320d Mスポーツ の走りや燃費など評価してみました

最近BMWのFFモデルであるアクティブツアラーとX1を試乗する機会がありました。

ステアリング操作の応答性も含めて、FFモデルの出来の良さを見せつけてくれました。

「駆け抜ける歓び」をうたうBMWの車だけあってどちらもレベルが高いです。

もう自分の中で、FR/FFと線を引かなくてもいいかも?と感じたので、今さらではありますが比較のためにFRの代表格である3シリーズで売れ筋モデルの320dをじっくり試乗して評価してみました。

今回試乗したのは現行型F30のマイナーチェンジ後の320d Mスポーツです。

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320d Mスポーツのエクステリア

Dセグメントに属する3シリーズですが、ノーズが低く抑えてられており車体寸法以上にワイドローを感じさせるデザインです。

4代目プリウスとは対極に位置する横長基調のフロントマスクはシンプルでスマートなカッコよさを身に付けています。

カムリのようにデコレーションを必要としなくてもBMWの個性が表れているのはさすがです。

ほんとにDセグメント?と疑いたくなるほど、のびやかで大きく見えます。

テールライトもオーソドックスなデザインですが古臭さは微塵も感じません。

全長 4,624mm
全幅 1,800mm
全高 1,416mm
ホイールベース 2,810m

タイヤは18インチになりますが、不思議と大きく感じないのはなぜ?

格子と奥のパネルが別パーツなのがいいですね。一体成型だと安っぽく見えてしまう。

320d Mスポーツのインテリアや使い勝手

インテリアはBMWのデザインルールに基づいたもので、1シリーズがこれに似たデザインを採用しています。

特に操作の説明を受けずに借り受けましたが、ほとんど直感でわかってしまいました。

特に純正カーナビの操作性については欧州車の中でピカ一ではないでしょうか?(3シリーズ関係ね~)

1シリーズではステアリングとシートをどう調整してもメーターパネルの一部が隠れてしまいましたが、3シリーズでは問題ありませんでした。

現行のF30は2012年にデビューですので、さすがにこのクラスで手動式サイドブレーキは古さを感じます。

このウインドウスイッチパネルだけは高級車としてどうかと思ってしまいました。

シートに座ってステアリングを握ると、Mスポーツの良さがすぐに実感できます。
このぶっとくて滑らかな手触りのステアリングが素晴らしい(これも3シリーズ関係ね~)

またサイドサポートがしっかりして体をホールドしてくれるのでスポーツ走行でも安心できます。
座面の長さが調整できるのもうれしいです。

Dセグメントとはいえ、後席の足元スペースも広大で180cm近い自分が運転席のポジション調整してもゆとりがありました。

トランクルームも奥行きがあります。ゴルフバッグを入れるには横方向の寸法がやや厳しいです。

トランクスルーを使えばセダンでも車中泊ができますね。

サイドシルが高いため乗り降りでは気を使います。

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320d Mスポーツの乗り心地や走りは?

手になじむステアリングとサポートがしっかりしているシートに収まって車をスタートさせると、ディーゼルエンジンであることを忘れてしまうくらい軽やかに発進します。

エンジン音はX1に比べればやや響きます。これは設計年次の問題でしょうか?遮音に関してはCセグメントのボルボV40の方が明らかに優れています。

アイドリングストップの作動やエンジン始動はスムーズで、発進時のもっさり感がありません。

運転席からの視界も良好で、車幅感覚もつかみやすいです。

スポーツサスペンション+18インチと身構えていましたが路面からの突き上げをうまくいなしていて快適です。

ディーラーの試乗車ではもう少し突き上げがあった気がしましたが、走行距離1万5千キロなのでこなれているんでしょうね。

ACC(アダプティブクルーズコントロール)もクセがなく一般道でも快適です。なにより停止保持はありがたいです。また、ACCによる停止中でもしっかりアイドリングストップが作動します。

 

今回は有料、無料のドライブウエイをはしごしてきました。

ワインディングにさしかかると....コーナーに合わせてステアリング操作するのが楽しい!

扁平タイヤの恩恵もありロールを抑えながらくるっと旋回していきます。

アップダウンの続くコースでしたが、上り坂でもそこはディーゼルの太いトルクのおかげでグイグイと駆け上がっていきます。

気が付くと80km/hなんてすぐなのでコーナリング性能の高さと相まって、かなり自制が必要になります。

ついもう少しアクセルを踏み足したくなる危険な車でした(笑)

テーマパークのアトラクションに乗っているかのごとくアッという間にドライブウェイ終点まで走り抜けてしまいます。

ちなみに運転モードはノーマルの「コンフォート」のほかに「スポーツ」と「エコプロ」の3つがありますが、「コンフォート」でワインディングも十分楽しめます。
「スポーツ」モードは長い下り坂などでエンジン回転数がなかなか落ちないことがあり使いにくく感じました。使い方が間違っている?

ボルボV40の強烈なトルクに慣れているためか、この320dのディーゼルエンジンはトルクフルではありますが意外におとなしく感じました。

ボルボ | V40 | D4 | ディーゼルエンジンモデルの実際の燃費などインプレッション

2017年7月15日

 

320d Mスポーツの燃費は?

走行距離380km、流れのよい郊外路が6割、アップダウンのあるドライブウエイなどワインディングが4割の構成で平均燃費は16.3kmでした。

今回の試乗にあたって燃費のことは全く意識せず山岳路をグイグイ登っていきましたので、エコ運転を心掛けていればもっと伸びたかもしれません。

軽油なのでお財布にもやさしいスポーツ走行可能な車でした。

320d Mスポーツの走りや燃費など評価してみました  まとめ

普段、プリウスやボルボV40に乗ることが多いため久しぶりのDセグメントで緊張していましたが、ひとたび走り出せば気にならなくなっていました。(さすがに取り回しは気を使いましたが...)

Dセグメントだと車内空間が広いためか、心にもゆとりが生まれるんですね~

 

で、肝心のFRの走りですが、残念ながら?FFとの違いを体感してしまいました。

こういうコーナーがたまらない....

うーん、だからみんなFRにこだわっているんだな~と今頃になって実感しています。

ただ日本ではワインディングといっても道幅が狭かったりつづら折りのコーナーも多く、3シリーズのサイズだとやや持て余すシーンもあります。

そういう意味では毎日の使い勝手も含めて1シリーズが自分にとってもベストだと思いました。

そのFRの1シリーズも2019年にはFFになって新型に置き換わってしまい、コンパクトFRがなくなろうとしています。

予防安全装備でやや物足りないところもありますが、現行のFRの1シリーズが気になって仕方がなくなってしまいました。

どうしよう?

1シリーズ 118d ディーゼルを試乗したインプレッション

2017年7月20日

BMW 1シリーズ 新型 2019 画像を含めた情報

2018年4月17日

引用:https://www.netcarshow.com

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