カローラスポーツ | 初期型ユーザーが2020年モデルに乗ってみて驚かされました!

カローラスポーツ G "Style Package"

2018年6月に登場したカローラスポーツですが、トヨタはわずか1年で改良を加えてきました。
その内容といえばディスプレイオーディオとツートーンカラーのことばかり。
しかし他にも初期型ユーザーにとってうらやましい改良が施されているので詳しくお届けします。

ほとんど触れられていないカローラスポーツの走行性能の見直し

2018年6月にオーリスの後継モデルとしてクラウンと共にデビューしたカローラスポーツ。
カローラスポーツの足回り

発売後1年4か月が経過した2019年10月には、トヨタ車として異例ともいえる短期間で一部改良が実施されました。

その主な内容は以下の通りです。
・ディスプレイオーディオの標準装備化
・ツートーンカラーの設定
・新色の追加(エモーショナルレッド)

一般的にアナウンスされているのは以上の3点ですが、実はこのタイミングでサスペンションなど足回りやステアリング制御の改良が実施されています。
これについては自動車メディア向け技術説明会で説明されていますが、ユーザーはもちろん営業スタッフも知らない人が多いのではないでしょうか?

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

いずれも操縦安定性の改善が目的と思われます。

目線の動かされにくさ


引用:https://car.watch.impress.co.jp/
ぐぬぬ...このピッチとロールの差、もはや別物では?

旋回姿勢の決まり易さ


引用:https://car.watch.impress.co.jp/

ライントレース性の向上


引用:https://car.watch.impress.co.jp/

カローラスポーツは低重心を意識したTNGA(トヨタグローバルアーキテクチャ)のGA-Cプラットフォームが採用されています。
ひとえに運動性能を追求した結果なのですが、実際カローラスポーツを運転してみると低重心を疑いたくなる揺すられ感があり気になっていました。
すばやく切り返しを必要とされるカーブの旋回において、重心が高いと思わせる挙動を見せる時があります。
ひらたくいえば頭が振られるのです。
カローラスポーツでサーキット走行
今回の改良内容を見ると、まさにその気になっていたポイントが対策されているではないですか!?
スバルやマツダならわかりますが、トヨタがすぐに改善してきたことには拍手を送りたいです。

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カローラスポーツ G “Style Package”を試乗してみました

2019年10月の改良で足回りやステアリング制御が見直されたので、その出来が以前から気になっていました。
しかしカローラスポーツは試乗車自体が少なく、あっても初期型モデルだったり改良後のモデルかどうかもスタッフが把握していないところが多く、なかなかその機会に恵まれませんでした。
今回、ようやく新しく設定されたカローラスポーツ G “Style Package”を試乗させていただくことが出来たので、さっそく試してみました。
カローラスポーツのG "Style Package"

交差点を曲がったり、ちょっとしたS字コーナーじゃなくてカーブを、あえて大きめの挙動で旋回してみると...
S字コーナー
「あ~違う!!明らかに改善されてる~~~!!」

普段乗っている車とはタイヤなど条件が少し違いますが、伊達に毎日100km乗っているわけでなく初期型の挙動は身体が覚えています。
気のせいではなく、明確に揺すられ感が抑えられているのがわかりますしステアリング操作の反応もリニアさが増しています。

これには驚かされました。

乗る前は「果たして違いがわかるのか?」と半信半疑でしたが、こうも違いを見せられるとは思ってもみませんでしたね~

見直し個所はダンパーにサスペンション、スタビライザーなど多岐にわたっており、初期型を単に部品交換しただけでは同じならないそうです。

新型ならさらにワインディングロードも楽しめそう...

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カローラスポーツ 初期型ユーザーが2020年モデルに乗ってみて驚かされました! まとめ

カローラスポーツでワインディング走行
今更ですが、2019年10月のカローラスポーツの一部改良についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

それにしても重心の高さを感じさせる違和感は、やはりトヨタでも認識していたんですね~

ただ、安全やトラブルにつながる内容ではないので、すぐに改善されるとは思ってもみませんでした。

より人車一体となった2020年モデルを見せつけられると、次の買い替えでもカローラスポーツは候補から外せなくなってしまうな~

もちろん、特定条件下で乗り比べて気付くものなので、初期型で気にならないならそれでOKでしょう。

それでも初期型(ディスプレイオーディオでないモデル)オーナーの皆さんで、もし機会があれば一度乗り比べてみてくださいね!



カローラスポーツの記事はこちら

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