運転して楽しい車として評判のルノーメガーヌRSに試乗してきました。
SUVが全盛の中で純粋に走りを追求している車だけに気になっていたんですよね~
そのルノーメガーヌRSに試乗してカローラスポーツ乗りの視点で走りをチェックしてみました。
ルノーメガーヌRSを評価 シートを調整してみる
いつものごとく自分が適切なドライビングポジションをとれるかチェックしてみました。
ルノーメガーヌRSのフロントシートのスポーツシート(トロフィーはレカロ)は座面、シートバックとも大きめのサイズで身長178cmの私でもしっかり身体をサポートしてくれました。
スポーツカーのシートながら包まれ感が乏しいのは意外でした。
シートの調整はマニュアルですがシートリフターの調整幅も十分あり、あっさりベストなポジションに調整完了。
シートバックの角度調整はダイヤル式ではなく国産車によくあるレバー式でした。
いつも思うのですが、今のところBMWの旧型1シリーズを除いて輸入車はドライビングポジションがあっさり決まるんですよね~
国産車ではかなりの確率でシートのサイズや調整量が不足しており、今のマイカーも結局シートを交換することに...
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ルノーメガーヌRSを評価 気になる走行性能は?
今回、試乗したのはルノーメガーヌRS(トロフィーではありません)で279ps、370NMのスペックに6速AT仕様、タイヤは19インチでブリヂストンのポテンザが装着されています。
ステアリングの左奥にあるスタートボタンを押してエンジン始動、心地よいアイドリング音が聞こえてきましたが思ったより静か。
では、さっそくスタートしてみます。
電動パーキングブレーキはセットも解除も自動なので操作の必要はありません。
ディーラーから広い国道に進入し、流れに乗るべく加速していきます。
ルノーメガーヌRSは正真正銘のスポーツカーですが、ステアリング操作やペダル操作も拍子抜けするくらいに普通の車と違和感のないタッチでした。
これなら女性でも全く問題ないでしょうね~
シートやステアリングを通じてトレッドの広さを感じさせる安定感とどっしり感がありボディ剛性の高さも伝わってきます。
ステアリングの操作に対する手応えもあり路面を蹴っている感触があります。
乗り心地はとても19インチとは思えないほどマイルドで、突き上げ感でいえばマツダ3やシビックハッチバックより抑えられているかもしれません。
これならファミリーカーとして使っても不満はないと思います。
ちなみにドライブモードでコンフォートとニュートラルを切り替えながら走ってみましたが、個人的には市街地を走っている限り大きな違いは感じられませんでした。
今度はドライブモードをスポーツに切り替えて自動車専用道路にアプローチする上り坂でアクセルを踏み込んてみました。
怒涛の加速はもちろんですが「クォーンンン」とエンジン音が室内に響き渡ります。
「あー!!これはエンジン音を楽しめる車だ~」と、思わずにやけてしまいました。
同乗者がいなくてよかった(笑)
やはり高速域になるとますます安定感が高まり直進安定性は抜群です。
再び一般道におりて勾配が少ないS字コーナーのあるワインディングロードにやってきました。
ルノーメガーヌRSの売りである4コントロール(4輪操舵)を試すべくややハイスピードで進入してみると...
いや~、グイグイ曲がってくれますね~
ルノーメガーヌRSはハッチバックの中では大きめのボディサイズですが、これならRのきついワインディングも攻めていけそうです。
ここまで積極的に旋回を楽しめたのは三菱のS-AWC(4輪統合制御システム)以来かも?
これだとショートサーキットやジムカーナとか相当楽しめそう...というかルノーメガーヌRSを買って一般道しか走らないなんてもったいなさ過ぎる!!!
そうこうしているうちに試乗車を借り受けてあっという間に1時間が経過してしまいました。
時間があれば同じ道を何回かリピートしたかった~
試乗を終えて気になったのがいつの間にかスポーツモードになってしまうことやパドルシフトが使いにくい点(ステアリングから遠い)です。
ちなみにあとで知ったのですがルノーメガーヌRSはトーションビームだったんですね。ビックリです。
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ルノーメガーヌRS 試乗して評価してみました まとめ
ルノーメガーヌRSを試乗して評価してみましたが、いかがだったでしょうか?
以前サーキットで見かけたこともあり気になっていました。今思うとタイムアタックでローンチコントロール(最適なエンジン回転数でスタート出来る機能)など反則技の多い車だったですね~(笑)カローラスポーツ(IS-Fの後ろ)では完全に役不足ですね。
ルノーメガーヌRSの自分の評価は事前に見聞きした評判通り、実際に走ってみて楽しめる車でした。
普通の車とは違う迫力のあるプロポーションや運転スキルが乏しくても運転が楽しめて何度も聞きたくなるエンジンサウンド、さらに雰囲気たっぷりの内装など、スポーツカーに求められる要素はほとんどクリアしています。
全幅が1875mmもありますが、最小回転半径が5.2mに抑えられているのもうれしいところです。
高価な車なら運転が楽しめて当たり前ですが、ポルシェやBMW Mシリーズ、GT-Rなどは手が届きません(泣)
このルノーメガーヌRSの内容を考えればドイツ車なら余裕で600万オーバーでしょう。
GRヤリス同様、絶妙な価格レンジで提供されているのがいいですね~
本格スポーツカーなのに最近試乗したプリウスPHV GRスポーツと価格差が100万以下ということを考えると、とても悩ましいです。(この2台を比べるのはどちらにとっても不本意でしょうけど)
...ということでルノーメガーヌRSは実用性を犠牲にせず運転が楽しめるお得なスポーツカーとしておススメ出来る1台です!
それにしてもエンジン音が素晴らしい...
ちなみに我が家は車を2台並べて駐車するので全幅1875mmは完全に✕、おまけにシビアコンディションということもあり、マイカー候補に出来ないのが残念...
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