新型カローラとしてデビューしたハッチバックの「カローラスポーツ」に続いて2019年にはセダンとステーションワゴンもモデルチェンジが行われます。
すでに、欧州では先行して発表されており、そのスタイリッシュなデザインが注目されています。
そこで次期「カローラフィールダー」こと「カローラツーリングスポーツ」の日本仕様について情報をまとめています。
カローラツーリングスポーツ(ワゴン)日本発売日はいつ?
https://www.toyota.co.uk/new-cars/corolla-touring-sports/
新型カローラフィールダーは2019年9月17日に発売されます。
新型カローラのセダンとワゴンは2019年にモデルチェンジすることが公言されていました。
2019年10月の消費税10%の増税をにらんだもので、それまでの駆け込み需要の反動で販売が落ち込むところをカバーする狙いがあります。
また、2020年早々には新型ヴィッツ(ヤリスに改名予定)が控えているためバッティングを避けたいところでしょう。
さらに2019年10月には東京モーターショーが開催されるため、お披露目のタイミングにもぴったりですね。
残念ながら消費税の増税前に購入するのは先行手配でも難しいようです。
カローラツーリングスポーツ(ワゴン)について
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/
「カローラツーリングスポーツ」は、2018年パリモーターショーで発表された欧州仕様の新型カローラのステーションワゴンです。
欧州ではハッチバックの「オーリス」やステーションワゴンの「オーリスツーリングスポーツ」が販売されており、これのモデルチャンジに相当します。
https://www.toyota-europe.com/new-cars/
ハッチバックの新型は当初「オーリス」の名前で発表されましたが、トヨタはカローラを世界戦略車としてワールドワイドに展開するため「カローラハッチバック」という名前に変更しました。
日本仕様だけ特殊だった今までのカローラ
ところで日本でカローラのステーションワゴンといえば「カローラフィールダー」ですが、欧州の「オーリスツーリングスポーツ」とは全くの別物です。
日本で販売されていたフィールダーやアクシオは、一クラス下のコンパクトカーの「ヴィッツ」をベースに開発された日本専用車です。
これに対して海外で販売されているカローラ(オーリス)は旧型プリウスと同じシャシーをベースにしており、同じカローラという名前でも中身が全く異なるものでした。
日本のカローラシリーズは5ナンバーサイズにこだわったため、設計に制約があり乗り心地や安全性能で世界基準からは見劣りしています。
そこでカローラは12代目としてモデルチャンジするのを契機に、日本向けも世界仕様に統一させることになりました。
今後、縮小傾向が予想される日本市場向けに専用モデルを開発することのリスクもあったのでしょう。
新型カローラシリーズはトヨタの新しいアーキテクチャである「TNGA」の「GA-C」プラットフォームを採用しています。
このプラットフォームは既に現行の4代目プリウスやC-HRに使用されており、兄弟車ともいえますね。
役目を終えた?プリウスはカローラへバトンタッチか?
https://www.toyota.co.uk/new-cars/corolla-touring-sports/
実はトヨタは「プリウス」のお客を「カローラ」に引き継がせようとしている節があります。
現行プリウスはモデルチャンジして既に5年を迎えているにもかかわらず、次期型の開発の噂がありません。
トヨタの先進的シンボルであったプリウスですが、日本ではそこそこの売れゆきがあるものの海外市場では厳しい状況が続いており「プリウス」の在り方が問われているのです。
次の「プリウス」は世界的にブームとなっているSUVスタイルに方針転換するのではないか?と噂もあります。
そこでカローラのモデルチャンジを機に、従来の「プリウス」の需要を「カローラ」へ引き継がせようとしているのではないか、とみています。
https://toyota.jp/prius/design/
トヨタは国内にある4チャンネルの販売網を統合し、すべてのディーラーでトヨタの全モデルを扱うことを表明しています。
今までカローラ店の専売だったカローラシリーズはトヨタのすべてのディーラーで扱うことになり販売台数の増加が見込まれます。
また、欧州や北米でもカローラのハイブリッドモデルを大体的にPRを始めています。
そのような背景もあり、トヨタにとって新型カローラシリーズの果たす役割は大きいのです。
カローラツーリングスポーツ(ワゴン)日本仕様の名前はどうなる?
ハッチバックの名称は日本では「カローラスポーツ」ですが、海外では「カローラハッチバック」という名称で販売されます。
おまけにフロントマスクのオーナメントも海外ではトヨタマークですが、「カローラスポーツ」はカローラマークとなっていたりと日本仕様は徹底してローカライズされています(笑)
このためなのか、日本仕様のステーションワゴンは「カローラツーリング」となりました。
カローラのステーションワゴンは以前に「カローラツーリングワゴン」と名乗っていた時期があるので「カローラフィールダー」から元に戻ったようなものですね。
引用:https://toyota.jp/the-new-corolla/
セダンはアクシオに相当するミドルネームがないようです。
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カローラツーリングスポーツ(ワゴン)サイズは?
