レクサスUX | 展示会でエクステリアやインテリア(内装)をチェックしてみました

すでに2018年10月から先行予約がスタートしたレクサスの新型SUV「UX」
発売は11月27日となっていますが、すでにかなりバックオーダーを抱えています。

今回は「LEXUSラインアップ試乗会-LEXUS DRIVING EXPERIENCE 2018-」で「UX」を体感してきましたので画像を交えてご紹介します。

レクサスラインアップ試乗会で「UX」をじっくり観察

11月3日に関西の泉大津フェニックス多目的広場で開催されるLEXUSラインアップ試乗会に友人が当選したため同伴者として参加してきました。

引用:https://lexus.jp

「LS500h」や「LC500h」など1000万オーバーの上級モデルなど4台の公道試乗や特設コースによる新型「ES」のテストドライブなど貴重な体験ができましたが、我々のお目当ては新型SUVの「UX」につきます。

引用:https://lexus.jp

新型車プロトタイプ体感ということで新型「ES」やマイナーチェンジしたばかりの「RC」と並んで「UX」のプロトタイプが展示されていました。

一般公開と違って見学者の人数が少ないので、何度も運転席や後席など乗り降りして使い勝手をチェック!
レクサスのスタッフや担当エンジニアの方がそばにいるのでいろいろお話を聞かせてもらいました。

今回展示されているモデルはあくまでプロトタイプということで具体的なグレードは記載されていませんでしたが、おそらくversionLに相当すると思われます。

レクサス「UX」の概要

ボディサイズ

全長  4,495mm
全幅  1,840mm
全高  1,540mm
ホイールベース 2,640mm

パワートレイン

■ UX200
直列4気筒2.0L直噴エンジン(日本初導入)

■ UX250h
2.0L新型ハイブリッドエンジン(日本初導入)

価格

■ UX200
ベースグレード 390万円
versionC    414万円
versionL    474万円
F SPORT    443万円

■ UX250h
ベースグレード 425万円
versionC    449万円
versionL    509万円
F SPORT    478万円

レクサス「UX」のエクステリア




横から見ると大きなフェンダーがあるためスバルのXVを思い起こさせます。

ドアミラーはブラック塗装+メッキ加飾が施されています。

この三眼LEDヘッドライトはversionLに標準装着です。オプション装着も可能です(ベースグレードを除く)

フロントバンパー下端にLEDフォグランプ。この縦長のインテークはダミーっぽいです。

展示車のボディーカラーは「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」という長~い名称の色になります。
(これが色の名称なの?)平たく言えばオレンジですが、この色は晴天はもちろん夕暮れ時も結構映えるカラーでした。
コンパクトSUVの「UX」にかなりマッチしていますね。

このCピラー周りが「UX」の魅力の一つと言っていいかもしれません。
後席ドアのメッキモール後端のデザイン処理も自分好みです。

「UX」の外観の特徴のひとつである飛び出たテールランプです。
これはデザインではなくスポイラーの役目を果たしているとのこと。

このオーバーフェンダーの付け根にはしっかり整流効果があるそうです。

リアゲートは電動で、バンパーの下に足を突き出して開け閉めすることが出来ます。

注目の新開発2.0Lハイブリッドエンジンです。「UX」の魅力の一つですね。
エンジンのパフォーマンスはもちろん期待できますが、さらに地図情報から積極的に回生を行うなどの「先読みエコドライブ」という機能が備わっています。

ところでボンネットダンパーは無し!
エンジニアの見解として「重心を下げたいので採用しなかった」とのことですが物は言いようですね~
確かにレクサスユーザーは自分でボンネットを開けることはしないのかもしれませんが…

18インチアルミホイールです。タイヤサイズは225/50R18でダンロップのSPスポーツMAXXが装着されていました。

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レクサス「UX」のインテリア(内装)

パッと見た目で気付くのはセンターコンソールが、かなり運転席側にオフセットされている点です。

ステアリングやメーターパネル周りは「LS」など上級クラスに通じる共通のデザインですね。
ダッシュボード上面にステッチが施されているものの、シルバーメッキパネルやウッドパネルのような加飾は少なくversionLにしては寂しいかも?
内装色がグレーというのも少し微妙な気がします。華がないといいましょうか...

ナビゲーションディスプレイは10.2インチワイド画面です。
エアコンルーバーの丸いツマミはどこか懐かしい感じが。

エアコンの操作ボタンなどの剛性が感じられ造りはしっかりしていました。

ステアリングはゴツいイメージで、実際に握ってみるとぶっといです。

女性など手の小さな人には抵抗を感じるかもしれません。
ステアリングのスイッチパネルは、デザインこそ異なりますがクラウンやカローラスポーツと同じレイアウトでした。
同じメーカーなら配置を統一するのはいいことだと思います。
ちなみにパドルシフトは付いていませんでした。F-Sportしか付かないのでしょうか?

