新型 | ノート | 内装(インテリア)をチェックして驚いた!

新型ノートのエクステリア

日産の主力量販モデルであるノートが新型に生まれかわりました。
試乗してみると旧型とは何もかも違い、全く新しいコンセプトで開発されたことを実感しました。
今回はその気になる新型ノートの内装(インテリア)をチェックしてみました。

新型ノートの内装(インテリア)をチェック

新型ノートのフロントマスク

新型ノートにはエントリーグレードのF、中間グレードのS、上級グレードのXがあります。

今回、内装(インテリア)をご紹介するのはXグレードになります。
フロントシートはシートバック、座面とも大きなサイズでクッションは硬めです。
調整幅があるので身長175cm以上のドライバーでも適切なドライビングポジションが決まります。
新形リーフの運転席

こちらが新型ノートのインパネです。
旧型は円形のデザインを多用しファミリーカーの様相でしたが、新型では直線基調に改られどちらかといえば男性好みのシャープなデザインテイストです。
何といっても横に並んだメーターパネルとナビゲーションモニターが先進的な印象を与えてくれますね。
新型ノートのインパネ

運転席からの視界です。ボンネットは見えないのはいいとしてAピラーの付根付近の死角がちょっと気になりますね、
新形ノートの前方視界

ステアリングはシンプルなD型シェイプのデザインです。スイッチパネルは右側がクルーズコントロール関連、左側がメディア・表示関連のボタンが配置されています。
ステアリングの断面はなかなか太めで手に馴染む本革革巻き(オプション)ですが、Xグレードでも標準はウレタン仕様です。
新形ノートのステアリング

メーターパネルは7インチと5インチの2つの液晶で構成されていて国産Bセグメントでは初の全面液晶となります。全グレード共通です。
デザインはいいのですがメルセデスベンツのパネルと違って反射が多いのが気になります。
新形ノートのメーターパネル

センターにはオペレーターサービスや地図更新機能を持つNissanConnectに対応した9インチ液晶パネルを装備。これは370,700円のXグレード専用オプションになります。
エアコン操作パネルはオーソドックスなデザインとなりました。シートヒーターは本革巻きステアリングとセットオプションです。

センターコンソールは上位クラスを思わせる上品なデザインでまとめられています。
シフトレバーは電気自動車のアリアに似たデザインに改められました。
切り替えるとき前後へスライドするポジション固定タイプでR(リバース)のみ側面のボタンを押して操作します。
その横にはスタートボタンやドライブモードスイッチ、EVモードスイッチ、オートホールドスイッチが配置されています。
オートホールドスイッチをONにすると電動パーキングブレーキは自動でセット/解除されます。
新形ノートのシフトレバー

USB-Cポートと非接触充電はオプションです。

これまたBセグメントでは唯一となるセンタコンソールボックスの上面にはアームレストが付いています。
新型ノートのセンターコンソールのアームレスト

3代目プリウスを思わせるセンターコンソール下のロアボックス。ティッシュの箱が置けるスペースが確保されています。

グローブボックスの容量は少ないので車検証やマニュアルしか入らないですね。
新型ノートのグローブボックス

前席の左右にはスマホホルダー兼カップホルダーが備わっています。

運転席のドアパネルは全面樹脂成型ですが、アームレスト部は合成皮革が使われています。
ドアハンドルはメッキで必要以上に安っぽい印象はありません。

もちろん新型ノートにもインテリジェントアラウンドビューモニターはオプションで設定されています。エントリーグレードでは選択できません。
新型ノートのバックミラー

オーバーヘッドにあるSOSコールはオプション扱いです。マップランプは豆球ですね。

運転席からみた左後方視界です。Bセグメントの車では平均的な死角といえます。
新形ノートの後方視界

後席はXグレードのみ2段階のリクライニング機構付き!
新型ノートの後席

旧型比でホイールベースが20mm短くなっているにもかかわらず後席足元空間は広大でホンダのフィットに迫るレベルです。
身長178cmの私が運転席を調整しても膝前でこぶし2個分のゆとりがありました。フロアトンネルも低く抑えられていますね。
新型ノートの後席足元空間

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新型ノートのラゲッジスペース(荷室)をチェック

新形ノートの外観
ラゲッジの寸法やサイズはメーカーから公表されていません。

Bセグメントの中では大きめの部類に入るのではないでしょうか?
新型ノートのラゲッジスペース

後席シートバックは6:4分割です。ラゲッジボードと段差が生じてしまうのが残念なところ。
新型ノートでフルフラット

ラゲッジボード下にはあまり収納スペースはありません。

左側面にはラゲッジランプが設けられています。

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新型ノート 内装(インテリア)をチェックして驚いた! まとめ

新形ノートのインパネ
日産の新型ノートの内装(インテリア)をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

上級グレードのXだったとはいえ、内装のイメージは上位クラスとなるCセグメントに迫る落ち着いたもので、旧型のカジュアルなものとは全く別物でした。
旧型はBセグメントの中でもかなり内装に見劣りする感がありましたが、これでようやく対等にライバルと比較出来るレベルになったのではないでしょうか?

おそらくダウンサイジングを見越して上のクラスからの乗り換えを意識してのデザインや装備内容だと思われます。
特に男性ドライバーには響くデザインかも?

Bセグメントでここまで仕上げれば十分でしょう。
新型ノートのインパネ

もちろん内装の素材などから高級感を感じることはありませんが、Bセグメントのクラスを考えれば相応で特別安っぽいとは思えません。

それに反射が気になるものの全面液晶パネルや大きなセンターコンソールなどライバルにはない特徴も持っています。

ネックは装備が何でもかんでもオプション、セットオプション扱いになっておりその関係でグレードの選択がほとんど出来ない点です。

今度の新型ノートはガソリンエンジンモデルが廃止されe-POWER専用となり、車両価格を抑える意図があるのでしょう。
しかし自動ブレーキ以外の安全・運転支援システムがオプション扱いになっているのは気になるところです。

それでもオプション扱いとはいえプロパイロットの他にアダプティブヘッドライトまで選択肢が用意されているのは魅力です。
取り回しからコンパクトカーが欲しいけど、装備は上位クラスから妥協したくない人には数少ない選択肢といえるでしょう。
新型ノートは走りの面でも旧型から大きく進化しています。

機会があればぜひ一度乗ってみてくださいね。

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