マイカーを検討するとき、国産車しか眼中にない人も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
「高そうだから...」「壊れやすそう...」と、何となく輸入車を避けているのなら、とても勿体ない話です。
今回は国産車と輸入車を乗り倒している立場から輸入車の魅力をお伝えします。
○○○○よりフレンドリーな輸入車ディーラー
国内の新車販売台数のうち、約1割が輸入車となっていますが、東京や大阪など大都市では頻繁に輸入車を見かけるだけに、まだまだ少ない気がします。
よくいろいろなお付き合いを通じて知り合った人達と車の話をすると、まだまだ輸入車ディーラーに抵抗を感じておられる人が多いことを実感します。
メルセデスベンツやBMW、アウディなど高級車ディーラーのたたずまいを見れば、確かに国産ディーラーにはない雰囲気がありますね。
ですが、たとえメルセデスベンツであっても今は幅広い客層をかかえています。
メルセデスベンツであればAクラスやBクラスにsmart、BMWであれば1シリーズや2シリーズなどコンパクトなモデルのラインナップを広げて新規のお客さん、というかファンを積極的に増やそうとしています。
気に入ってもらって次の乗り換えで上のクラスのモデルを買ってもらいたいのが本音かもしれませんね(笑)。
このため国産車からの乗り換えや国産車と迷っているお客さんは輸入車ディーラーはウエルカムの姿勢です。
特に、フォルクスワーゲンやボルボは、扱っている車がすべて高級車というわけでもなくディーラーもカジュアル指向でより入りやすいのではないでしょうか?
MINIはもちろん、プジョーやシトロエンも同様ですね。
私は新型車の試乗で輸入車のディーラーに出向くことが多いのですが、ぞんざいに扱われたり接客姿勢に差を付けられるようなことほとんど記憶にありません。
むしろ国産車であろうと輸入車であろうと営業マン個人の資質の問題でしょうね~
個人的には高級車しか扱わないレクサスの方がはるかに抵抗を感じることがあります(笑)
ちなみにレクサスにはCT200hという3代目プリウスをベースに開発されたレクサス最小モデルがあります。
このモデルはデビューして8年以上の年月が経過しているため車関係の話題に挙がることもほとんどありません。
ただ、奥様用?にセカンドカーとして一定の需要があるため販売が続けられており、このあたりは輸入車ディーラーと少し事情が違うのかもしれませんね。
話はそれましたが、皆さんももっと気軽な気持ちで輸入車ディーラーを訪ねてみてください。
また、高級車が展示してある場所に足を運ぶことは、いいものをまじかに見て感じることで自分を高めることにもなるかもしれませんよ。
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国産車と輸入車の違いを実感するのは?(内装編)
個人的にいろいろな輸入車に乗って国産車との違いをもれなく感じることをまとめてみました。
体形など個人差がありますので一つの参考意見としてみてくださいね。
シートの出来が違う
車に乗って運転する以上、シートは常に体に接しています。
この基本的なパーツについて、多くの輸入車で国産車との違いを感じることが出来ます。
輸入車は長時間運転を前提に運転姿勢が維持できる設計となっています。
国産車も新型車を中心に力を入れてきているようで座った瞬間は好印象なモデルもあるのですが、時間の経過とともに疲労が増す傾向にあります。
また、乗降性など使い勝手を優先していることも関係しているのかもしれませんね。
頻繁に乗り降りするような使い方ならそれでいいのですが、ドライバーズカーとしてみた場合は利点になりません。
また、パワーシートでも輸入車は調整箇所が多かったりメモリー機能がついていたりとコストがかかっています。
シートの造り一つで乗り心地も変わってくるんでしょうね。
おそらくシートに関して国産車と輸入車で開発におけるプライオリティ(優先度)がかなり違うのではないでしょうか?