フロントシートです。ホワイトに近いベージュ系の上品なデザインのレザーシートです。

もちろんパワーシートです。

グレーの内装もこの明るいレザーシートと組み合わせることでversionLらしさを感じさせます。

フロントドアの質感はちょっといただけません。
ドアハンドルは樹脂にシルバー塗装を施したものでカローラスポーツと同じです。
またスイッチパネルはヘアラインが入っているものの、すぐに樹脂とわかるフェイクです。
ドライバーならよく手に触れるところだけにこの仕上げには萎えますね~

アームレストを兼ねたコンソールボックスの容量はしっかり確保されています。

そのコンソールボックスの後ろ側には後席用のエアコン吹き出し口と2つのUSBポートがあります。

グリップハンドルは中央が滑りにくい材質で覆われています。

運転席からの左後方の視界です。C-HRに比べればマシですがカローラスポーツより死角が多いですね。

リアシートの足元広さは同じプラットフォームを採用しているC-HRやカローラスポーツとほぼ同じでしょう。

頭上空間もほとんどカローラスポーツと同じですね~

センターにはアームレストがありカップホルダー付きです。

リアシートから降車するときサイドシルが少し高く感じました。

後席のドアパネルです。
こちらもドアハンドルやウインドウスイッチパネルは樹脂感がハンパないです。

オプションでサンルーフが設定されています。

「UX」の最大のネックとして挙げられるのが、この狭いラゲッジスペースです。
後席を使用している状態でのラゲッジ容量はわずか220L!!(C-HRで318L/カローラスポーツで352L)
面積はともかく高さ方向が不足していて傾斜のきついバックドアがさらに助長しています。


デッキアンダートレーはあるものの、頻繁に出し入れする場所ではありませんので使い勝手は劣ります。
日常的によく荷物を積むなら必ず実物をチェックしてから購入を検討した方がいいでしょう。

また、荷室が地面からかなり高い位置にあり荷物の積み下ろしは厄介かもしれません。

この点をエンジニアの方に指摘してみると...
「荷物を載せることが多いお客様には一つ上のNXをおススメしています。
UXはデザインに魅力を感じて乗っていただくモデルと考えています。」

要は「SUVクーペとして考えろ」ということですね~

しかしほぼ同じコンセプトと思われるBMWの「X2」はラゲッジスペースもしっかり確保されていおり、容量は「UX」の2倍以上となる470Lもあります。


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2018年8月8日

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レクサスUX エクステリアやインテリア(内装)をチェックしてみました まとめ


私の中で、「UX」はレクサスのラインナップの中で唯一のマイカー候補になる存在でしたので、今回の展示は非常に楽しみでした。

エンジニアの方に「同じプラットフォームを持つトヨタのC-HRと何が違うのか?」と尋ねたら「UXは着座位置を下げてスポーティー感を持たせ、デザインを優先しています。」とお答えでした。
やはりBMWでいうところのXシリーズの偶数に相当するデザイン重視のSUVということなのでしょう。

レクサスでは「UX」をSUVではなくクロスオーバーと位置付けています。
スバルXVと同じコンセプトですね。

実際に現物を目にしてみると「UX」はかなりコンパクトに映りますが、全幅は上位モデルのNXと5mmしか変わらない1840mmあります。

レクサスに限りませんが、プレミアムブランドはなぜかSUVなら気軽に1800mmをオーバーする風潮があるように思えます。

それでも主に2人しか乗らないのであればこの「UX」は取り回しを考えればジャストサイズでしょう。

そしてなんといっても評判の高い「GA-C」プラットフォームと新型パワーユニットの組み合わせによる高い走行性能が、個人的には一番の注目ポイントです。

新開発の2.0Lハイブリッドエンジンは従来の1.8Lハイブリッドエンジンに比べてパワフルです。

コーナーでの安定性も高く、ハイブリッド車にもかかわらずスポーツカーとはいかないまでもボディ全体で一体感があります。

また「UX」に採用されている安全運転支援システム「レクサスセーフティシステム+」は、最新のトヨタセーフティセンスの機能に加えレーンチェンジアシスト機能も備わっており現在においてトップレベルの最新技術を手にすることが出来ます。

それだけに狭いラゲッジスペースとドアパネルの内装の質感だけは残念でなりません。
個人的には「CT200h」が関係しているとにらんでいます。

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2018年11月8日

それにしてもやはりコンパクトな高級SUVを待っていた人が多く、すでにバックオーダーを大量に抱えておりいまから発注して半年先になります。
新規ユーザーも多い思われるので、レクサスのラインナップの中でも1番人気になるかもしれませんね。

ディーラーに配車されればぜひ試乗に行ってみたいと思います。

レクサス ラインアップ試乗会 LEXUS DRIVING EXPERIENCE 2018に行ってきました

2018年11月4日

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