2018年11月から発売開始となったレクサスの新型SUV「UX」ですが、事前予約もあり既に大量のバックオーダーを抱えていますね。
新しいプラットフォームを使ったコンパクトSUVということもあり、今まで大きさがネックでレクサスのSUVに手を出せなかったファンも多いのではないでしょうか?
そんな注目のレクサス「UX」の内装(インテリア)についてマニアックに紹介していきます。
レクサスUXの内装を紹介
ここでご紹介している画像は「version L」という上級グレードです。
インパネ
レクサスの既存モデルとは全く異なる「UX」オリジナルデザインといっていいでしょう。
インパネ中央のエアコンの吹き出し口や操作ボタンをはじめ、かなりドライバー(運転席)寄りに向けられています。
ここまで極端に向いている車も珍しいのではないでしょうか?
レクサスの各モデル共通デザインのワイド液晶ディスプレイで大きさは10.3インチです。
ちなみにこのディスプレイはタッチパネル式ではありませんが、ステアリングスイッチからも画面切り替え等の操作が可能です。
標準装備のカーナビゲーションはもちろん、マルチインフォメーションディスプレイとして利用できます。
ディスプレイの横にはGPS調整式のアナログ時計が付いています。
その他、エアコン操作などの各スイッチ類は剛性を感じるしっかりした造りです。
センターコンソール周り
一番奥からUSBポートや12V電源ソケット、カップホルダー、シフトレバー、タッチパッド、EVモードとパーキングホールドのスイッチが並んでいます。
カップホルダーもインパネの向きに合わせて左右でポジションをずらした配置となっていて個性的なレイアウトですね。
液晶ディスプレイの操作用タッチパッドは大きめのスペースが確保されており、スマートフォンと同様に二本の指の操作で地図の拡大/縮小が可能です。
シフトレバーをDレンジにしても操作の邪魔になることはなさそうです。
「UX」はブレーキホールド機能が付いており、フットブレーキで停止するとブレーキを保持してくれますので信号待ちでブレーキを踏んでおく必要がありません。
センターコンソールボックスのフタはアームレストも兼ねています。
このフタは運転席側からも助手席側からも開くことができる造りになっています。
そのフタの先端部にはオーディオ操作のためのスイッチが配置されています。
ちなみにセンターコンソールボックスの後席側にはエアコン吹き出し口とUSBポートが装備されています。
こういった装備も標準装備なのはうれしいですね。
ダッシュボード
「F SPORT」以外は和紙をイメージした合成皮革となっており、さらにステッチが施されています。
ステッチはC-HRのようなフェイクではありません。
この部分は内装カラーに合わせて配色が変わります。
こういったソフトパッドのパネルは高級車には無くてはならない存在ですね。
ステアリング周り
ステアリングについても「LS」など最近のモデルと共通デザインが採用されています。
見た目の通り、太目でディンプル加工が施された造りで握り心地もいいです。
ただ、女性など手の小さいドライバーだと少し抵抗があるかもしれませんね。
ステアリングのスイッチパネルは右側がクルーズコントロールの操作スイッチ、左側がナビゲーションやメディアの操作スイッチになっています。
ちなみにパドルシフトは「F SPORT」のみ標準装備となっており、その他のグレードではオプションでも設定されていません。
ステアリング奥の右側にあるスイッチパネルです。
シート
フロントシートの座面の大きさはたっぷりあり包まれ感があります。
画像のシートは「version L」に標準で用意されている本革仕様で「ホワイトアッシュ」というカラーになります。
「F SPORT」にはシートヒーター、「version L」はシートヒーターに加えてベンチレーション(夏場に蒸れを防ぐ機能)が標準装備となっています。
このベンチレーションは採用する高級車が増えていますね。
リアシートはどうでしょう?
