「ノーマルで乗る!」と決意しながらもいつのまにかカスタマイズしていたというのは車好きあるあるでしょう。
人気のあるモデルはアフターパーツが揃っているので、性能アップやドレスアップの楽しさがあります。
しかし、その一方でカスタマイズした車が最近続々とディーラーから出禁(出入禁止)を言い渡されている事情についてまとめてみました。
突如ディーラーで出禁を言い渡される!
メンテナンスを受けるためディーラーへ入庫したところ、作業を断られたあげく出入り禁止(出禁)を言い渡されるケースをSNSでよく見かけます。
私の86は不正改造車扱いされてディーラー出禁になりました。
よってメンテナンスパック解約させて頂きました!解約理由
入庫不可www pic.twitter.com/ujbWWXwbKe— ゆうき (@4JurLfsUdyFfrdE) January 8, 2021
これらは、いずれも国土交通省が定めている自動車の保安基準に抵触する、または恐れがあるというのが理由です。
ディーラーのスタッフさんによれば、やはりローダウンにより車高が低すぎたり灯火周りを交換している事例が多いそうです。
具体的にどんなものが引っかかるのか挙げてみると...
1.ヘッドライトやテールライト、デイライトなどの灯火ユニットの改造、交換
2.最低地上高が9cm以下
3.フェンダーからタイヤ、ホイールのはみ出し
4.フロントやサイドガラスに違法なフィルムの貼り付け
5.前後バンパーの交換などにより車体寸法が大幅に変化
6.マフラー音量が騒音規制値をオーバー
特に1.については最近チェックを強化するようになった項目とのことです。
追加パーツでリフレクターが光るのもアウトです。
それ以外の項目については、確信的に法令違反なので論外でしょう。
もしディーラーなど整備工場(整備事業者)が、保安基準を満たしていない車両の整備、検査を請け負った場合には罰則が待っています。
もし発覚した場合は、国土交通省で事業者名が公表されたうえで認定取消など厳しい処分を受けることになります。
引用:https://www.mlit.go.jp
特にディーラーや自動車用品チェーン店などは処分を受けてしまうと、大多数の無改造のお客さんや他の店舗にも大きな影響を及ぼす恐れがあります。
このため改造車が入庫した場合は、かなりシビアな目で見られるようになりました。
もともとディーラー勤務のスタッフには車好きが多いのですが、こういった事情からマイカーであってもカスタマイズが禁止されているのをよく耳にします。
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車検対応パーツでも安心できない時代に
最近は余計なリスクを避けるため、たとえ車検対応品のパーツであっても装着されていると整備しないディーラーが確実に増えています。
走行中にTVが見られるTVキットですら一部のディーラーでは、わき見運転を誘発するということでダメとのことでした。
また、今ではすっかりおなじみとなったメンテナンスパックでは、法令やメーカーが認めていない改造、架装が行われていた場合は無効になってしまうケースもあります。
中にはなんと指定サイズ以外のタイヤやホイールもダメというお店もあります!!
このあたりの判断は会社の取り決めや対応するスタッフによっても見解が異なる場合があり、非常にグレーゾーンとなっています。
このため整備工場に車を持ち込む場合は、純正状態が理想なんだとか...。
なのでパーツ交換を行うときは、いつでも元に戻せるよう純正部品は手元に残しておくことをお勧めします。
これからパーツ交換や改造を検討している人は、事前に馴染みのお店に相談しておく方がベターですね。
(おそらく内容によってはいい顔をされないと思いますが...)
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ディーラーで入庫を拒否されるケースが増えているのをご存じですか? まとめ
最近、チェックが厳しくなってディーラーで出禁が増えていることについて、事情を少し紹介してみましたがいかがだったでしょうか?
個人的には何がきっかけなのか知りませんが、ここ最近チェックが一段と厳しくなったことで今まで入庫出来ていたのに次回からダメといわれるドライバーが増えているようです。
みんカラなどSNSの普及でカスタマイズされた事例を目にしたり、自分で挑戦しやすくなったことなどが一因なのかもしれませんね。
しかし車検対応のパーツまでNGにされたら車好きとして厳しいですね~
保安基準に適合していても、社外品に交換しただけで出禁も珍しくなくなってきました。
時には、そういったカスタムアイテムが下取り査定でプラス評価されていることもあるだけに理不尽ですが、逆の立場なら守りに入るのも当然かもしれません。
もし出禁をくらった場合は、法令をしっかり把握していて違反していないことをアピールして対応してくれる業者さんを見つけていくしか手はなさそうです。
...ということで車好きとしては難しい時代になってきました。
ディーラーに下取りしたらもったいない!!
あなたの愛車、走行距離が
たとえ10万キロや20万キロであろうと、
値段がつかないとあきらめてはいけません。ディーラーで下取りは絶対損です。
クルマ一括査定サイトを利用して
手っ取り早く一番高く買い取ってくれる
買取業者を見つけてください!!最大10社の大手買取会社が、
競って値段をつけてくれますよ私も23万キロも走行した愛車を
30万で買い取ってもらいました!!!ディーラーで下取り価格が20万円だった車が
買取業者が70万円で
買い取られることもあります。