車好き..というより運転が好きなドライバーにとってタイヤ選びは一大イベントです。
でも、どれを選べばいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか?
今回はタイヤ選びに方法についてまとめてみました。
結局、どれを選べばいいのかわからないタイヤの実態
オートバックスやイエローハットなど大手のカー用品店では、さまざまなメーカーのタイヤが並んでいて中には見たことも聞いたこともないメーカーのタイヤが魅力的な価格で提示されています。
また、ブリヂストン系列のコクピットやタイヤ館、ヨコハマタイヤ系列のタイヤガーデンなどタイヤ専門店は扱いが自社ブランドに限定しているため他社製品は扱いません。
自動車雑誌や自動車系サイトなどはタイヤの新製品が登場するたびに紹介記事が出てきますし、秋にはスタッドレスタイヤ特集で各メーカーの製品紹介も定番ですね。
ただ、内容はメーカーが用意した紹介文をそのまま展開している例も少なくありません。
要するに、特徴などメリットしか情報がないのです。
タイヤはおびただしい選択肢があるにもかかわらず、比較テストのような企画は全く出てきません。
すでにご存じだと思いますが、自動車メディアにおいてタイヤを比較しないことは暗黙の了解でありタブー案件でもあります。
比較テストとなるとタイヤメーカーの協力も必要になってきますが、車と違って明確に優劣をつけやすいだけに結果次第ではメーカーにとって下手をすれば命取りです。
メディアがそんな企画をしようものならメーカーから広告引き上げや今後一切協力してもらえない...ごにょごにょということで大人の事情というやつですね。
タイヤの性能に大きな差がないのなら問題ありませんが、確実に実力の差はありブランドに加えて開発コストや流通コストの違いから価格もピンからキリまであります。
タイヤを単に消耗品としてコスト最優先で選ぶなら安いタイヤをチョイスすればいい話ですが、車好きならしっかり調べて納得して選びたいところ。
こうなると自分で情報収集するしかありません。
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タイヤの実力を測るにはどうする?
バイヤーズガイドがないタイヤ選びですが、まず思いつくのは普段お世話になっているディーラーやショップにアドバイスを求めることですね。
しかし、ひねくれている私の場合は、お店がすすめるタイヤは利益の大きいものや在庫処分、リベートなどの様々な思惑が入っている気がしてならないので参考程度にとどめています(笑)
他には、Amazonや価格com、みんカラなどの口コミでタイヤの評価をチェックすることが出来ます。
ネットの口コミも問題がないとはいえないものの、タイヤであればさすがにサクラ(捏造)レビューも少ないんじゃないでしょうか?
ただ、これもレビューした人が以前にどんなタイヤを履いていたかで評価が大きく変わってしまうため、意見が分かれることも少なくありません。
特にノイズに関しては人によって基準が異なるだけに難しいですね。
..ということで私が個人的に重要視しているのが、海外のタイヤ比較テストです。
タイヤに限りませんが海外では消費者団体などが様々なジャンルの製品に容赦なくランク付けがおこおなわれています。
タイヤの場合、JAF(日本自動車連盟)のような自動車クラブが主にテストをおこなっています。
これらの団体であればメーカーに忖度する必要がないため、個人的には信頼できるデータだと思っています。
こちらはオーストリアのÖAMTCで実施されたタイヤ比較結果です。
引用:https://www.oeamtc.at/tests/reifentest/
該当記事は(ドイツ語)はこちら
2020年に販売されているサマータイヤ28製品でテストがおこなわれ、ドライ/ウエット/燃費などの評価結果から「強くおすすめ」「おすすめ」「条件付きでおすすめ」「おすすめしない」の4つに分類しています。
VWゴルフによる225/40R18サイズのテスト結果がこちら。
引用:https://www.oeamtc.at/tests/reifentest/
強くおすすめに該当するのが以下の4製品でした
1:コンチネンタル PremiumContact 6
2:ミシュラン Pilot Sport 4
3:グッドイヤー Eagle F1 Asymetric 5
4:マキシス Victra Sport 5
以下、おすすめとしてネクセン N’Fera Sportなどが続きます。
ちなみにマキシスは台湾、ネクセンは韓国のタイヤメーカーです。
日本では知名度が低いタイヤメーカーの製品でも高い実力を持っていることがわかります。
お馴染みのブリヂストンのポテンザは、ウエット性能では秀でていましたが総合評価で9位となっています。
日本人だとブリヂストンやヨコハマタイヤの実力が高く感じられますが、相対評価では決してそうとは限りません。
すべては宣伝効果によるイメージによるものですね。
他にもSUV用タイヤもテストされています。
このテストは欧州市場向けなので日本では販売されていないタイヤもたくさんありますが、タイヤ選定の大きな材料となりますので知っておいて損はありません。
ただし!
スタッドレスタイヤに関しては、欧州と日本では環境が違うため参考になりません。
圧雪路ならまだしも、アイスバーンは日本特有のものなので日本に特化して開発されたものを選びましょう。
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車好きならタイヤはこだわりたい! みなさんはどうやって選んでますか? まとめ
タイヤ選びについていろいろ事情や情報収集について紹介してみましたがいかがだったでしょうか?
車にとって超重要なパーツであるタイヤにもかかわらず評価に関する情報が少ないのが現状です。
自動車評論家であっても国沢光宏さんくらいしか触れていないんじゃないでしょうか?
今回、ご紹介した欧州のテストでは、「走る、曲がる、止まる」という基本性能が重視されています。
サーキットでの絶対的なグリップや静粛性なら国産メーカーの方が強いかもしれませんね。
個人的に、クルマ選びはいろいろな制約の中で妥協して決めているため、タイヤだけは頑張っていいものを履きたい思っています。
下手にカスタマイズするくらいなら、その分タイヤにお金をかけたいのです。
...とはいうものの費用面で19インチや20インチの車は選べませんが(笑)
私は以前からミシュランの評判を聞きつけ、実際にミシュランのタイヤも愛用していました。
実際には韓国や台湾メーカーの製品でも優れたものもあるのは事実なので、選択肢は数多くそろえていきたいですね。
YouTubeでもいろいろありますので、お時間があるときにチェックしてみてください。
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