BMW X2のサイズを徹底検証!使い勝手も含めてライバルといろいろ比較してみました

BMW X2のエクステリア

今、世界的に注目を集めているクロスオーバータイプのSUVですが、BMWからも2018年にBMW X2が登場しました。

BMWらしいスマートなカッコよさがあり、気になっている人も多いのではないでしょうか?

そこでBMW X2の様々なサイズを通じて使い勝手の検証やライバルと比較してみました。

BMW X2の様々なサイズを検証

BMW X2のエクステリア

BMW X2はX4/X6と並ぶBMWのクロスオーバータイプの最もコンパクトなSUVモデルで2018年4月に登場しました。

X4やX6は縦置きエンジンのFRレイアウトですが、X2は横置きエンジンのFFレイアウトとなっており、2シリーズのアクティブツアラーやグランツアラーと同じです。

これらはBMWグループのMINIと共通設計でUKL2プラットフォームを使って開発されています。

BMWは、このX2をSAC(スポーツアクティブクーペ)と呼んでいます。

BMW BMW X2
sDrive18i
1.5Lガソリンターボエンジン 439万円

sDrive18i M Sport X
1.5Lガソリンターボエンジン 484万円

xDrive20i M Sport X
2.0Lガソリンターボエンジン 518万円

xDrive18d M Sport X
2.0Lディーゼルターボエンジン 534万円

M35i
2.0Lガソリンターボエンジン 684万円

では、BMW X2についてサイズを含めたデータを紹介していきますね。

車体寸法

全長 4375mm
全幅 1825mm
全高 1535mm
ホイールベース 2670mm
トレッド 前  1575mm
トレッド 後  1570mm
最低地上高   180mm

同じプラットフォームを使ったBMW X1に対して全長で80mm短く、全幅で5mm狭く、全高で65mm低くなっています。

全幅が1,800㎜を超えているのが何とも残念なところです。

サイドからみると前後のオーバーハングは非常に短く、タイヤが四隅に踏ん張ったスポーティーな印象を与えてくれます。

意外だったのがガラス面積を抑えて低く見せるスタイルにもかかわらず、最低地上高が180mmも確保されていることです。

これくらいのクリアランスがあればちょっとした未舗装の道でも進入できるので、決してなんちゃってSUVではありません。

BMW X2のサイドビュー

ほとんど立体駐車場(全高1550mm以下、全幅1850mm以下)ならX2で駐車できますが、全幅の1825mmは進入が少しシビアかもしれませんね。

 

重量やその他のデータ

車両総重量
1500kg~1955kg

最小回転半径
5.1m

タイヤサイズ
225/55R17
225/45R19
225/40R20

フロント、リア共にバンパーの張り出しがほとんどなくほぼ垂直に切り立った形状になっています。

これに5.1mのコンパクトな最小回転半径により取り回しも優れているといえます。

BMW X2 のバンパー形状

 

室内寸法

BMW X2の室内寸法はメーカーから公表されていません。

インパネはX1と共通デザインとなっています。

BMW X2のインパネ

全高が低く抑えられているにもかかわらず、身長178cmの私でも思ったより天井の圧迫感はありませんでした。

ただ、SUVらしいアイポイントの高さはあまり実感出来ず、2シリーズのアクティブツアラーと同じくらいの印象を受けます。

試乗した車は最量販グレードのMスポーツですが、表皮がアルカンターラの硬めのシートで座面の長さが調出来るようになっていました。

座面長さを調整できる車は限られているのでうれしい装備です。

運転席からの見切りはダッシュボードから先のボンネットがほとんど見えないので、車両感覚をつかむまで少し時間がかかるかもしれませんね。

後席の足元空間ですが、実際に身長180cm近い私がフロントシートでポジション調整して、そのまま後席に座ると膝からフロントシートのシートバックまでこぶし1.5個分のスペースがあり大人の男性でも長距離ドライブで問題ないでしょう。