欧州向け「カローラツーリングスポーツ」の寸法をみてみましょう。
https://www.toyota.co.uk/new-cars/corolla-touring-sports/
全幅の1790mmは「カローラスポーツ」と同じで、ホイールベースは2700mmとなり「カローラスポーツ」に比べて60mm長く「プリウス」と同じ数値です。
日本市場でいえばスバルの「レヴォーグ」に匹敵するサイズですね。
フィールダーが5ナンバーサイズだったので、これをフィールダーの後継として日本で販売するのは、さすがにトヨタも無理があると考えたようです。
そこで日本や一部の地域向けにフェンダーパネルを作り変えたナローバージョンを用意していることを、新型カローラの開発主任を務めている小西さんも認めています。
日本仕様「カローラツーリング」のボディサイズ
全長:4490mm
全幅:1745mm
全高:1460mm
ホイールベース:2640mm
ナローバージョンの全幅は1745mmでほぼプリウスに近いサイズです。
これは「プリウス」の普及によりこれならなら受け入れられるとの判断でしょうね。
またホイールベースは「カローラスポーツ」と同じ2640mmに短縮されています。
ただし、フロントのシートバックを改良して後席足元スペースは「カローラスポーツ」より若干広いとのことです。
サイドミラーも形状を見直してサイズを抑えるものの、ヘッドランプユニットやウインドウ類などは世界仕様と共通にして可能な限りコストを抑えてくると思われます。
カローラツーリングスポーツ(ワゴン)価格(値段)は?
https://www.toyota.co.uk/new-cars/corolla-touring-sports/
新型カローラシリーズのパワートレインは、「カローラスポーツ」でラインナップされている1.8Lハイブリッドと1.2Lターボのほかにノンターボの1.8Lが用意されることがわかっています。
WxB トップグレード
1.2Lターボ 245万8500円
1.8L 232万2000円
1.8HV 274万8600円
1.8HV(4WD) 299万7500円
G 中間グレード
1.8L 217万6200円
1.8HV 260万2800円
1.8HV(4WD) 284万9000円
GX ベースグレード
1.8L 197万6400円
1.8HV 243万5400円
1.8HV(4WD) 267万8500円
※いずれも消費税10%を含んだ金額です。
最新のトヨタセーフティセンスを搭載していることを考えればガソリンエンジン車は良心的な価格ではないでしょうか?
しかし!
プリウスの後継も兼ねているのためなのか、カローラスポーツに比べてガソリンエンジンとハイブリッドでかなりの価格差があります!
これだと年間走行距離が2万kmでも燃費で元をとるのは難しいですね...ハイブリッドを選ぶと総額300万前後になってしまいますので本当にハイブリッドが必要なのか十分検討してみましょう。
カローラツーリングスポーツ(ワゴン)4WDはあるのか?
https://toyota.jp/prius/performance/
フィールダーの後継モデルとなる以上、4WDモデルも設定されます。
ただし4WDモデルは1.8Lハイブリッドモデルのみの設定でプリウスと同じ機構が採用されます。
「カローラスポーツ」の場合はリアのスペースが限られており4WDの機構を組み込むことが出来ませんでしたが、全長が延長されるステーションワゴンやセダンで実現しました。
このクラスでハイブリッド+4WDは現状では「プリウス」しかなく、ホンダへの対抗上大きな存在となります。
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カローラツーリングスポーツ(ワゴン)日本発売日はいつ?サイズや価格(値段)は? まとめ
https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/shop/
気になるカローラツーリングスポーツの日本発売日は2019年9月とされています。
ワゴンのみレクサスUXに採用された2.0Lハイブリッドの搭載が噂されていましたが、残念ながら今回は見送られたようです。
今度のモデルチェンジで12代目となるカローラは大きな転換期を迎えることになりました。
今までは海外仕様と日本仕様のデザインや完成度の格差にがっかりしていましたが、ようやく解消されそうですね。
ステーションワゴンのニーズは国内では大きく落ち込んでいるものの、カローラシリーズにおいて「フィールダー」は一定の需要があります。
今度の次期「フィールダー」は劇的な性能向上を果たすことになるでしょう。
もちろん、「カローラスポーツ」に標準装備となったコネクティッド機能や次世代トヨタセーフティセンスも搭載されます。
マイナーチェンジしたプリウスはこの次世代トヨタセーフティセンスが見送られていますので、安全の観点でもプリウスよりカローラが選ばれることになるでしょう。
発表を楽しみにしていましょう。
キャッチ画像引用:https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/shop/
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