BMW | 2シリーズクーペ | 220i Mスポーツモデルに試乗して評価してみました

BMW2シリーズクーペのエクステリア

すでに新型の開発車両も目撃されている2シリーズクーペ。
BMWのコンパクトサイズで唯一のFRモデルにようやく乗る機会ができましたのでカローラ、プリウス乗りの視点で感想をまとめてみました。

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試乗した 2シリーズクーペの概要

BMW1シリーズのクーペから派生したのが2シリーズクーペです。
新型となった1シリーズやアクティブツアラーなどFF化が進んでいますが、2シリーズクーペはFRを採用しています。
2021年に登場する次期型もFRで開発されていることがわかっています。

今回試乗させていただいたのは220iクーペMスポーツグレードになります。
BMW2シリーズクーペの外観

ボディーサイズ:4440×1775×1420mm
ホイールベース:2690mm
最小回転半径:5.1m
車重:1470kg
駆動方式:FR

2.0L直列4気筒ターボエンジン
最高出力:184ps/5000rpm
最大トルク:270Nm/1250-4500rpm
WLTCモード燃費:12.8km/L

トランスミッション
ZF製8速AT

この車にはMパフォーマンスパッケージというパーツが装着されていました。

BMW2シリーズの外観

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BMW 2シリーズクーペ 220i Mスポーツモデルに試乗してみました

BMW2シリーズクーペの外観

まず運転席へ乗り込んでドライビングポジションを調整してみます。
着座位置は少し低いかな?というレベルで日常使いでも乗り降りしにくいということはありません。(自分が低い着座位置が好みということもありますが)
パワーシートなので微調整が出来るため、ばっちりポジションが決まります。また、座面先端を引きだすことが出来るで身長178cmの私でも快適なシートです。
BMW2シリーズクーペの運転席
しかし!
私にとってベストなポジションに調整すると旧型1シリーズと同様にステアリングでメーターパネル上部が隠れてしまいます。「ああ..やっぱり!」

ただ、平均的な身長170cm前後までなら問題ありませんのでご安心ください。

ではスタートボタンを押してエンジンを始動。
今の時代2Lターボエンジンはスポーツカーのエンジンといっていい存在ですが、意外に大人しいエンジンサウンドでした。
動き出しから巡行速度に乗せるまで十分なトルクがありシフトチェンジもスムーズ。
アクセル操作に対するレスポンスも早くストップ&ゴーの多い街中でもとても扱いやすいエンジンです。
そしてコンパクトなボディーなので車両感覚がつかみやすく、慣れないクルマということでオドオドするようなこともありません。
乗り心地もなめらかで誰が乗っても快適な部類だと思います。

そして高速道路に乗ってみます。
ドライブモードをスポーツに切り替えて、合流ランプから待ちわびていた加速を開始!
ボディーの一体感を感じながら豪快に加速していきます。
数値的には86/BRZより劣る184psですが、ターボエンジンの220iの方がはるかにパワフルで高速道路でも完全に持て余すレベルの動力性能です。
ただ吸気を含めたエンジンサウンドとしては物足りない印象で、BMWの他の快適セダン系とあまり変わり映えしない印象でした。

直進安定性はドイツ車なので文句なく、高速巡行も軽く手を添えるだけで快適です。

気になったのが、この車固有の症状なのか路面の継ぎ目などを乗りこえた時、フワッと縦揺れがあります。2万km走行した車なので足回りがこなれているだけに意外でした。
まあ、硬いよりは乗り心地がいいのですが...

そして、最近お気に入りの全長15kmのワインディングコースにやってきました。

ここはメインのマイカーであるカローラスポーツはもちろん、ポルシャ911やBRZをお借りしてさんざん走っているので比較するにはぴったりの舞台です。

一般道では十分すぎるパワーなので直線やコーナー立ち上がり加速は痛快、コーナー手前できっちり減速してステアリングを切り込んでいくと素直に車が反応してくれます。
アンダーやオーバーとは無縁のハンドリングですが、意外にロール量は多いと感じました。

そしてブレーキングでは国産車よりボディーや操作系インターフェースの剛性が高いので安心してコーナーへ飛び込めます。
また、荒れた路面でも乗り心地に大きな変化はなくスポーツモデルらしからぬ快適性です。

このワインディングロードを数往復して2シリーズクーペ 220iの高剛性ボディーと少し持て余すレベルのパワーで走りを堪能しました。
やはりコンパクトなサイズは日本の道路にぴったりです。
やっぱり自分にはCセグメント以上の車は要らないな~と実感しました。

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BMW 2シリーズクーペ 220i Mスポーツモデルに試乗して評価してみました まとめ


カローラ乗りの立場で2シリーズクーペの220i Mスポーツモデルに試乗した感想をお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

普段カローラスポーツに乗っていることもあり、2シリーズクーペは自分にとって扱いやすいジャストサイズでした。
新型3シリーズや最近のSUVなどサイズがどんどん大きくなってしまっているので、私には2シリーズクーペは貴重な選択肢となります。
2ドアですが、私の場合後席は実質荷物置き場になっていてほとんど人を乗せることがないので問題ありません。
86/BRZの様に極端に着座位置が低いわけでもないので毎日の普段使いにも適しています。

個人的な印象ですが2シリーズクーペの方がコンパクトなためか、3シリーズよりはるかにFRらしさを感じますね~
ブラインドスポットモニタや車線中央維持機能はありませんが、車線逸脱警報やアダプティブクルーズコントロール(オプション装備)はあるので、安全・運転支援システムもスポーツカーモデルとしては優秀な部類といえます。
性格的にはスポーツカーというよりスポーツ走行もがっつり楽しめるGTカーですね。

ただ、FRを操る楽しさやエンジンサウンドなどスポーツカーの演出では、86/BRZの方が勝っていると感じました。

モデル末期となった現行2シリーズクーペですが、運転が楽しい車をお探しならおすすめできる1台です。
ぜひ一度試乗してみてください。

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2020年6月9日

 

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