CセグメントのSUVではゆとりがある方だといえます。

後席の乗降性も特に気になる点はありません。

BMW X2の後席足元空間

運転席から見た左後方の視界はクーペルックの太いCピラーのおかげで死角がやや大きめでした。

小さいながらもクウォーターウインドウのあるX1のほうが視界は優れていますね。

ただ、後席に座ると顔の真横はウインドウがあるので閉塞感は全くありません。

BMW X2の後方視界

ラゲッジ容量

BMW X2のラゲッジスペース

VDA方式で470Lと低いプロポーションに反してかなりの容量を確保しています。

40:20:40の分割可倒式の後席を倒せば1,355Lまで拡大できます。

ラゲッジスペースはホイールハウスの張り出しが小さく高さ方向の寸法にも余裕があり、気兼ねなく荷物を積むことが出来そうです。

 

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BMW X2の各サイズをライバルと比較してみた

BMW X2のフロントマスク

BMW X2のライバルである、他のクロスオーバータイプのSUVと比較してみました。

同じCセグメントのライバル達に比べてBMW X2は平均的なサイズですね。

最もコンパクトなアウディQ2と並んで取り回しに優れているといえます。

この中で最もサイズが大きいレクサスUXですが、後席足元スペースやラゲッジスペースの広さではX2の圧勝です。

X2とUXはコンセプトが似た2台ですが、実用性はX2が優れているといっていいでしょう。

 
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BMW X2のサイズを徹底検証! まとめ

BMW X2のリアビュー

BMW X2のサイズについていろいろみてきましたが、いかがだったでしょうか?

日本の立体駐車場にもしっかり対応しており、全幅こそ1800mmを超えるものの大人が4人がしっかり座れて取り回しも優れたサイズにまとまっていました。

このクラスのコンパクトSUVは各メーカーでも次々新型車が登場しています。

また、全高を抑えたスタイリッシュなクロスオーバーは日本国内での使い勝手もいいことから激戦区といえるでしょう。

そんな中、やはりBMWはデザインで魅せてくれますね~

変にひねりもなく、シンプルなプロポーションで誰がみてもカッコいいと共感してもらえるスタイルだと思います。

2019年後半に発表となるハッチバックの次期1シリーズは、このX2のプロポーションに近いと予想しています。

画像のサンセットオレンジやガルバニックゴールドといったX2専用ボディカラーのインパクトも強烈です。

BMW X2のサイドビュー

 

また、スタイルを重視しているにもかかわずキャビンやラゲッジ容量も全く犠牲になっていないところがすばらしいですね。

BMW X2は最近、待望の2.0Lクリーンディーゼルエンジンも追加され、走行距離の多いドライバーでも燃料コストが抑えられるのがうれしいです。

「BMWのハッチバックが欲しいけど1シリーズでは狭すぎるし2シリーズアクティブツアラーのような背の高いのはイヤ」というにニーズにもピッタリでしょう。

個人的にこのBMW X2で残念に思うのが、他の最新モデルに比べて安全・運転支援機能が貧弱である点と標準装着のランフラットタイヤ(パンクしても一定距離を走り続けることが出来るタイヤ)の乗り心地です。

単眼カメラで対象の検出やアダプティブクルーズコントロールまで処理しているのですが、ミリ波レーダーに比べてどうしても精度が劣ります。

また斜め後方から接近してくる車両の検出や通知機能にも対応していません。

このあたりはMINIとプラットフォームを共用している事情があるとはいえ、早急にプレミアムブランドにふさわしい内容に改めてほしいところです。

一方、ランフラットタイヤはノーマルタイヤに比べて路面の衝撃吸収量が少なめなので、荒れた路面だと跳ねやすい傾向にあります。

X2に限らずBMWはランフラットタイヤを採用しているモデルが多いですが、もし購入されるなら速攻でタイヤ交換をおすすめします(笑)

ちなみにX2に関してはなぜか関東地区の売り上げが際立っているそうです。

あなたもぜひ新型X2を試乗してみてくださいね。

 

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2019年1月11日

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