レクサス「UX」はトヨタのGA-Cプラットフォームというものを採用しておりホイールベースが2640mmとなります。
トヨタのC-HRやカローラスポーツも同じものを採用してます。
このプラットフォームは設計上の制約でステアリングとフロントシートの位置が決まっているため、どうしてもリアシートの足元スペースが不足気味です。
ただ大人の男性でもしっかり座れるだけの寸法は確保されています。
リアシート中央にはカップホルダー付きのアームレストが装備されています。
ちなみに運転席からの後方視界はこんな感じです。
クーペを思わせるカッコいいCピラーと引き換えに視界がやや犠牲になっている?
ムーンルーフ(サンルーフ)
全グレードにオプションでチルト&アウタースライド式のムーンルーフが設定されています。
将来、車を手放すときもこのムーンルーフ付きだと有利になります。
ラゲッジスペース
荷室寸法は最大で奥行790mm×横幅1250mmになります。
床面が地面からかなり高い位置にあります。
そのかわりラゲッジスペースの床下スペースには十分な空間があり、普段使わないものを収納しておくことが出来ます。
パンク修理キットは標準装備です。
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レクサスUXの内装で気になること
レクサス「UX」の内装で気になった点を挙げてみました。
ドアパネルの質感が残念
ドアパネルは露骨にコストダウンされていることがよくわかります。
ドアハンドルは樹脂にシルバー塗装が施されたもので触った瞬間に樹脂素材であることがわかります。
せめてセンター部分のパネルは別素材にするなど工夫がほしいですね。
大衆車なら許されますが、プレミアム価格の高級車であることを考えると残念です。
ちなみにほど同価格で購入できるメルセデスベンツのAクラスのドアパネルは別格の出来です。
ラゲッジスペースの容量がクラス最低レベル
VDA方式の測定でラゲッジスペース容量は220Lしかありません。
コンパクトSUVの中では少ない部類に入るトヨタのC-HRですら318Lですからライバル達と比べても突出して狭いと言わざるを得ません。
自分も初めて見たときはビックリしました!
最大の原因は荷室の高さ方向の寸法が低すぎることです。
レクサス「UX」の購入を検討されるなら、必ずラゲッジスペースをチェックしておくことを強くおススメします。
レクサスUXの内装カラーのバリエーション
レクサスの各モデルは輸入車と同じく、ボディカラーやインテリアカラーの選択肢がたくさん用意されています。
このため完全受注生産となっており在庫車を販売するという考えがありません。
そもそもレクサスには値引きがありませんので、在庫車をお得に購入するということがないメーカーなのです。
そのかわり、オーナーの趣味を色濃く反映したカラーの組み合わせが可能でコーディネートの楽しみがありますね。
インテリアカラーは「F SPORT」専用色を含めて合計で9色から選べます。
リッチクリーム
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
ホワイトアッシュ
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
ブラック
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
オーカー
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
コバルト
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
シャトー
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
F SPORT専用ホワイト
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
F SPORT専用フレアレッド
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
F SPORT専用ブラック
引用:https://lexus.jp/models/ux/configurator/
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レクサスUXのシート表皮のバリエーション
レクサス「UX」のシート表皮は全部で4種類が用意されています。
Ltexとは合成皮革です。
「version L」
引用:https://lexus.jp/models/ux/
「F SPORT」
引用:https://lexus.jp/models/ux/
「version C」
引用:https://lexus.jp/models/ux/
「ベースグレード」
引用:https://lexus.jp/models/ux/
レクサスUXの内装 まとめ
新型モデルとしてデビューしたレクサス「UX」の内装はいかがだったでしょうか?
レクサスの考えとして、この「UX」はデザインと走りを楽しむためのモデルと位置付けており、ドライバーを中心にしたインパネデザインはその表れといえます。
一部、気になる点もありましたが、全体的にドライバーがよく目にするところや触れるところはしっかり造りこまれていますので満足度は高いでしょう。
また、今回は内装を中心に紹介しましたが、新しいパワートレインによる動力性能も魅力です。
私も試乗してみましたが、特に新開発の2.0Lハイブリッドエンジンはプリウスのものとは別物のパフォーマンを持っており、新プラットフォームとの組み合わせによりSUVにもかかわらずスポーツ走行が楽しめました。
あなたもぜひディーラーで新型のレクサス「UX」を肌で感じてみてくださいね。
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