ステアリングの出来が違う
いつも輸入車、特にドイツ車に乗ってしみじみと感じるのがステアリングの出来です。
手触りや握りやすさ、そしてなんといってもしっかりとしたロードインフォメーションが伝わってくることです。
まず手触りに関して、国産車の革巻きステアリングは総じて硬めでカサカサした印象を受けます。
これはそのうち手の脂で馴染んでくるのでしょうけど、握っていてグリップ(摩擦)が乏しく感じるのです。
その点、輸入車はしっとり感がありながらも汗ばむこともなく、しっかりグリップが効いているのを実感できることが多いです。
個人的に断面形状は太いほうが好みなのですが、手触りも含めてBMWのMスポーツとアウディは絶品だと思っています。
BMWやアウディのステアリング製造を手掛けている部門(会社)が外販してくれないかな~
そして、手触り以上に大きいのがステアリングを通じて運転している感覚があることです。
国産車は一部のスポーツモデルを除いてステアリングの反力が軽すぎるものが多いです。
大型セダンについても同様で、たまに「ゲームのステアリングコントローラーか?」と思わせる車に出くわすことがあります。
これは単にパワステが効きすぎということではなく、老若男女問わず扱えるようにそういう味付けなんだと認識していますが...
そしてタイヤが路面を捉えている(蹴っている)感触が乏しいのです。
ハイパワーであってもトラクションがあまり感じられないのは、どうなんでしょう?
これが「速く走れるんだけど運転して楽しくない」原因につながっていると思います。
輸入車はステアリングという重要なユーザーインターフェースの開発にも、きっと時間をかけているのでしょうね。
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インテリアの仕上げや配色センスが違う
残念ながら内装の仕上がりレベルやシートの配色センスは輸入車の圧勝です。
国産車はデザインでいろいろ健闘しているものの、魅せ方を本気で考えているのか?疑いたくなる点がたくさんあります。
よくもまあ、黒一色、グレー一色ばかり。
触れた瞬間、プラスチックだとわかるドアノブ...
100~200万円の車でコストがかけられないならわかりますが、400万オーバーでもこの有様です。
プラスチック感(樹脂感)をもう少し目立たない工夫が欲しいところですね。
また、見た目はイイ感じでもスイッチを操作すると剛性が不足していて頼りない印象を受けます。
インテリアの質感なら国産車で唯一対抗できるのはレクサスではなくマツダだけではないでしょうか?
オーナーとなって最も過ごす時間の長い室内空間だけに、「買ってよかった」と思わせる質感を追求してほしいですね!
国産車と輸入車の違いを実感するのは?(走行編)
国産車でもスバルのSGP(スバルグローバルプラットフォーム)やトヨタのTNGAのプラットフォームなど、コストや生産性だけでなく走行性能を追求するようになってきました。
もっとも大きいのはボディ剛性の強化でしょう。
そのおかげでインプレッサやC-HR,カローラスポーツは従来の国産車とは一線を画す乗り心地と走行安定性を手にしています。
しかし!!
やはりボディ剛性の高さ(剛性感の高さを含む)は、まだ輸入車にアドバンテージを強く感じますね~
路面の凹凸を乗り越えたときや中低速コーナーを通過するとき、ボディの一体感をしっかり感じることが出来るのです。
ドイツ車は以前ならガチガチの乗り心地でしたが、現在ではかなりマイルドになってきて国産車との差が縮まった印象があります。
それでも剛性感の高さは相変わらずです。
重たいドアや頑丈なドアヒンジが剛性の高さを物語っています。
そしてステアリングやブレーキを操作したときの支持剛性も差を感じます。
ステアリングのロードインフォメーションの情報量もあって、これが走行条件が厳しくなるほど安心感につながってきます。
ぜひ一度ワインディングロードで輸入車の走りを体験してみてくださいね!
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輸入車も積極的に検討してみませんか?国産車にない魅力とは?まとめ
乗り比べてきた経験から輸入車の魅力を紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
車を道具としか見ていない人には縁のない話ですが、車でドライブを楽しみたい人ならぜひとも輸入車に触れて体験してほしいですね。
決して「国産車がダメだから輸入車に乗り換えましょう」と、いいたいわけではありません。
国産車を選ぶにしても、いろいろな車を体験することで評価の幅が広がっていくのではないでしょうか?
乗り比べてコストも含めて国産車を選択するのも一つの答えでしょう。
偉そうにほざいている私ですが、極度のシビアコンディションにあたるため妥協して車を選びました。
所詮、自己満足に過ぎませんがこれは輸入車の走りを知ったうえでの結論だったりします。
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