に対応
・レーントレーシングアシスト、ロードサインアシストを標準装備
・緊急時操舵支援機能を追加
・右折時の直新車や右左折時の歩行者の検知機能を追加
・ディスプレイオーディオレス仕様を設定
・ブラック基調の内外装を施した特別仕様車「Mode-Nero Safty Plus」を設定
一番、大きなトピックスは最新のトヨタセーフティセンスがC-HRにも採用されたことです。
今回の改良で、C-HRは数あるトヨタのモデルの中でも最新の安全・運転支援機能を持つ車となりました。
では詳しく見ていきますね。
プリクラッシュセーフティ（自動ブレーキ）が夜間の歩行者や昼間の自転車に対応
ミリ波レーダーと単眼カメラにより夜間の歩行者と昼間の自転車を検出できるようになりました。
車と歩行者の事故の7割が夜間に発生しているのでこれは大きな安心につながります。
夜間の歩行者の検出の可否が現在の自動ブレーキの実力を知る一つの指標にもなっています。
レーントレーシングアシスト、ロードサインアシストを標準装備
第二世代トヨタセーフティセンスの目玉機能でもあるレーントレーシングアシストがC-HRにも装備されました。
左右の車線や先行車を検出して車が車線の中央を走るよう、ステアリングをアシストします。
Rのきついカーブではきびしいですが、高速道路の走行ではかなりの疲労軽減につながる機能です。
またカメラが標識を検出して制限速度や「進入禁止」「一時停止」をメーターパネルに表示するロードサインアシストも加わりました。
制限速度をオーバーした場合は警告を出すことも設定で可能になっています。
緊急時操舵支援機能を追加
国内で初めて投入される運転支援機能です。
例えば車道の端を歩いている歩行者と接触する危険があり、車の左側に回避スペースがある場合にステアリングを制御して回避行動を支援します。
ただし、あくまでドライバーのステアリング操作が前提となります。
右折時の直新車や右左折時の歩行者の検知機能を追加
この機能は新型ヤリスに続いて2台目となります。
車対車の事故で多い右直事故を回避すべく右折時の直進車や右左折で横断歩道の歩行者をシステムが検知、状況に応じてプリクラッシュブレーキを作動させます。
事故防止に強力な助けとなります。
ディスプレイオーディオレス仕様を設定
カローラからトヨタはディスプレイオーディオを強制的に標準装備としてきましたが、このC-HRではレスオプションが選べます。
つまり市販のナビゲーションやオーディオユニットが選べるので選択の幅が劇的に広がります。
人によってはこれが一番うれしい変更かもしれませんね。
ブラック基調の内外装を施した特別仕様車「Mode-Nero Safty Plus」を設定
外装ではアルミホイール、フロントスポイラー、内装ではダッシュボードやアームレスト、シートをブラックに変更されています。
また、53,900円相当のメーカーオプション扱いのインテリジェントクリアランスソナーやブラインドスポットモニター、パノラマミックビューモニターを標準装備にしてお買い得な価格設定になっています。
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C-HR マイナーチェンジ 2020年の一部改良の変更点は？ まとめ
引用:https://toyota.jp/c-hr/
2020年8月に実施されたC-HRの一部改良の内容についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか？
一足先にプリウスも最新のトヨタセーフティセンスを導入する見直しがおこなわれましたが、このC-HRはそれをはるかに上回る濃い内容でした！
国内のトヨタ車では初採用となる緊急時操舵支援機能や、待望のディスプレイオーディオレスが選択できるなどかなり気合が入った一部改良となっています。
ディスプレイオーディオはディスクメディアに対応していなかったり画面解像度が物足りないなどかなり不満の声が挙がっていましたが、それに応える形となりました。
これは英断といえるでしょう。
今まで旧世代のトヨタセーフティセンスや視界の悪さが弱点となっていたC-HRですが、今回の一部改良でそれらをすべて克服、カバーしてきました。
もはやトヨタ車の中でも最新の安全装備を搭載したC-HRは、ライバルたちと比較しても積極的に選んでいけるモデルですね。
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