登場して以来、ずーっと気になっていたプリウスPHV GRスポーツにようやく試乗することができました。
プリウスPHVは身近に旧型や現行型があるので、たまに乗ることがありますがGRスポーツは初めてです。
そのプリウスPHV GRスポーツに試乗してカローラスポーツ乗りの視点で走りをチェックしてみました。
プリウスPHV GRスポーツに試乗 シートを調整してみる
今回、試乗したのはプリウスPHV ”Sナビパッケージ” GR SPORTになります。
GRスポーツには2つのグレード(大きな違いは縦型11.4インチナビの有無)がありますが、シートは共通で手触りがエクセーヌ調のブランノーブ+合成皮革で構成されています。
いつものことですが、試乗するときは身長178cmの自分が適切なドライビングポジションを取れるかを必ずチェックしています。
シートは手動での操作となりますが、シートリフターの調整幅がしっかりあってテレスコピックと合わせて適切なドライビングポジションに調整できました。
この点でプリウスPHV GRスポーツは自分にとってC-HRのGRスポーツより好印象です。
ただ、欲をいえばもう少し座面長が欲しいところ....太ももの先が保持されていないので長距離ドライブでの疲労が気になります。(身長175m以下なら問題ないかと)
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プリウスPHV GRスポーツに試乗 気になる走行性能は?
GRマーク入りのスタートボタンを押して始動。では、早速スタートさせてみます。
ノーマルプリウスやカローラのハイブリッドと同じく、出だしはモーター駆動でスーっと動き出します。
ただ、プリウスPHVはバッテリー残量が十分あるうちは、ずーっとモーターで走り続けます。
旧型ではすぐにエンジンが始動してしまいますが、現行型ではなかなかエンジンが始動しないようになっています。
アクセル操作のレスポンスに関してはノーマルと差は感じられませんでした。(当然かな)
スタートから流れに乗るべく50~60km/hまで加速し巡行状態を維持して思ったのが、決して静かな車ではないことです。
18インチの扁平タイヤ(ダンロップSPスポーツ2050)のおかげでロードノイズが賑やか!ノーマルのプリウスPHVとは雲泥の差で、静粛性ではモーター走行の恩恵も台無しです。
ただ、乗り心地に関しては大径タイヤのネガは感じられず、不快な突き上げもありません。
もちろん私が普段乗っているカローラスポーツより硬めの設定ですが、同じGRスポーツのC-HRよりも滑らかな印象です。
これならスポーツ走行に興味のない人が普通の車として乗っても違和感がないでしょう。
もともとプリウスPHVはノーマルのプリウスに比べて大量のバッテリーを搭載しており重量の増加が安定感をもたらしてくれます。
路面のショックをいなしてくれる脚と合わせてかなり優秀な乗り心地です。
ノーマルのプリウスPHVではリアの挙動に難がありRのキツい連続カーブはあまり楽しくありません。(攻める気になれない...)
それに対してこのプリウスPHV GRスポーツでS字コーナーを通過してみると車体の一体感がありロールもよく抑えられています。
GRスポーツで追加されている剛性強化のパーツの効果がしっかり感じられ、これまた、ノーマルより車高を落としている恩恵もあるんでしょうね。
走行フィールからスポーツグレードであることをしっかり意識させられます。
ステアリング操作では手応えがあって車を操っている実感があり、ここもノーマルのプリウスPHVと差を感じます。
ステアリングの直径はGRスポーツということで小径ですが、操作性に優れ進路の微修正で神経質になることもありませんでした。
気になったのがこの革巻きステアリング、手触りが硬すぎて感触がまるで樹脂製ステアリングの様です。手に馴染むのに時間がかかりそう。
試乗を終えた感想ですが、実は試乗前はエクステリア重視のカスタムカーと少し見くびっていましたが、試乗してみると意外な走行性能の高さを見せてくれました。
これなら反則技のモーター走行といいショートサーキットで遊んでみたくなりますね~
走行とは直接関係ありませんがウインカーの操作感が安っぽいのはGRスポーツでも同じでした。この点はカローラの方が上です。
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プリウスPHV GRスポーツ 今さらですが試乗して評価してみました まとめ
プリウスPHV GRスポーツを試乗して評価してみましたが、いかがだったでしょうか?
プリウスPHV GRスポーツは、走って楽しくないプリウスの弱点をしっかりカバーしてくれていました。
ライトなスポーツ走行に興味がある私にとっては十分な走行性能で、それにモーター走行の楽しさが加わって魅力的な車に映りました。
乗り心地がよく、さらにスポーツ走行が楽しめる数少ない国産車の1台だと思います。
ただ、バッテリーの費用とはいえカローラスポーツに100万円以上の価格差を許容出来るか?といえばちょっと厳しいですね~
レーントレーシングアシストや夜間の歩行者を認識出来る最新のトヨタセーフティセンスとブレーキホールド機能がないのも引っ掛かります。
あくまでカローラオーナーの視点ですので、それを差し引けば来るべき時代において一足先に電気自動車の走行を味わいたいけどスポーツ走行も好きという人にはおススメできる国産車といえます。
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