SNSでスバル車に伝わるという奥義で、アクセルレスポンスが改善するという情報を目にしました。
さっそくマイカーの新型BRZで試してみたところ、その結果は??
アクセルレスポンスが改善する奥義「アクセルペコペコ」とは?
2021年10月からマイカーとなった新型BRZ。
初めてのスポーツカーということで毎日運転していてもいろんな発見があります。
スポーツ走行も体験してこの車の高いポテンシャルが感じられたものの、気になる点もいくつか出てきました。
その一つが、アクセルレスポンスです。
最大トルクが旧型より低回転で発生するということで出足も俊敏かと思いきや、個人的には一呼吸おいて反応する感覚。
今まで発進時にモーター駆動するハイブリッド車に乗っていたこともあり、新型BRZの停止状態からのスタートには違和感を感じていました。
はやくもスロットルコントローラーが頭をよぎっていたところ、車のSNS「みんカラ」でこんな書き込みを目にします。
「電動スロットル学習機能でアクセルレスポンスが良くなった...」
旧来のワイヤー式と違い電動スロットル(電子制御スロットル)は、アクセルペダルの踏み込み量をセンサーで取り込み、ECU(制御コンピューター)を通じてスロットルバルブを操作しています。
このためアクセルペダルの操作に対するレスポンスも、ECU次第で調整できる仕組みなのは皆さんもご存じの通り。
やはりメーカーとして様々なドライバーに対応する必要があるため、レスポンスは少し穏やかな味付けの傾向ですね。
また、学習機能もあってドライバーの普段のアクセルの踏み方も影響を受けます。
この学習機能を利用してアクセルレスポンスを向上させる方法が、通称「アクセルペコペコ」というスバル車に伝わる奥義でした(笑)
特別な機材を必要とせず、手順を踏んで儀式をとりおこなうだけ!
検索してみると、当然ですがインプレッサやレヴォーグなど電動スロットルが採用されたいろんなモデルで有効です。
その中には旧型BRZのオーナーさんの事例も!
これは新型BRZでも試さない手はありません。
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「アクセルペコペコ」を新型BRZで試してみた!
この「アクセルペコペコ」というワザですが、車種によって方法はいろいろある様ですね。
BRZでは、次の手順を踏みます。
①エンジン停止状態からブレーキ、クラッチを踏まずにスタートボタンを2回押す(イグニッションON)
②約5秒くらいかけてアクセルペダルをゆっくり最後まで踏み込んだあと、ゆっくり戻す
③②の動作を20回繰り返す
④スタートボタンを押してイグニッションをOFFにする
どうも②の操作は、最低20回は必要のようです。
それでもトヨタのハイブリッド車の強制充電の裏技に比べれば、かなり簡単な操作かと...。
さて、儀式を終えて早速エンジンを始動して走り出してみると...
「あ~、踏み込みに対する加速が俊敏になってる~!!」
実はあまり期待していなかったのですが、鈍感な私でもはっきり違いがわかるほどアクセル操作に対するレスポンスが改善されていました。
う~ん、最初からこのくらいのレスポンスなら不満はなかったと思います。
なにせ、BRZはスポーツカーですからね~
これ以降、停止状態からの発進レスポンスは、ストップ&ゴーの多い街中でも不満を覚えることは無くなりました。
(まあ、すぐに身体が慣れてしまうと思いますが...)
...ということで、新型BRZでも奥義「アクセルペコペコ」は有効という結果でした!
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新型BRZ スバル車伝統?の奥義でアクセルレスポンスが改善!? まとめ
スバル車に伝わるアクセルレスポンスが改善する奥義についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ちなみに学習機能なので、バッテリーを交換するなどECUがリセットされると無効(メーカー出荷時の設定に戻る)になると思われます。
また、学習機能がありますので、1回だけでなく時々実行した方がよさそうです。
これってスバル車ユーザーなら常識なのかもしれませんが、おそらくこの手の裏技はスバル以外のメーカーでも、いろいろあるんでしょうね~
ちなみにトヨタのGR86も、BRZと共通部品で構成されスバルで生産されています。
またマニュアル車は、GR86がBRZに比べてスロットルが早開きの味付けになってはいますが、こちらでも「アクセルペコペコ」を試してみる価値はあるでしょう。
BRZ/86で新型、旧型問わずアクセルレスポンスにお悩みのオーナーさんなら、ぜひお試しください。
新型BRZ/GR86については、引き続き記事をアップしていきますね。
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