5ナンバーサイズのコンパクトSUVとして2019年11月にデビューしたトヨタの「ライズ」(RAIZE)とダイハツの「ロッキー」は好調な売れ行きで12月中旬の時点で納期2~3か月の状態です。
なんといってもコンパクトサイズにもかかわらず広い車内や取り回しの良さが魅力ですが、安全・運転支援機能の充実ぶりも見逃せませんね。
今回はライズ(RAIZE)やロッキーに搭載されているACCなど安全・運転支援機能についてまとめてみました。
安全・運転支援機能はハリアーやRAV4どころかレクサスにも負けていない!?
スバルのアイサイトで注目を浴びるようになった安全・運転支援機能ですが、さまざまな機能があります。
最も重要となるプリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)はもちろん、オートハイビーム(ハイ/ロー自動切替)もすっかり一般的になりましたね。
それ以外にも最近の新型車に設定されるようになってきた機能にはこのようなものがあります。
アダプティブクルーズコントロール
先行車との車間距離を維持しながら追従し完全停止までサポート
レーンキープ
車線の中央を維持するようステアリングをアシスト(制御)
レーンデパーチャーアラート
車線のはみ出しを検出しステアリングをアシスト(制御)して補正
ブラインドスポットモニタ
隣の車線で後方から接近してくる車両を通知
リアクロストラフィックアラート
後退(バック)時に左右方向から接近してくる車両を検出して通知
アダプティブヘッドライト
ヘッドライトがハイビームの状態で対向車や前走車のみ遮光
トヨタではトヨタセーフティセンスというシステムを搭載しているモデルが該当しますが、実はこれらの機能をすべてカバーできているトヨタのSUVはありません。
300万以上もするハリアーやRAV4はレーンキープやアダプティブヘッドライトに対応していないのが現状です。(2019年12月現在)
RXやNXといったレクサスのSUVになるとすべてカバーしていますが。いずれも購入費用で500万円オーバーするモデルなので当然ともいえます。
ところがその半額以下の金額で手にすることが出来るライズやロッキーもすべての機能をカバーしているのです。
トヨタの新型SUV ライズ(RAIZE)の安全・運転システムの概要
ライズの安全・運転支援機能には、全グレードに標準装備のスマートアシストとメーカーオプションの扱いのスマートアシストプラスがあります。
スマートアシスト
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・オートハイビーム
・標識認識機能(進入禁止)
・誤発進抑制制御機能
・先行車発進お知らせ機能
・コーナーセンサー
スマートアシストプラス(グレード限定&オプション設定)
・全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)
引用:https://toyota.jp/raize/
・レーンキープコントロール(LKC)
引用:https://toyota.jp/raize/
・スマートパノラマパーキングアシスト
・パノラマモニター
引用:https://toyota.jp/raize/
・サイドビューランプ
引用:https://toyota.jp/raize/
・アダプティブドライビングビーム(ADB)
引用:https://toyota.jp/raize/
..という具合に「これでもか!」というくらいの安全・運転支援機能がライズには設定されています。
すべての機能を利用したい場合は、最上位のZグレードに限定されるものの選択肢として用意されていることが重要なのです。
CセグメントやDセグメントといった上位クラスでもアダプティブドライビングビームに相当する機能を設定しているモデルはまだ限られているのが現状です。
コンパクトSUVのライバルとなるスズキのクロスビー、三菱のRVR、マツダのCX-3、Bセグメントのコンパクトカー(フィットやアクア、ノートなど)と比較しても非常に優秀です。
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トヨタ ライズ(RAIZE)の安全・運転機能が充実している背景
ライズはダイハツのロッキーのOEMモデルとして開発されており、ダイハツの最新の安全・運転支援機能であるスマートアシストが搭載されています。
ご存知のとおりダイハツは軽自動車が主力ですが、その軽自動車の販売においてはホンダやスズキ、日産と熾烈な競合が繰り広げられています。
ヒットを続けているホンダN-BOXはモデルチェンジでホンダセンシングという安全。運転支援機能を軽自動車にも採用してきました。
これを機に軽自動車の世界でも一気に安全機能の充実が図られるようになり、ダイハツも対抗上スマートアシストの機能を拡張を図っています。
安全装備はもちろん、車内のユーティリティも含めて普通車より軽自動車の方がかなり充実しいるのは、すべては激しい競合による結果といえるでしょう。
それに対して普通車は軽自動車ほど露骨な競合も少なく海外に展開していることもあり、モデルによって機能や装備にかなりの格差があります。
2020年にデビューする新型ヤリスでも、ここまでの機能には対応していません。
おろらくトヨタが開発していればここまで安全・運転支援機能は採用されていなかったでしょうね~
コンパクトSUVだとスズキのクロスビー、三菱のRVR、マツダのCX-3がライバルに相当しますが、安全・運転支援機能で匹敵しているのはCX-3のみ。
しかもCX-3は価格が50万円以上高いので勝負になりません。
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トヨタ ライズ 安全・運転支援機能の充実ぶりがすごい! まとめ
新型コンパクトSUVのライズ(RAIZE)の安全・運転支援機能について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
今回の安全・運転支援機能や優れたパッケージはダイハツによる開発が大きな理由でした。
コンパクトカー(Bセグメント)でここまで安全・運転支援機能が充実しているのはマツダ2やCX-3位しか思いつきません。
私も最近になって最新の軽ハイトワゴンを試乗してみましたが装備の充実さに驚くしかありませんでした。本当に今の軽自動車はすごい!
実際には自動ブレーキが夜間の歩行者を検出できないなど物足りなさもありますが、まずは装備されていないことには始まりません。ここからさらに性能を磨いていってほしいですね。
ところでほとんど申し分ないスペックのライズですが、惜しくも電動パーキングブレーキがないので、ACC(アダプティブクルーズコントロール)で停止しても3秒後にはクリープ現象で動いてしまいます。
ただ、スマートアシストが電動パーキングブレーキに対応していないわけではないのでマイナーチェンジで採用されるかもしれません。
それでも今まで電動パーキングブレーキではない車に乗っていた方なら、問題にならないでしょう。
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